おすすめWeb会議ツール6選!特徴を徹底比較

テレワークの普及に伴い、企業に働くサラリーマンはもちろん、プライベートな仲間うちや副業などでも広く一般的に利用されるようになったWeb会議。ご自身がWeb会議を主催するシーンも以前と比較して増えてきているかもしれません。皆さんはどんなツールを使っていますか?
 
今回はWeb会議ツールを検討する可能性がある方に向けて、「Zoom」「Google Meet」「Microsoft Teams」などの定番ツールに加え、「Discord」「LineWorks」「Slack」も含めた計6種類の無料版の特徴を、それぞれ比較しながら紹介します。

ライター:CLIP編集部

Web会議ツールとは

Web会議ツールとは、パソコンやスマートフォンなどを使ってオンライン上でミーティングを行えるツール。インターネット回線を利用し、複数人がリアルタイムで通信することで、まるでその場に集まったかのようにビデオ通話が行えます。会議室などに集まる必要がないため、会議室の確保や物理的移動が不要で、場所を選ばずに会議を開催できるのが大きなメリットです。
ツールによっては100人以上参加できたり、録画や文字起こし機能などを搭載していたりと、便利に会議が行えるのも嬉しいポイント。セミナーや研修などでの利用も進んでいます。

無料で使えるおすすめWeb会議ツールを徹底比較

この項では、無料で使えるおすすめのWeb会議ツール6種類を紹介します。

最大参加可能人数(無料/有料)最大利用時間(無料/有料)PC・スマートフォン対応Googleカレンダー連携
  Zoom100人/300〜3,000人(プランによる)40分/無制限◎(両対応)
  Google Meet100人/100〜1,000人(プランによる)3人以上1時間・2人24時間/無制限◎(両対応)
  Microsoft Teams100人/100〜300人(プランによる)60分/30時間◎(両対応)
  Discord50人/50人〜300人(有料サービス利用で拡張)無制限◎(両対応)
  LineWorks30人/200人60分/無制限◎(両対応)
   Slack2人(1対1)/50人無制限◎(両対応)

1.Zoom

Web会議ツールの定番ともいえるほど人気のある「Zoom」。
無料版は一度のWeb会議に100人の参加が可能ですが、ミーティングあたり40分の時間制限は他の会議ツールに比べるとすこし短め。
有料版ではミーティングあたりの時間制限がなくなるため、1対1でも長めのミーティングが頻発するようであれば、有料プランへの加入を検討しても良いかもしれません。また、以下のWeb会議に役立つ機能や会議の効率を上げるための機能を完備。

  • パソコン・スマートフォン両対応(専用アプリ)
  • バーチャル背景やアバター
  • 画面共有
  • メッセージ機能(チャット・ファイル共有)
  • ローカル上での画面録画・録音
  • ホワイトボード機能
  • ブレイクアウトルーム

など

参考:Zoomプラン
関連記事:Zoomでよくあるトラブルと解決法

2.Google Meet

Googleが提供するWeb会議ツールが「Google Meet」。
1対1の会議であれば最大24時間まで通話でき、3人以上でも1時間と、Zoomに比べて長いのは嬉しいポイント。Googleカレンダーから会議の設定も可能で、Googleのツールを中心に使っている方にはおすすめのWeb会議ツールです。

Web会議に役立つ機能や会議の効率を上げるための機能は以下。

  • パソコン・スマートフォン両対応可能(パソコン版はブラウザのみの利用可能)
  • バーチャル背景やアバター
  • 画面共有
  • チャット機能

など

機能は一通り揃っていますが、無料版にはブレイクアウトセッション、録画機能が無い点には注意が必要です。

参考:Google Meet

3.Microsoft Teams

Microsoft製のWeb会議ツールが「Microsoft Teams」。
最大の特徴は、「Microsoft Word」や「Microsoft Excel」などオフィスアプリとの連携ができる点。無料版でも、ファイルの共有やWeb会議中に「Word」や「Excel」を共同で編集しながら通話をすることが可能です。

Web会議に役立つ機能や会議の効率を上げるための機能は以下。

  • パソコン・スマートフォン両対応可能
  • バーチャル背景やアバター
  • 画面共有
  • チャット機能
  • ファイル共有、共同編集

など

文字起こし機能や録画機能なども搭載していますが、これらの機能は無料版では使えないため注意しましょう。自身やWeb会議を行う相手がWindows環境の方にはおすすめのツールです。

参考:Microsoft Teams なら無料でここまで使える! 有料版との機能の違いとは?
関連記事:Teamsの使い方。登録からビデオチャットの使い方まで解説

4.Discord

高音質・低遅延でゲーマーを中心に人気の高い「Discord」。
サーバーに人を集めておき、通話のタイミングで音声チャット部屋に参加する、といった使い方のため、通常のWeb会議ツールとは使い勝手が異なります。無料版でも最大参加可能人数は50人で、無料でも制限時間が無い点は魅力的です。無料でも利用可能ですが、配信する映像の画質などには制限があるため注意しましょう。

関連記事:Discordの使い方は?画面の見方や便利機能

5.LineWorks

LINEが提供するWeb会議ツール「Line Works」。
ビジネス特化のチャットツールですが、Web会議ツールとしても利用可能です。PC・スマートフォンともにWeb会議はできますが、アバターなどの機能は無いため注意しましょう。個人利用のチャットツール「LINE」とはアカウントは紐づかないためご安心を。

6.Slack

ビジネスチャットツールとして広く利用されている「Slack」でもWeb会議は可能です。「ハドルミーティング」という名前の機能がWeb会議にあたり、無料版でも利用できます。無料版の場合、1対1の会議のみ可能ですが時間制限は無いため小規模な会議のみ行うのであれば、「Slack」1つで完結。3人以上の場合は有料プランへの加入が必要になるため注意しましょう。

関連記事:Slackとは?基本の使い方・メリットを解説

まとめ

今回は、最も使用されているであろうWeb会議ツール「Zoom」「Google Meet」「Microsoft Teams」を含めた6種類のWeb会議ツールの機能を比較し紹介しました。

どれも非常に使いやすく、人気の高いツールですが、録画機能や文字起こし機能、他のサービスとの互換性などにおいて違いがあります。それぞれの特徴を把握したうえで、ご自身や参加者の環境に合ったツールを選びましょう。


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