ライター:CLIP編集部
【A】ONU=光ファイバーの信号をデジタル信号に相互変換する装置
新たにインターネットを契約し、光回線を導入する際に必要となるのが「ONU(光回線終端装置)」です。
光回線を経由してインターネットを利用するためには、自宅に引き込んだケーブルから送られる光信号をパソコンやスマートフォンなどのデバイスが受信できるデジタル信号に変換する必要があります。その役割を担うのが「ONU(光回線終端装置)」です。またデータのアップロードといった各デバイスからのデジタル信号を光信号に変換する機能も持っています。
ONUだけでは複数の端末でインターネットを利用することはできないため、一般的にルーターを併用します。プロバイダ情報を設定すればインターネットが利用できるようになるルーター機能が搭載された「ルーター一体型」ONU(ホームゲートウェイ)もあるので、契約時に回線業者からレンタルできるONUがどのような種類なのか、確認をしておきましょう。
ONUとルーターの違い
ルーターとは、複数の端末をインターネットへ接続させるための機器です。
ルーターは、ONUが変換したデジタル信号をLANケーブルやWi-Fiを活用して様々な端末へと届けるため、ONUとはそもそもの役割が異なります。また、ONUだけでは1つの端末しかインターネットへ接続できないため、ルーターと併用するのが一般的です。
ONUとモデムの違い
ONUとモデムは、外部から届く信号をデジタル信号に変換してデバイスをインターネットに接続させるといった点で、同じ機能を持ちます。大きな違いは、変換する信号の種類です。ONUは光信号とデジタル信号の変換装置ですが、モデムはアナログ信号とデジタル信号を相互に変換しています。
1990年代では電話回線を利用したダイヤルアップ接続、2000年代前半ではADSL回線が主流でした。いずれも電話回線やケーブルテレビ回線が使用するアナログ信号を使用しているため、モデムでパソコンなどが理解できるデジタル信号に変換する必要があったのです。一方近年主流となっている光回線では、光ファイバーを通じて光信号により通信が行われるため、光信号をデジタル信号に変換するONUが採用されています。
・参考記事:eoコラム-ONU(光回線終端装置)って何?モデム・ルーターとの違い
・参考記事:eo-コラム-モデム・ONU・ルーター 役割の違いとは?簡単に解説
【関西でネット回線をお探しなら】
eo光は17年連続お客さま満足度 No.1!※
※RBB TODAYブロードバンドアワード2023 キャリア部門 エリア別総合(近畿)第1位(2024年2月発表)
2007年~2023年17年連続受賞
※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。