海外・日本で有名なインターネットミームとは?代表例を紹介

「インターネットミーム」という言葉をご存知でしょうか? 「インターネットミーム」とはネット上で言葉・画像・動画などの情報が真似されて広がっていくこと、またはその情報・現象そのものを指します。本記事ではインターネットミームの意味や代表例について紹介します。

ライター:CLIP編集部

インターネットミームとは

インターネットミームとは

「インターネットミーム」とはインターネット上で言葉や画像、動画などの情報が、人から人へ真似されて広がっていく様子や、情報や現象そのもののことをいいます。

そもそもミームとは?

「ミーム(meme)」とは元々、進化生物学者であるリチャード・ドーキンス氏が世界的ベストセラーとなった著書『利己的な遺伝子』の中で、ギリシャ語を語源とする「mimeme」という造語を使ったことが始まりです。mimは「模倣」、‐emeは「…素」を意味し、「meme」は「文化的な遺伝子」を意味します。

インターネットミームの意味と定義

インターネット上で、人が人の真似をして「ある物ごと」が広がっていく様子や「物ごと」自体をインターネットミームと呼びます。その「ある物ごと」とはインターネット上のWebサイトや掲示板、TikTokやTwitter、Instagram、YouTubeなどを通して拡散する、言葉・画像・動画などのことです。ネット上で「バズる」や「炎上」という現象も、インターネットミームに当てはまります。

ミーム汚染の影響

「ミーム汚染」とは「無意識のうちに、ある画像や言葉などに対しての認識が変わること」をいいます。一見ネガティブなことのように感じますが、無意識のうちに言葉や画像、動画などの情報に対してのイメージが染みついている状態で、特に悪いことを指すわけではありません。代表的なのは「カラダにピース」や「やめられないとまらない」といったCMのキャッチコピーです。これらの言葉を聞くと、特定の飲み物やお菓子をイメージしてしまう方も多いのではないでしょうか。

海外·日本の話題になったインターネットミーム一覧

海外・日本の話題になったインターネットミーム一覧

海外や日本で話題になったインターネットミームの代表例をいくつか紹介します。

海外で有名になったインターネットミーム一覧

SCP Foundation(SCP財団)

「SCP Foundation(SCP財団)」は、海外のSFホラーサイトのことです。自然には起こりえない出来事をサイトの参加者が投稿し、その架空の出来事を、確保(Secure)、収容(Contain)、保護(Protect)することをスローガンとして運営されています。このサイト自体もインターネットミームといえますが、サイト内で投稿される架空の出来事もインターネットミームになっています。

Slender Man (スレンダーマン)

「Slender Man (スレンダーマン)」は、アメリカのユーモアサイト「サムシング・オーフル」内で、利用者がPhotoshopを使って作り出した、架空のキャラクターです。スーツ姿で体は異常に細長く、のっぺらぼうなのが特徴です。ネット上でさまざまなストーリーが作り上げられ、インターネットミームおよびなかば都市伝説化し、子供にとってはトラウマレベルに怖いと話題になりました。のちに映画化やゲーム化もされています。

メントスコーラ

「メントスコーラ」は、コーラの中にメントスを入れる実験動画です。アメリカの科学教師スティーブ・スパングラー氏が「メントスガイザー」(炭酸飲料にメントスを入れた際に炭酸が一気に気化し泡が数メートル上まで吹き上がる現象)をテレビで披露したことが始まり。その映像がネット上にアップされると、世界中で真似をした動画をYouTubeなどに投稿する人が増え、「メントスコーラ」として有名になりました。
※危険な結果を招くことがあるため真似しないようにしましょう。

ステイ

「ステイ」は、The Kid LAROI & Justin Bieberによる「STAY」という楽曲が元になった動画です。TikTokerのMax Taylor(フォロワー数約820万人超)が曲に合わせてお尻を振ってダンスをする動画を投稿したことがきっかけで始まったとされています。その後、その様子をドローンで撮影したり、様々な有名アーティストと踊る動画が投稿されたりしながら、世界中に広がっていきました。

絶叫するビーバー

「絶叫するビーバー」は、自然をバックにビーバーが「あ”あ”あ”あ”あああーー!」と絶叫する動画です。2015年にLone Goat Soapという人物が、InstagramやYouTubeに投稿した動画が元になっています。その後、別の人物によってビーバーの声が人間の叫び声に差し替えられ、「Screaminng Marmot」というネタ動画としてTwitterなどで拡散されました。

tasukaru

「tasukaru」は、海外Vtuberの中で話題になったインターネットミームです。意味は「meaning“You saved me”」で、日本語の「助かる」と同じ意味で使われています。YouTubeのコメント欄では「TSKR」などと短縮された形で使われることもあります。

