PCの動作が遅くてイライラ……。そんなときは外も中も掃除して、快適なビジネスワークを!

ビジネスマンの皆さん、PCの動きが悪くてイライラすることはありませんか? 「処理速度が遅い」「PCがフリーズする」「すぐにアプリが落ちてしまう」など、例を挙げていけばキリがない……。

CLIP編集部にも、デスクでの作業効率が悪いと嘆く女性スタッフがいるんです。エクセルで作業をしていれば、アプリが落ちてしまい、一から作り直し……。「じゃあこまめに保存すればいい!」と思うも、保存するためにPCがフル稼働してフリーズ、結局アプリが強制終了して一から作り直す……、このループにハマっているそう。調べてみると、彼女のPCは容量いっぱいにデータが保存されていて、処理速度が落ちているようです。

ライター:CLIP編集部

実はこういった症状ってPCを掃除したり、ハード内を整理すれば、ある程度解消できるんです。では早速、女性スタッフのPCを大掃除していきましょう!

たまったホコリが悪影響! 3つのお掃除ステップで簡単お手入れ

PCの各部にホコリがたまってしまうと、内部の熱をうまく排出できずに処理速度が遅くなってしまうんです。しかも故障の原因にもなるので、きれいにしていきましょう!

外装は濡れふきん、細かい部分は綿棒で!

STEP1:外装は濡れふきん、細かい部分は綿棒で!

いつも頑張ってくれているPCをねぎらって、濡れふきんで拭いてあげましょう。USBポートやファンの通気口、ACアダプターのコネクター周りは特にホコリがたまりやすいので、綿棒を使って隅々まできれいにしてください。

POINT:手垢やコーヒーの染みといったしつこい汚れは、薄めた中性洗剤を使えばみるみるうちに落ちていきます。

手垢やコーヒーの染みといったしつこい汚れは、薄めた中性洗剤を使えばみるみるうちに落ちていきます。

STEP2:キーボードは「トイレより汚い」!

常に触り続けているキーボードは、とても汚れているんです。中性洗剤を薄めて、ボタン一つひとつを丁寧に拭いてください。隙間に挟まっているホコリやごみは、エアダスターなどの空気の力でごみを吹き飛ばす道具を使いましょう。

POINT:エアダスターがない場合は、セロハンテープや付箋の粘着部を差し込んで、ごみを取るのも◎。絶対にやっちゃいけないのは、息を吹き付けること。水気のある息は故障の原因に!

エアダスターがない場合は、セロハンテープや付箋の粘着部を差し込んで、ごみを取るのも◎。

STEP3:液晶画面は優しく、赤ちゃんを扱うように。

静電気が発生しやすく、ホコリが付着しがちな液晶画面。ゴシゴシとこすってしまうと、画面が傷ついてしまうので、柔らかい布で優しくホコリを絡めとっていきましょう。

POINT:乾拭きだけでは汚れが落ちない場合は、液晶用のウェットティッシュを使いましょう。100均でも買えるので常備しておくのもいいかも!

中もお掃除!データ整理で、動作速度も作業効率もUP!

データ整理で、動作速度も作業効率もUP!

次はPCの中。ハード内を整理してみると、必要のないデータがあったり、同じ書類が違う場所に保存されていたり……。整理しておけばどこに何があるかがすぐにわかって、作業効率もあがりますよね。今回は私が実践していることを、上と同じく3つの手順で伝授していきます!

STEP1:誰が作ったデータであっても、自分ルールで名前を統一!

「案件名_日付」のように、同一案件でデータ名を揃えておけば、フォルダ内でもいつ作ったものか一目瞭然。特に画像や書類など、他の人が作ったデータも「案件名_制作者名_日付」のように合わせておくことで、検索性が上がるんです!

ルールで名前を統一!

POINT:よく使うデータをフォルダの上に持ってきたい場合は、「★案件名_日付」のように記号を先頭に入れると一番上にやってくるので便利です。

STEP2:大テーマから小テーマに。フォルダ内に階層を作って検索性UP!

フォルダの中にフォルダを作る際、「2019年」⇒「CLIP」⇒「12月公開」⇒「記事_PC大掃除」のように、大きな括りから徐々に小さくしていくことで、「いつ、どの案件の、どのデータ」と順を追って探すことができるので、検索性が格段にあがります!

POINT:作業中データは、一時的に保管する場所を作っておけば、すぐに作業に取り掛かれるのでおすすめ。

作業中データは、一時的に保管する場所を作っておけば、すぐに作業に取り掛かれるのでおすすめ。

STEP3:デスクトップのアイコンは最小限に!

フォルダを作るのは、PCの「ドキュメント」内が最適。実はデスクトップにデータを保存しているとPCの仕様上、処理速度に負荷がかかってしまいます。デスクトップには保存せず、スマートなデスクトップを心掛ければ、動作も早くなるんです!

POINT:デスクトップにショートカットを置くと、目的のデータへのアクセスがしやすくなります。

お掃除の仕上げ!古いデータはバックアップでPC外に!

ハード内の整理が終わったら、最後の仕上げ。データ容量の大半を占めている古いデータを別の場所に保存して、空き容量を増やしていきましょう。

古いデータはバックアップでPC外に!

STEP1:基本中の基本、外付けハードディスク!

フリーソフトなどを使って、PCの設定なども全てバックアップ。もしPCが壊れて、新PCにデータを復元するとき、自分仕様に変えた設定ごと戻せるので、全データをバックアップしておいて損はありません!

POINT:OS用とデータ用でディスクを分けておくと、もしもの時に故障した分野で使い分けられて、復元の時間短縮に!

複数人と共有するデータはオンライン上で管理!

STEP2:複数人と共有するデータはオンライン上で管理!

作成中の書類や画像などの複数人と共同で作業するデータは、クラウドサービスを活用すれば共有も楽ちん。スマホと連結させておけば、外出先からも確認できるので、リアルタイムでの更新することもできます。

POINT:サービスによっては画像を無制限に保存でき、自動的に日付などで分類もしてくれるので便利です。

STEP3:オンライン上の貸金庫“コールドストレージ”を活用!

去年のメールデータや今までのプレゼン資料など、「いつも使うわけじゃないけど、残しておきたいデータ」ってありますよね。“コールドストレージ”と言われるオンライン上の貸金庫のようなサービスなら、安全に保管してくれるんです。

POINT:最初に設定しておけば、自動でバックアップを取ってくれるので、更新を忘れてデータが無くなる心配ありません!

まとめ

PCの動作が遅くてイライラ……。 そんなときは外も中も掃除して、快適なビジネスワークを!-画像_11

ここまでやれば、処理速度も格段に上がって、作業効率もあがったはず。1クリックごとにフリーズしていたPCも、今ではサクサクと動き、女性スタッフも「自分のPCじゃないみたい!」と感動。滞っていたデスク作業もスムーズに終わらせることができて、「毎日の仕事時間がずいぶん短縮できました!」と涙を流していました。
皆さんも、もしPCの動きが悪くて、イライラしているのであれば、PCを外と中の両方から大掃除して、ビジネスワークを快適に過ごしませんか?


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