自分の部屋までWi-Fiが届かない!原因と対処方法を解説

自宅でWi-Fiを利用しているとき、自分の部屋までWi-Fiの電波が届かない、届いたとしても電波が弱いと感じることはありませんか?自分の部屋までWi-Fiの電波が届かないときの原因や対処方法を解説します。Wi-Fiが届かず悩んでいる方は、今回の記事を参考に自分の環境に合った対策を検討してみてください。

ライター:CLIP編集部

Wi-Fiの性質と届く範囲とおすすめの置き場所

Wi-Fiが届く範囲は環境により変わりますが、屋内では一般的に50~100m程度、屋外では500m程度といわれることがあります。電波はルーターを中心に球体状に広がります。
しかしWi-Fiの電波は障害物や電波干渉により弱まる性質があるため、家の中にルーターを置く際は「家や部屋の中央」「1~2mの高さ」「周囲に壁などの障害物がない」ところがおすすめです。

関連記事:ルーターの最適な置き場所は?Wi-Fiを繋がりやすくするには

自分の部屋までWi-Fiが届かない3つの原因

自分の部屋までWi-Fiが届かない3つの原因

自分の部屋までWi-Fiが届かないときはどのような原因があるのでしょうか。

1.ルーターの設置場所に問題がある

Wi-Fiの電波が自分の部屋まで届かない場合、ルーターの設置場所自体に問題がある可能性があります。
ルーターと自分の部屋との距離があり電波が届く範囲から外れている場合や、ルーターと自分の部屋までの間に壁や扉などの障害物が多い場合は電波が届きにくくなってしまいます。加えてルーターを床への直置きや、窓や家電の近くへの設置はWi-Fiの電波を弱めてしまうので避けた方が良いでしょう。

関連記事:ルーターの最適な置き場所は?Wi-Fiを繋がりやすくするには

2.同時接続している端末台数が多い

ルーターにはそれぞれ推奨されている接続デバイスの数があります。最大接続台数を超えるとデバイスが電波を受信しにくくなってしまいます。ご自身のルーターの最大接続台数はメーカーサイトで確認してみましょう。

3.ルーターが古い

ルーターの機器自体やファームウェアが古いとWi-Fiの電波が弱くなってしまい自分の部屋まで電波が届かないことがあります。ファームウェアとは、ルーター本体を動かすために内蔵されているソフトウェアのこと。定期的に新しいバージョンへのアップデートが必要です。

Wi-Fiが自分の部屋まで届かないときの4つの対処法

Wi-Fiが自分の部屋まで届かないときの4つの対処法

自分の部屋までWi-Fiが届かないときの対処法を4つ紹介します。

1.ルーターを置く位置を見直す

まずはルーターの設置場所の見直しを行いましょう。家や部屋の中央、1~2mの高さに設置するのがおすすめです。Wi-Fiは障害物に弱いため、家具で囲んだり、扉や壁が近くにあると電波が届きにくくなってしまいます。さらに電子レンジやテレビなどの家電の近くに設置してしまうと、Wi-Fiと同じ周波数帯を利用するために電波干渉を起こしてしまう可能性があります。
自分の部屋が2階にある場合は、1階の床にルーターを置くよりも1階の天井近くや階段に置くと解決する場合もあります。

2.ルーターのアップデートを行う

ルーターのファームウェアが古くなっている場合はアップデートを試してみましょう。一時的な不具合の可能性もあるので、ルーターの再起動やチャンネル切り替えも試してみましょう。

3.中継機・メッシュWi-Fiを設置する

Wi-Fi中継機やメッシュWi-Fiを利用するのも効果的です。中継機とは、ルーターが発する電波を中継して広範囲に行き渡らせる機器のこと。2階に電波を届かせたい場合、2階に中継機を設置すると改善される場合があります。中継機は据え置き型とコンセントに差して設置するものがあるので、環境に合わせて選ぶことができます。

メッシュWi-Fiは、電波を増幅して発信することで死角なく電波を届けることができるものです。中継機よりもやや高額ではありますが、電波が増幅され強くなるのでさらにWi-Fiを快適に利用することができるでしょう。

参考記事:eoコラム – メッシュWi-FiでWi-Fiの電波を強くする!中継機との違いは?

参考記事:eoコラム – メッシュWi-Fiとは?仕組みやメリット・デメリット、注意点を解説

4.環境に合うルーターを新しく購入する

環境によっては新しくルーターを買い替えた方が良い場合もあります。最新のルーターは広範囲に電波が届きやすくなる機能や速度が速くなる機能が備わっているものが多くあります。中には電波を届かせたいデバイスに対してWi-Fiを集中して飛ばすことができる「ビームフォーミング」に対応したルーターもあります。
また、同機種のルーターを複数設置する方法もあります。複数設置すれば電波が届く範囲が広くなるうえ、デバイスの接続台数を増やすことができます。ただし設定には注意が必要です。複数のルーターをどちらもルーターモードで接続すると「二重ルーター」という状態になり、電波干渉が起きてしまいます。「中継機モード」もしくは「WBモード」に設定しましょう。

まとめ

最近ではスマホの普及やテレワークなどにより自分の部屋でもWi-Fiを使っている方が多くいらっしゃるでしょう。自分の部屋でもWi-Fiを快適に使うためには、ルーターの設置場所を見直す、ルーターのアップデートをする、中継機・メッシュWi-Fiを利用する、環境に合うルーターを購入するという方法で改善できる可能性があります。
この記事を参考にして、ご自身の状況に合った方法を試してみてください。


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