7月に入ってからも、まだジメジメした気候が続いていますね。
しかしこの梅雨があければ、待ち遠しい夏がやってきます!
夏と言えば、海! 白い砂浜に、青い海……いいですよね。
海を題材にした映画を考えていたら、最初に思いついたのが『ジョーズ』でした……。
そんな訳で今回は、『ジョーズ』以外にも名作はいっぱいある!
CLIPおススメの渾身のサメ映画3選をご紹介します。
皆さん、お待ちかねの映画のワンシーンクイズもあるので、楽しんでくださいね。
ライター:CLIP編集部
【第1問 レベル★☆☆】この画像があらわす映画は何でしょう?
ヒント1:ハリウッドを代表するアクション俳優が出演
ヒント2:古代に生息していた超ド級のサメが、現代で大暴れ
ヒント3:合計興行収入は「サメ」映画史上最高額
正解は……
「MEG ザ・モンスター」!
【あらすじ】
大陸から200km離れた海洋研究施設から、潜水した探査船が道の海溝を発見。しかし、喜びも束の間、舟は未知の海域で消息を絶った。潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)は、救助に向かった先で生物学の常識を超えたモンスター「MEG」と遭遇。しかし、その恐怖は単なる始まりに過ぎなかった。
【CLIP’s レビュー】
今回登場するサメ「MEG」はメガロドンという約2,300万年前から約150万年前にかけて生息していたサメ。
物語冒頭は、探査船が襲われているのですが「MEG」の姿は見えず、得体のしれない恐怖が襲ってきます。そしてついに「MEG」が登場するのですが、なんと映画が始まってから約30分後……。その姿は現実離れした大きさでもなく、それでいて小さいなとも思わない、実際に遭遇すれば間違いなく動けなくなるようなリアル感があります。
MEGの存在を予感させる冒頭の煽り演出のおかげもあり、恐怖は倍増しています。
深海での「MEG」との攻防を繰り広げ、ここで物語の半分に差し掛かります。やっとの思いで「MEG」を討伐し、舟に吊るして浮かれている調査員。しかしながら、観ているこちら側は「ここで終わるはずがない……」とまたも恐怖。
そして突如として現れるさらなる絶望の化身……。
この映画を観終わった感想として、恐怖心を煽るだけでなく、ちょっとした恋愛要素や友情、家族愛も描かれているのが印象的でした。多くの仲間や家族とのストーリーを所々で描きながら、全員で協力して「MEG」と格闘していくのです。
ジェイソン・ステイサムやリー・ビンビンといった、アクションの得意な出演者陣が揃っており、アクションシーンは爽快。演出もしっかりとしているので、シリアスや恋愛シーンもきれいに映し出されていました。完成度はめちゃくちゃ高いと思いました。
やはりというべきか、興行収入は合計で4億7,000万ドル。サメ映画史上最高額を記録しています。
ひとつ気がかりだったのは、エンディング曲ですね。映画の内容は「MEG」に苦しまされるもかかわらず、流れてきたのはPOPな「Hey Mickey/Toni Basil」……。
コミカルな締めくくりに、最後は最後で楽しむことができました(笑)。
【第2問 レベル★★☆】この画像があらわす映画は何でしょう?
ヒント①:地震によって街が津波に飲まれる
ヒント②:登場する12人のキャラが最高
ヒント③:サメに囲まれたスーパーマーケットから脱出
正解は……
「パニック・マーケット」!
【あらすじ】
元ライフセーバーのジョシュは、目の前で親友をホオジロザメに食い殺され自責の念を負っていた。今はスーパーマーケットの店員として無気力に働く彼は、親友の妹で元婚約者・ティナと再会する。だがそこに突然、津波と巨大なサメが襲い掛かってきて……。
【CLIP’s レビュー】
世に様々なサメ映画がありますが、この『パニックマーケット』はストーリーやキャスト、サメのクオリティなど、完成度の高い作品でした。
本作のメイン舞台となるのは、普通のスーパーマーケット。開始30分ほどは、このスーパーで起こる人間模様が淡々と描かれています。ここで今回登場する12人と1匹の背景が描かれており、その後のストーリーに深みを持たせているように感じます。
そして映画が始まって30分ほど経って、大きな地震が発生して巨大津波に街が飲み込まれます。これだけでも大災害なのですが、今回の目玉となるサメもやってくるのです……。
1軒のスーパーに取り残された12人と1匹。その中には、強盗やイチャイチャカップルなど、カオスな状態(笑)。
最初は「こんな奴らが本当に協力し合うのか」と疑問に思いますが、物語が進むにつれて、争っている場合ではないと力を合わせて、スーパーからの脱出を目指すのです。車の中に取り残されたイチャイチャカップルを助けるために血でサメをおびき寄せたり、金網を使って防護スーツのようなものを作って脱出を試みたり……。様々な方法をとるのですが、事あるごとにサメが登場してきて、観ていてもまったく飽きない展開でした。
何と言っても主人公はもちろん、登場人物全員にキャラが立っているのが好印象でした。普通なら噛ませ犬的な立ち位置のカップルの物語もあり、誰視点で観ても面白い作品です。
観終わった時の満足感が得られる、興味深いサメ映画なので、この機会に観てほしい名作です。
【第3問 レベル★★★】この画像があらわす映画は何でしょう?
ヒント①:これぞB級パニック映画
ヒント②:全6作のシリーズもの
ヒント③:サメがハリケーンに乗って降ってくる!?
正解は……
「シャークネード」!
【あらすじ】
海水浴客でにぎわうカリフォルニアのビーチを巨大ハリケーンが直撃。急激な海流変化と共にサメの大群が押し寄せ、ビーチは地獄絵図に。さらに3本の巨大竜巻が発生し、大量のサメを巻き込みロスへと向かう。サーファーのフィンは家族を助けに向かうが……。
【CLIP’s レビュー】
元々はテレビ映画として作成された今作ですが、「これぞパニック映画」と呼ぶにふさわしい作品です!
開始からラストまで落ち着く暇もないほどに降り注ぐサメたちに、90分間ハラハラが止まりません。
主人公はビーチでバーを経営しているサーファーのフィン。
ある日、海流の流れのせいでビーチにサメの大群がやってきます。それだけでも恐怖なのに、巨大なハリケーンが発生し、そこに集まっていたサメたちを巻き上げるのです。そして、次々と降り注いでくる……。そう、サメが空を飛ぶんです! もう何でもありですよね(笑)。
ストーリーの中で、いろんな人がサメに襲われるのですが、これが一日で起こる出来事かというくらいにシチュエーションが多彩。ビーチで襲われる人もいれば、街中を車で逃げていて襲われる人も……。
この窮地に、主人公は武器を揃えて立ち向かっていくのです。仲間たちがやられていく中、愛する家族を守るためシャークネードに立ち向かうフィン。
まさに「なんて日だ!」と叫びたくなる映画です。
更にこの映画はシリーズ化されており、続編も楽しめます。
気になった方は続編も観てみるのはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
スプラッタなシーンもあるので、苦手な方もいるかと思います。
ですがサメとの格闘だけではなく、作品によっては友情や家族愛を描いており、別の側面からでも楽しめるものばかりでした。
サマーレジャーを安全に楽しむため、ここらで今一度、サメの危険性を再確認してみませんか?
※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。