こんなはずじゃなかった!ラストの展開が気になる映画3選

今年に入ってから度重なる騒動が続く、新型コロナウイルス。発見された昨年末や報道が始まった1月時点で、こんなことになると誰が予想できたでしょうか……。

しかし、そんな世界を賑わす騒動も終息の兆しが見えてきています。下を向いてばかりいられません!
こんな時こそ、映画を観て、楽しく笑いましょう!!

ということで、今回は思わず「こんなはずじゃなかった!」と言っちゃいそうな、ラストの大どんでん返しが印象的な作品を3つご紹介いたします。
今回も、IT技術を駆使して映画のワンシーンを表現したクイズもご用意したので、ぜひ何の映画のタイトルか当ててみてください!

ライター:CLIP編集部

【第1問 レベル★☆☆】この画像があらわす映画は何でしょう?

ヒント①:男たちが繰り広げるラブ・バトルロワイアル

ヒント②:Twitter世界トレンドNo.1ドラマの劇場版

ヒント③:クスッとする仕掛けや言い回しがたくさん

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正解は……「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」!

【あらすじ】
永遠の愛を誓ったあの日から1年。上海・香港転勤を経て帰国した春田創一を、天空不動産東京第二営業所の黒澤武蔵らお馴染みのメンバーや新入社員が歓迎する。そんな彼らの前に、天空不動産本社のプロジェクトチーム「Genius7」のリーダー・狸穴迅が現れる。

「微ネタバレ注意!」ここから先は映画を観てから読んでね!

【CLIP’s レビュー】
この映画は、TVドラマで話題になっていたので存在自体は知っていました。しかし男性の私はなかなか見る気になれず、まずは公式サイトにある2分でわかるおっさんずラブをチェックしてから視聴しました。
主人公の春田と牧、黒澤部長を巻き込んだ男同士の恋愛ドラマで非日常が描かれていてなかなか面白そうと期待が高まりまってきました。最終回で春田が黒澤部長との結婚式を途中で抜け出し、牧に「結婚してください」と熱いプロポーズをし、ハッピーエンドで終結しました。
さて、劇場版はというと、恋愛要素に加え、さまざまな伏線とクスッと笑える要素が組み込まれています。
上海・香港転勤の最終日を過ごす春田のシーンから始まり、日本に帰ってきた春田を待ち受けていたのは天空不動産本社のプロジェクトチーム「Genius7」のリーダー・狸穴迅、そして恋人の牧。ドラマでも描かれていた、春田、牧、黒澤部長の三角関係に加えて、春田の部下、ジャスティスと、牧の上司である狸穴を含めた五角関係まで発展していくんです……。「いや春田どんだけモテんねん!!」とツッコミを入れたくなりました(笑)。
伏線を交えながら彼らの日常を描いているのですが、ラストの15分がダイナミック。なんとアクションシーンに突入です。取引先の娘が誘拐され、爆弾と共に監禁される春田。助けに行く牧、黒澤部長、同僚たち。爆発し、燃え盛る工場の中で春田を奪い合う牧と黒澤部長。何とか助け出され、犯人は逮捕。物語は大団円を迎えるのですが、この出来事はラストに繋がる大いなるミスディレクションなのだと、のちにわかりました。すべては映画のラストシーンを見せたいがための物語だったんじゃないかと思うほどに、完成度の高い作品でした。
「おっさん同士の恋愛って……」と食わず嫌いしている方にも是非観てほしいハートフルな一本ですね!

【第2問 レベル★★☆】この画像があらわす映画は何でしょう?

ヒント①:ラスベガスからパリまで一瞬で移動

ヒント②:今月3作目の制作が本格始動

ヒント③:マジックを武器に4人が大暴れ

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正解は……「グランド・イリュージョン」!

【あらすじ】
4人のスーパーイリュージョニストチーム“フォーホースメン”はラスベガスでショーをしながらパリの銀行から金を奪う。FBIとインターポールから追われる彼らだが、誰よりも先を見ていた。

