職場などでパソコンを使用している方は「Googleドライブ」というサービスを聞いたことがあると思います。 今回は「Googleドライブ」とは何か、登録方法や基本的な使い方を、写真をまじえて紹介します。
ライター:CLIP編集部
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Googleドライブとは?
Googleドライブとは、Googleが提供しているクラウドストレージサービスです。
オンライン上にデータを保存し、パソコンだけでなくスマートフォンからもアクセスができるクラウドストレージの利用者は年々増加しており、ICT研究所の調査によればクラウドストレージの個人利用者は2023年度に5,620万人、市場規模は920億円に拡大する見通しです。
そんな中Google ドライブは2022年時点で利用者数、顧客満足度ともに1位。その魅力は無料プランでも15GBまで利用可能なことや、データの共同編集ができるといった使いやすさがあげられるでしょう。
有料のGoogle Oneプランに加入すれば、月額250円で100GBまで容量を増やすことができます。それだけでなく、最大5人のユーザーとデータ容量を共有できるなどの特典も。
容量をさらに追加したい場合は月額380円で200GB使用可能なスタンダードプラン、月額1,300円で2TB使用可能なプレミアムプランが用意されています。
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Googleドライブと連携させたい便利なサービス
Googleドキュメント
GoogleドキュメントはMicrosoft Wordのようなクラウド文書作成ソフトです。文章を書くことはもちろん、図や画像、表や写真を挿入することもできます。
Googleスプレッドシート
GoogleスプレッドシートはMicrosoft Excelのようなクラウド表計算ソフト。関数を使ってデータを算出したり、グラフや表を作成したりできます。
Googleスライド
GoogleスライドはMicrosoft PowerPointのGoogle版。スライドショーでプレゼンテーション資料の作成をする時などに利用できます。
Googleフォーム
Googleフォームは問い合わせフォームやアンケートフォームなどを簡単に作成できます。入力されたデータはGoogleスプレッドシートと連動しておくと自動で集計させることも可能。
Google図形描画
Google図形描画は図形の描画や図形を用いたグラフやレイアウト図、フローチャートなどを作成できるサービス。作成したものはドキュメントやウェブサイトに使用できます。
Googleマイマップ
Googleマイマップは地図上にピンや付箋を貼って加工ができるサービスです。行きたいお店や場所のリスト化が簡単にできるでしょう。
Googleサイト
GoogleサイトはGoogleが提供するホームページ作成ツール。豊富なテンプレートや設定項目が用意されているため、HTMLなどの専門知識がなくてもホームページが作れます。
Google Jamboard
Google Jamboardはホワイトボード形式でアイデアを書き込めるサービスです。図を書いたり付箋を貼ったりできるだけでなく、Googleドキュメントやスプレッドシート、スライドから必要な資料を取り込むことができます。
Googleドライブの登録方法
Googleドライブの登録を行うには、まずGoogleドライブのトップページから「登録する(料金不要)」をクリックし、「個人で使用」を選択。
その後、名前や任意のパスワードなどの必要情報を入力し「次へ」。
※ この時につけるユーザー名は、Gmailを利用する際のメールアドレスにもなります。
さらに生年月日や性別を入力し、「次へ」をクリック。
電話番号など「(省略可)」と記載のあるものについては、入力しなくても登録できます。
その後表示されるプライバシーポリシーと利用規約を読み、問題がなければ「同意する」を選択。これで登録完了です。
Googleドライブの基本的な使い方
基本的な操作方法を紹介します。
ファイルのアップロード~共有まで
ファイルのアップロード
マイドライブ画面の「新規」をクリック。
「ファイルのアップロード」を選択。
アップロードしたいファイルを選択し、「開く」をクリック。
マイドライブ画面の中央付近に先ほど選択したファイルが表示されていればアップロード完了です。
これ以外にもファイルをホーム画面中央のスペースに、ドラッグアンドドロップをするだけでもアップロードできます。
ファイルの共有
アップロードしたファイルを誰かに共有したい場合は、そのファイルを右クリックし、共有を選択。
「制限付き」を「リンクを知っている全員」に変更。
その後、共有相手の権限を選択します。権限の内容は以下の通り。
- 「閲覧者」:ファイルの読み取りのみ。
- 「閲覧者(コメント可)」:変更や共有はできず、コメント機能のみ使用可能。
- 「編集者」:ファイルを自由に編集することが可能。
最後に「リンクをコピー」をクリックし、「完了」。
ファイルを共有したい相手に、メールなどを用いてコピーしたリンクを送付します。
権限の変更
一度ファイルを共有した相手の権限の変更は以下の手順ですぐに実行できます。
- 権限を変更したいファイルを右クリックし、「共有」を選択
- 権限を変更したいユーザーの「権限」欄をクリック
- 希望する新しい権限を選択
- 最後に「保存」をクリック
データ容量の確認と削除方法
Googleドライブは15GBまでは無料で利用できますが、それ以上の利用は有料プランに加入する必要があります。そのため、無料で使い続けたい場合はデータの節約が必須。
現状のデータ使用量は、マイドライブ左下の「保存容量」から一目で分かります。もし容量が圧迫されている時は、「保存容量」をクリックすると下記のようにどのファイルがどれくらい容量を使用しているかがわかります。この画面で不要なファイルを見つけた時は、そのファイルを右クリックし「削除」しましょう。
まとめ
Googleドライブの人気の秘訣は無料であることに加えて、使いやすさと多種多様なサービスと連携ができること。現在クラウドストレージやデータ共有ソフトの利用を検討されている方は、候補のひとつに入れてみてはいかがでしょうか。
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