プロジェクターは小型がおすすめ。買う前に確認したい3つのポイント

ライフスタイルに合わせて持ち運べる、小型プロジェクターが増えてきています。家の天井に映して寝転びながら映画を観たり、キャンプに持っていって外で動画を楽しんだり、充実した生活に役立つアイテムです。
今回は小型の家庭用プロジェクターの選び方を紹介。購入を検討している人は参考にしてみてください。

ライター:CLIP編集部

小型プロジェクターを買う前に確認したい3つのポイント

プロジェクターは小型でもテレビより大きなサイズで映像が楽しめるため、ホームシアターやキャンプでの鑑賞など、プライベートでの需要が高まっています。「Netflix」をはじめとするストリーミングサービスの充実に伴って近年注目が集まり、スピーカー内蔵型や4K対応モデルなど、高性能なプロジェクターも登場するほど。
「小型プロジェクターがほしい」とすぐに購入するのは少し待ってください。購入を検討する上で、確認することが大きく分けて3つあります。

1.小型プロジェクターの使用目的

小型プロジェクターの使用目的

そもそも何のために小型プロジェクターを購入するのかを明確にしておきましょう。自宅での映画鑑賞なのか、テレビの代わりとするのか、それともアウトレジャーで使用するのか。目的によって持ち運びを考えたサイズや明るい場所でも見やすい映像の明るさなど、選ぶ基準が変わってきます。

2.小型プロジェクターの投影場所

小型プロジェクターの投影場所

自宅で小型プロジェクターを使う場合、どこで使うのか、どこに投影するのかの確認は必須です。家の壁や天井、カーテンなど、スクリーン以外に投影する場合は、表面の凹凸などによってキレイな映像にならない可能性があります。投影場所はできるだけフラットで広い場所にしましょう。
プロジェクターから投影場所の距離も要チェックです。大きなスクリーンにしたいのであれば、十分な投影距離を取る必要があります。しかし「単焦点」タイプであれば、投影距離が短くてもある程度の大きさとピントの調整が簡単に可能です。機種によって必要な距離が違うので、事前に置き場と投影場所の距離をしっかりと測っておきましょう。

3.小型プロジェクターの購入予算

小型プロジェクターは高性能のモデルが発売されており、価格は数千円~10万円超えまでと上を見るとキリがありません。機能面も大事ですが、MAXの金額を決めておくと良いでしょう。

小型プロジェクターの選び方

多種多様な小型プロジェクターの中から自分にあった機種を決めるのは難しいもの。しかしプロジェクターの基礎的な機能を知り、使用目的や設置場所などに合わせて妥協できない機能を選べば、自然と自分にぴったりな小型プロジェクターを決めることができるはずです。

パネルタイプ

パネルタイプとは、プロジェクターの投影方法のことで主に2種類あります。
主流となっているのが「DLP」タイプで、高いコントラストを用いて映像を表現。映像の調節しやすいのが特徴です。
画質を重視するのであれば「LCOS」タイプを選びましょう。「DLP」がミラーの反射で映像を映すのに対し、「LCOS」は液晶で投影するため高画質な映像が期待できます。「LCOS」は4Kにも対応する機種もあります。

アスペクト比

アスペクト比

アスペクト比は、投影される映像の縦横比のことです。テレビやNetflixなどの映像は16:9、PowerPointなどの資料などは4:3の縦横比です。そのためNetflixなどで映画を楽しみたいのであれば、16:9に対応しているプロジェクターを選びましょう。
さらに映画館のスクリーンは2.35:1になるので、映画館の臨場感を味わいたいのであれば、このアスペクト比に対応しているプロジェクターを選んでも良いかもしれません。

映像の明るさ

プロジェクターの明るさは「ルーメン」という単位で表現されます。ルーメンの数値が大きいほど、明るい場所でもしっかりと鑑賞できます。しかし明るさが大きいモデルはバッテリー消費が早く価格も高い場合が多いです。暗くした部屋で楽しむのであれば、100ルーメン程度のモデルで問題ないので、基準にしてみてください。

映像の美しさ(コントラスト比 / 画素数)

Netflixなどのストリーミングサービスをプロジェクターで楽しみたいのであれば、映像の美しさは重要ですよね。美しさは「画素数」と「コントラスト比」を確認しましょう。一般的な「画素数」は、640×480と854×480の2種類ですが、映像にこだわるのであれば1366×768以上のモデルを選ぶと良いでしょう。
明るい場所と暗い場所の「コントラスト比」が大きければ、メリハリの効いた美しい映像が楽しめます。10000:1以上あると明暗がはっきりと表現できますが、高価になるので予算と相談してみましょう。

OS搭載の有無

最新の小型プロジェクターは、インターネットに接続可能なIoT機器であることがほとんど。スマホのようにOSを搭載しているモデルも発売されています。代表的なOSが「Android」で、プロジェクター単体で動画サービスやゲームアプリを起動して投影できるため、スマホやパソコンを接続する必要がなくなります。利便性を追求するならば「OS」搭載型を選ぶと良いでしょう。

持ち運びのしやすさ

持ち運びのしやすさ

プロジェクターを同じ場所に設置して使用する場合は関係ありませんが、持ち運んでリビングや寝室で使ったり、アウトレジャーに持っていったりしたい場合は、「内蔵バッテリー」と「サイズ」を事前に確認しておきましょう。
「内蔵バッテリー」は2~5時間ほどの小型プロジェクターがほとんど。映画を観る目的であれば、3時間は使用可能なプロジェクターを選ぶのがおすすめです。
小型プロジェクターはどれも持ち運びに適したサイズですが、700gと少し重いモデルもあります。携帯性を重視したいのであれば重量は400g以下で考えましょう。最近では手のひらに収まるサイズのプロジェクターもあるので、機能面と合わせて検討してみてください。

小型プロジェクターを快適に楽しむなら、インターネット回線が重要

Wi-Fi接続のモデルがほとんどを占めている最新の小型プロジェクターは、インターネットの回線速度が悪いと、ストリーミング再生であっても動画が止まったり、音が途切れる場合があり、映像に集中できなくなります。
快適に楽しみたいのであれば、インターネットの通信速度を確認してみましょう。ブラウザで「インターネット速度テスト」と検索すると、測定できるWebサイトが検索されるので、試してみましょう。もし「下り」の通信速度が5Mbp以下の場合は、HD再生が満足にいかない場合があります。その場合は、契約の見直しをおすすめします。5ギガ・10ギガなどの大容量で高速通信が可能な回線に変えると、他のデバイスを使用しても快適に動画が楽しめます

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まとめ

巣ごもり需要の高まりによって、注目を集める小型プロジェクター。モデルによって、性能は様々なのでどれを買えばいいのか迷いがちですが、目的に合わせて選べば失敗せずに選ぶことができるはず。ぜひテレビやモニターでは味わえない、大迫力の映像を楽しんでください。


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