Webのターゲティング広告の仕組み。同じ広告が頻繁に出てくるのはなぜ?

スマホやパソコンでWebサイトを見ていると、よく目にするWeb広告。
自分が見たことのあるWebサイトや興味のある内容の広告が出てきて、不思議に思ったことはありませんか? これはユーザーの趣向を判断して、最適な内容を表示するターゲティング広告と呼ばれるものです。

Webターゲティング広告の仕組み

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Web上には数えきれないほど豊富なジャンルの広告が存在します。グルメやスポーツ。スポーツの中でも野球やサッカー……と無数の枝分かれをしており、それぞれターゲットが異なります。
Web広告はユーザーがこれまで閲覧したコンテンツ(Webサイト)やブラウザ・OSなどの情報、Webサイトの内容に合わせてターゲティングされて表示されることがあります。

このユーザーの趣向を判断しているのが、インターネットブラウザ等に搭載されている「Cookie(クッキー)」という機能です。

ブラウザの「Cookie(クッキー)」情報が趣向を判断

Cookieはユーザーのインターネットでの閲覧情報などを端末に自動保存する機能です。この機能によって2回目以降にそのWebサイトを表示した際にID・パスワード、買い物かごの保存状態などを保持したままにしてくれます。

Webのターゲティング広告はこのCookieに蓄積された閲覧情報をもとに、ユーザーが何に興味を持っているのかを判断して表示されるようになっています。

「Cookie」のリセット方法

蓄積されたCookie情報は簡単に削除することができます。
同じ広告ばかりが表示されて面倒に感じはじめたら、一度リセットするのもいいかもしれません。

Google Chromeでの場合

「Cookie」のリセット方法 Google Chromeでの場合
  1. Google Chromeを起動する。
  2. 右上の「︙(三点リーダ)」をクリック。
  3. 「その他のツール」の中にある「閲覧履歴のを消去」をクリック。
  4. 削除の接敵画面を「詳細設定」に変更。
  5. 「Cookieと他のサイトデータ」にチェックを入れる。
  6. 「パスワードとその他のログインデータ」のチェックを外す。
    ※ここにチェックが入っていると、ログイン情報が削除されるため、次回ログインが必要。パスワードマネージャーなど別途で管理していない限り、自分で覚えていないとログインできなくなる可能性があるので注意が必要です。
  7. 「データを削除」をクリックして、Cookieをリセットしましょう。

Safari(iOS )の場合

「Cookie」のリセット方法 Safari(iOS )の場合
  1. 「設定」アプリを起動する。
  2. 項目「Safari」の「詳細」をタップ。
  3. 「Webサイトデータ」をタップ。
  4. 「全Webサイトデータを削除」をタップ。
  5. 出てきたポップアップの「削除」をタップして、Cookieをリセットしましょう。
    ※ログイン情報なども削除されるため、次回以降はログインが必要。パスワードマネージャーなど別途で管理していない限り、自分で覚えていないとログインできなくなる可能性があるので注意が必要です。

「Cookie」の消滅でターゲティングが困難に?

ユーザーがアクセスしているドメイン(※)が発行するCookieを「ファーストパーティCookie」と呼び、それ以外のドメインから発行されているものを「サードパーティCookie」と呼びます。近年、マーケティングなどの目的で企業側がサードパーティCookieを取得することに対して規制する動きが世界中で高まっています。

2020年1月にGoogleはユーザーのインターネット利用をより安全にするため、Google Chromeでトラッキング用サードパーティCookieのサポートを2年以内に打ち切る計画を発表。さらに同年3月にはAppleが開発するブラウザアプリSafariで、サードパーティCookieを完全にブロックするように変わりました。
Googleや国内企業などでサードパーティCookieに変わる技術の開発が進められています。

※ドメイン:各Webサイトの住所のようなもの

ターゲティング広告は詳細な個人情報から表示しているわけではない

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CookieをもとにWeb広告で直前に見ていたWebサイトの広告が表示されるようになったり、自分の好きなジャンルの広告が出てきますが、ユーザーが特定できる個人情報が漏れているわけではありません。
Web広告がターゲティングのために取得しているのはサードパーティCookieまで。ファーストパーティCookieにアクセスできる権限は持っていません。Cookieから氏名や住所を特定されることはありませんが、ヨーロッパなどではCookieなどのデータも個人情報にあたるのか議論がされています。

不用意に広告をクリックすると、不正サイトにアクセスしてしまう場合もあるのでその点は注意しましょう。

まとめ

インターネットでの閲覧履歴がWeb広告に活用されることを不安に感じる方も多いのではないでしょうか。もちろんそういった見方もありますが、普段の生活では知ることができない商品やサービスとで出合えるメリットもあります。興味のないWeb広告が表示されなくなることもメリットの1つになると思います。
一長一短なWeb広告は自分でコントロールして、快適なネットライフを過ごしましょう。


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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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