パワーポイントに無料で使えるおしゃれなフォント20選

仕事やプライベートでパワーポイントを使って資料を作成する際、その資料がどこか自分の伝えたいイメージと合っていないと感じることはありませんか。そんな時はフォントを変えてみましょう。フォントを変更するだけで、がらりと資料のイメージを変えることができます。
この記事では、パワーポイントの資料作成に無料で使えるおすすめフリーフォントを紹介します。

ライター：CLIP編集部

フォントとは？

フォントとは、文字のスタイルやデザインのことで、書体を指します。PowerPointやWordなどのソフト・アプリ上で違うフォントを選択すれば表示された文字の見た目が変わります。
仕事で作成するパワーポイント資料の多くは、テキスト・資料・図表で構成されます。その中でもテキストを見やすく工夫すると、資料自体をより伝わりやすくできます。見やすく分かりやすいパワーポイントを作成するためには、どのようにフォントを選んでいけば良いのでしょうか。

フォントから受けるイメージには違いがある

フォントによって見る人が受けるイメージは違います。そのため、作成している資料の内容や読み手に感じて欲しいイメージに合わせてフォントを選ぶことが大切です。
日本語のフォントを大きく4タイプに分け、それぞれどのような印象を受けるのかまとめました。

見やすいフォントを選ぶ2つのポイント

パワーポイントの資料で一番重要なのは「見やすさ」。見やすい資料を作成するためにはフォント選びが大切です。前述したフォントから受けるイメージに加えて、見やすいフォントを選ぶためのポイントを2つ紹介します。

ポイント1．読みやすいフォント選びと重要3項目

パワーポイントの資料を見るシチュエーションとして、紙やパソコンなどで手元に近い状態で見てもらう場合と、会議室のスクリーンに映し出すなど離れた状態で見てもらう場合があります。どのような環境でもストレスなく正しい情報を読み取ってもらえるように意識しながら、適切なフォントを選びましょう。フォントを選ぶ際のポイントは以下の3点です。

1．視認性

視認性とは、文字の認識のしやすさ、目立ちやすさ。文字を見たときにすぐ認識できるかどうかを表します。

2．可読性

可読性とは、文字の読みやすさ。可読性が高いと、素早く読め、長い文章が読みやすくなります。

3．判読性

判読性とは、文字の分かりやすさ、似ている文字との区別のしやすさ。誤読を防ぎます。

ポイント2．太字に対応したフォントを選ぶ

資料の中で重要なことを伝えたいときは、フォントを太字にするだけで目立たせることができます。フォントの中には太字に対応していないものもあるので、ダウンロードする際に確認しましょう。

フリーフォントを使って資料作成する際の注意点

フリーフォントを使って資料を作成する際に注意しておきたい点をまとめました。

1．互換性のあるフォントを選ぶ

作成した資料を仕事相手などと共有する方は多いと思います。他のデバイスで資料を表示する際、相手のデバイスにフォントが登録されていないと別のフォントで表示されてしまいます。せっかく見やすいフォントを選んだにも関わらず、意図しない別のフォントで表示されてしまうと資料が読みづらくなることも。相手のデバイス環境を確認した上で使用するか、共有する際にはPDFに変換すると良いでしょう。

2．資料全体でフォントを統一する

資料中に使用するフォントは1つか2つに絞りましょう。多くのフォントを使うとごちゃごちゃして見づらい印象になってしまいます。

3．商用利用可能かどうか確認する

フリーフォントには、作成者が定めた利用規約があります。仕事でフリーフォントをDLして利用する際は、「商用利用可能」と記載があるものを選びましょう。商用利用可能なものでもWeb掲載や印刷物はNGなど、それぞれ決まり事があるので注意が必要です。必ず利用規約やライセンスを確認しましょう。

おすすめフリーフォント20選

無料で商用利用可能なフォントの中でも、収録漢字が多く仕事用としても使いやすいパワーポイントにおすすめフォントを20種類紹介します。フォントプレビュー画像、配布先のURLも掲載しているので、フォント探しの参考にしてください。

明朝体

1．刻明朝

2．しっぽり明朝

3．はんなり明朝

4．コーポレート明朝

5．源暎こぶり明朝

ゴシック体

6．コーポレート・ロゴ

7．源暎ゴシックN

8．源ノ角ゴシック

9．スマートフォントUI

10．やさしさゴシック

丸ゴシック体

11．ほのか新アンティーク丸

12．源柔ゴシック

13．Rounded M＋

14．キウイ丸

装飾書体

15．ラノベPOP

16．クラフト明朝

17．かんじゅくゴシック

18．ふい字

19．瀬戸フォント

20．ボトムズ

まとめ

無料で利用できるフリーフォントの中には、ビジネスで使いやすい高品質なものがたくさんあります。
ご自身が伝えたいことをスムーズに、かつ印象的に伝えるためにフォント選びは重要です。お気に入りのフォントを使って楽しく資料作成をしましょう。