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【CLIP’s レビュー】
2013年に公開されたこの作品ですが、とにかくカッコよすぎるんです。 本作の主人公となる4人のイリュージョニストたちによる、マジックに驚かされっぱなしになります。その一つひとつのタネが明かされており、おもわず「まじかっ!」とつぶやいてしまいました。
4人の主人公に謎の人物よりメッセージが届くことで物語が動き始めます。
若手マジシャンとその助手、催眠術師、コソ泥……。彼らが結集して、マジックショーを行う傍らで、犯罪に手を染める集団“フォーホースメン”として活動をしていくのですが、その手際は「さすがイリュージョニスト」と言うところ。
最初は、ラスベガスで行うショーの一環でパリの銀行から金を盗むのですが、観客を舞台に上げて一瞬でパリに移動させます……。
何を言っているかわからないと思いますが、本当のことなんです……。作中でタネを明かしており、「そんな単純なトリック……」と感嘆してしまいました。
ほかにも4人を捕まえようとする捜査官のローズから逃げるため、カーテンに隠れる。そしてローズがカーテンをめくると姿を消している……。ビルから飛び降りる瞬間にお金に変わる……。といった、マジックを多用しながら絶体絶命のピンチでも逃げていくんですよ。
最初から最後まで、この作品のテーマにもなっている「ミスディレクション」に翻弄されっぱなしです。
そして物語が進むにつれて謎を増していく、4人を集めた謎の人物の正体。怪しいやつが多すぎて、最後の最後まで見当がつかないんです。エンディングで明かされるのですが「お前なのかよ!」と完全に騙されてしまいました。
映画というよりは、一つのショーを観たような満足感が味わえます。
続編で明らかになる伏線も多数張られており、2作目を観た後で観返したらまた違った楽しみ方ができるんじゃないかと思います。
現在、3作目が本格始動をしたとのことなので、この機会にフォーホースメンのショーに騙されてみるのもいいかもしれません。

【第3問 レベル★★★】この画像があらわす映画は何でしょう?

ヒント①:クライムサスペンス映画の傑作

ヒント②:アガサ・クリスティーの小説が脚本の下敷きとの噂も

ヒント③:尋問シーンに張られたいくつもの伏線

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正解は……「ユージュアル・サスペクツ」!

【あらすじ】
コカインの取引現場が襲撃され、密輸船が爆破して大量のコカインと金が消え、警察は唯一の生存者キントの尋問を始める。キントは、事件の黒幕は誰も顔を知らない大物ギャング・ソゼだと語るが……!?

「微ネタバレ注意!」ここから先は映画を観てから読んでね!

【CLIP’s レビュー】
コカインの取引現場が襲撃され、密輸船が爆破して大量のコカインと金が消え、警察は唯一の生存者キントの尋問を始める。キントは、事件の黒幕は誰も顔を知らない大物ギャング・ソゼだと語るが……!?
最後にあっ!と言わせるどんでん返しの映画はたくさんありますが、この作品はその中でも目を見開きたくなるようなストーリーでした。
物語は、コカインの取引現場が襲撃され、大金と麻薬を積んだ密輸船の爆破事件から始まります。この事件によって、首謀者である犯罪者集団と密輸船のマフィア、どちらにも多くの死者が出て、犯罪者集団側のヴァーバル・キントという詐欺師と重傷を負った船の乗組員のみが生き残ったのです。
ヴァーバルは警察の捜査員の尋問で、ヴァーバルを含む5人の男たちが6週間前に連行されたことが発端であると語ったのです。
この5人がどんどんと事件を起こすのですが、その中で伝説のギャングであるカイザー・ソゼと呼ばれる人物に目を付けられていることがわかります。見逃す代わりに、冒頭で起こったコカイン密輸船の爆破を持ちかけられたのです。
ヴァーバルの尋問シーンと回想シーンが連なるように進んでいくのですが、ソゼの正体についてどこの伏線が張られているのか気になって、なかなか目が離せません。
物語が進むにつれて犯人の予想が出来るのですが、最後の5分にどんでん返しが待っていました。……捜査員が飲んでいたコーヒーカップの裏の文字が映ったときには「やられた!」としか言いようがありません。詳しく言えないのが悔しいです。
サスペンスが好きな人であれば、作品の途中で多分この人が真犯人だろう。と推測は可能な映画ですが、種明かしのオシャレさが光る作品です。真犯人が当たっていたとしても、この作品にしてやられたと感じざるを得ないです。
真犯人が分かってからもう一度観ても、別の角度から楽しめる作品ですね。

いかがでしたでしょうか。衝撃のラストに驚いたのではないでしょうか。
上手く張られた伏線やストーリーやキャストのセリフでの思考誘導……どれもが秀逸で、これだけうまく騙されたらもう笑うしかありません(笑)。
まだまだ続くおうち時間は映画鑑賞をお楽しみください!


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