会員制Webサイトやアプリ利用時に表示されている「サインイン」や「サインアップ」。似たような言葉なので混乱することも……。改めてそれぞれの意味と違いを解説します。
ライター:CLIP編集部
【A】サインアップ=利用者登録。サインイン=ログイン・ログオン。
主に会員制のWebサイト、Webサービス、アプリの初回利用時に、利用者登録することを「サインアップ」といい、サインアップ後にID・パスワードを入力してアクセスすることを「サインイン」といいます。
- サインアップ=(新規)利用者登録
- サインイン=ログイン・本人確認
サインアップとは
「登録する」や「契約する」、「署名する」などの意味を持つサインアップは、利用者登録を行いログインできる状態にすることを意味し、主な流れは以下の通りです。
- 目的のWebサイトやアプリのサインアップページへ進む
- ユーザー名、パスワード、メールアドレスや、氏名、住所など必要な個人情報をフォームに入力する
- 利用規約をよく確認し、問題がなければ同意する
- 登録したメールアドレスや電話番号から登録完了のメッセージを受信する
- 登録完了のメッセージに記載のリンクにアクセスして認証を承認し、「サインアップ」を完了
サインアップの方法は上記以外に、GoogleアカウントやSNSアカウントなど外部サービスによる「ソーシャルログイン」があります。
ソーシャルログインは氏名や住所の入力が省略できるなど、手順の簡略化が可能。その際の主な手順はサインアップページに表示されたSNSログインボタンの中から、利用したいSNSをクリックし、ID・パスワードを入力(必要に応じて二段階認証を行う)することで連携できます。ただし、どのような方法を用いても「公式サイトか確認する」「利用規約や注意事項をよく確認する」「複雑なパスワードを設定する」を徹底しましょう。
また近年はセキュリティの観点から、サインアップ時に生体認証や二段階認証の設定を求められることもあります。
サインインとは
「署名して入る」という意味を持つサインインは、基本的に以下の流れで行われます。
- 目的のWebサイトやアプリのサインインページへ進む
- ユーザーID(サインアップ時に登録したユーザー名やメールアドレス)を入力する
- サインアップ時に登録したパスワードを入力する
- 二段階認証が求められた場合は認証の承認を行い、目的のページへ
利用するサービスによっては、サインイン画面にある「ログインしたままにしておく」などの項目にチェックを入れておけば、一定期間サインインされた状態を保持しておくことができます。ただし、セキュリティの観点からパスワードの定期的な変更はしておくべきでしょう。また、二段階認証が設定できるサービスでは、それを積極的に活用することでより一層強固なセキュリティを構築することができます。
サインアップやサインインの際、必要に応じて利用するサービスの機能をうまく活用し、快適なインターネットライフを過ごしましょう。
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