Wi-Fiの電波干渉、何が原因?主な家電と対処法を解説

自宅でWi-Fiを使っていると、一瞬だけWi-Fiが切れることがありませんか? それまでは問題なく使えていたのに、突然Wi-Fi接続がなくなり、しばらくたつと元に戻る……。これ、電波干渉が原因かもしれません。
Wi-Fiでインターネットを利用するときに、気をつけたい電波干渉について説明します。

ライター:CLIP編集部

Wi-Fiの接続が切れる電波干渉とは?

電波

電波干渉とは、Wi-Fiの電波と他の電化製品から発せられる電波が混線して通信が不安定になる状態を指します。
また集合住宅などの場合は、隣の家で使用されるWi-Fiルーターの電波が干渉する場合も。

電波干渉が発生すると、通信速度の低下やインターネットの接続不良などの不具合が生じます。

Wi-Fiとの電波干渉が発生しやすい電化製品例

1.電子レンジ

電子レンジ

電子レンジは電磁波によって食品の加熱を行いますが、その電磁波は2.4GHz帯の周波数を使用しています。そのため、電子レンジを使用しているとその周囲では電波干渉が発生します。

2.Bluetooth機器

Bluetooth接続で使われている周波数帯は、主に2.4GHzです。そのため多くの人が使っているであろう、スピーカーやイヤホンだけでなく、マウスやキーボードなどのパソコンの周辺機器も電波干渉に関係しています。

3.コードレス電話

コードレス電話(ワイヤレス子機)は通信を2.4GHz帯で行っているものがあり、通話中はWi-Fi接続が不安定になる場合があります。一度説明書などを確認して、ご自宅のコードレス電話の通信規格を確認しましょう。
なお、2011年に日本で策定された「DECT準拠方式(J-DECT)」を採用しているコードレス電話であれば、1.9GHz帯を利用しているため他の家電との電波干渉が少なく、快適に利用できます。もし古いコードレス電話をお使いであれば買い替えを検討しても良いでしょう。

4.IHクッキングヒーター

IHクッキングヒーターの多くが使用する周波数帯は、約50・60Hzが多いのでWi-Fiへの干渉は弱いですが、異なる電磁波の流れが生成されるため電波干渉する可能性があります

Wi-Fiの電波干渉が起きた時の3つの対処法

電波とWi-Fi

一定時間が経てばWi-Fiに復帰するため、放置している人も多いと思いますが、何度も発生する場合は、対処した方が安全です。今回は代表的な3つの対処法をご紹介。

1.Wi-Fiルーターを電化製品から離す

最も簡単ですぐにできる対処法です。
Wi-Fiと同周波数帯の電波を発生させる電化製品とWi-Fiルーターの距離を取ることで、電波干渉を改善することができます。

2.Wi-Fiの周波数帯を切り替える

Wi-Fiルーターと電化製品が発する周波数帯が、同じ2.4GHz帯であるため電波干渉が起こります。お使いのWi-Fiルーターが5GHz帯を利用できるものであれば、接続先を5GHz帯のSSIDに変更してみましょう。

周波数帯の詳しい説明は別記事をご覧ください。

参考:「Wi-Fiの2.4GHzと5GHzの違いとは?どちらを使えばいいか解説」

3.Wi-Fiのチャンネル数を変更する

集合住宅でお隣さんのWi-Fiルーターと干渉している場合は、周波数帯を変更しても電波干渉が発生する可能性があります。そこで、Wi-Fiルーターのチャンネル数を変更すると改善できます。
2.4GHzでは最大14個、5GHzは最大19個のチャンネルが用意されていますので、Wi-Fiの管理画面から干渉を受けないチャンネルに手動で切り替えることができます。管理画面の開き方やチャンネルの変更方法は機種によって違いますので、メーカーのサポートサイトなどを確認して行いましょう。

電車のホームなどでBluetoothイヤホンの音が途切れるのも電波干渉

駅のホーム

Bluetoothのワイヤレスイヤホンで音楽を聴きながら駅のホームで待っていると、電車が到着したときに音切れが発生することがあります。製品によって差はありますが、これも電波干渉が原因なのです。

ほとんどのワイヤレスイヤホンは、2.4Ghz帯の電波でBluetooth接続しています。周波数帯は1Mhz刻みで79チャンネル設けられており、毎秒1600回の速さで切り替えて通信しています(周波数ホッピング機能「FHSS」)。チャンネルを切り替える際は、ほかのBluetooth機器が使用してない周波数帯を選択する「アダプティブ周波数ホッピング(AFH)」機能で接続の安定を図っています。しかし混雑した電車がホームに到着すると、突然数100個のBluetooth機器が自分の周囲に入ってきます。これによって同じチャンネルを使用する機器も生まれてしまい、FHSSやAFHでも切り替え先のチャンネルが見つからず、音切れに繋がるのです。

まとめ

自宅のWi-Fiだけでなく、様々な場面で遭遇する電波干渉。しかし原理を知っていれば、対処も簡単です。理解を深めて、明日からのネットライフを快適に過ごしましょう!


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