日本で有名になったインターネットミーム一覧

宇宙猫

「宇宙猫」は、宇宙を背景になんともいえない表情をした猫をコラージュしたネタ画像のことです。壮大な宇宙と愛らしい猫のギャップが人気となり、TwitterやInstagramには、コラージュ画像を投稿する人が続出しました。日本では2014年頃から話題となりましたが、海外では2006年頃に流行していたようです。

5000兆円欲しい

「5000兆円欲しい」は、画像のインターネットミームです。静岡県在住の絵師「ケースワベ」氏が、「5000兆円欲しい」という画像をTwitterとpixivに公開したことがきっかけで話題となりました。「5000兆円欲しい」という絶妙な金額と文字の勢い、ただただ願望を言っているだけなのに絵がすごく綺麗、というシュールさからTwitterで人気になりました。

君のような勘のいいガキは嫌いだよ

「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」は、漫画『鋼の錬金術師』のセリフを元にしたインターネットミームです。ショー・タッカーというキャラクターが大切な存在を自らの保身の為に犠牲にしたことがバレた時に言ったセリフで、SNS上で多くのパロディを生み出しました。

だが断る

「だが断る」は、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のセリフを元にしたインターネットミームです。岸辺露伴というキャラクターが発したセリフで、SNS上で多くの人が利用しています。“漫画は知らないがセリフは知っている”という人は多いのではないでしょうか。

お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな

「お前がそう思うんならそうなんだろう お前ん中ではな」は、漫画『少女ファイト』内で主人公の大石練に対して式島滋が放ったセリフを元にしたインターネットミームです。 “煽り系コメント”としてネット上で使われることが多く、コラージュ画像などもたくさん作られました。「おまそう」と略して使われることも多いです。

検索してはいけない言葉

「検索してはいけない言葉」は、この言葉を検索エンジンに入れ、その結果を見て楽しむというネット上の遊びです。 検索結果に表示されるのはグロテスクな画像や事件など、トラウマレベルの物が多く“ダメと言われる物ほど見てみたくなる”という人間の心理をついたインターネットミームといえるかもしれません。“検索してはいけない言葉”の検索結果をまとめたサイトもネット上にはたくさんあります。

鮫島事件

鮫島事件は、2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)内に立てられたスレッドから広まったインターネットミームです。「鮫島事件」という事件が実際に存在するかのような書き出しから始まるのですが、のちにこのスレッド主が「鮫島事件はジョークでネット上の架空の事件」と明かしています。それでも、ネット民の興味は収まらず「触れてはいけない事件」や「公安が絡んでいる」「隠蔽された」などと話題になり、2011年には映画化もされています。

インターネットミームに相乗りする時の注意点

インターネットミームに相乗りする時の注意点について解説していきます。

ミームを活用したバズマーケティングもある

ミームを活用したバズマーケティングの例として大塚製薬のファイブミニがあります。ファイブミニを若年層にも購入してもらうため、TikTokのインフルエンサーに動画を投稿してもらうというプロモーションを実施しました。10代の利用者が多いTikTok内のショート動画はたくさんの若者の興味を引き、飲んだ効果をハッシュタグに書いて投稿したり、商品を音楽に合わせて投稿したりする人が増え、売り上げが大きく伸びたそうです。

ミームの法的問題。ビジネス利用は可能?

インターネットミームを利用する際は著作権に注意する必要があります。ビジネスで利用する場合、著作権者の許可が必要になります。SNS上で情報を共有したいだけの場合は特に許可を得る必要はありません。

また著作権以外にも、肖像権や差別的な内容などには注意が必要です。意味を深く考えずにSNS上に投稿した結果、世間から批判の声を浴び、投稿内容を削除せざるを得ないということもあります。またネット上の仲間内での遊びやコミュニケーションをマーケティング利用されることをよく思わないユーザーもいますので、インターネットミームを活用する際は利用する文脈やコミュニティへの敬意・配慮が必要でしょう。

まとめ

「インターネットミーム」とは、SNSを中心としたインターネットの世界で拡散され、話題になった「動画・画像・テキスト」の総称です。今回ご紹介したのは話題になったインターネットの一例で、この他にもさまざまなミームが生まれています。SNS上で話題になった事柄があれば、ぜひインターネットミームに相乗りしてみてください。ただし、ビジネス利用や侮辱・差別的な意味合いが含まれているものに関しては十分に注意しましょう。


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