知っておきたいネットビジネス用語20選

WebサイトやECサイトの運用、ネット広告など現在はインターネットを活用した企業活動が当たり前です。そのためビジネスシーンでもインターネットにまつわる専門用語が飛び交います。その意味が分からず困惑した経験はありませんか?
今回はインターネットを使った広告や制作現場で使われるネットビジネス用語を解説します。

ライター:CLIP編集部

覚えておきたいネットビジネス用語20

ビジネスの現場でよく使われるネットビジネス用語を運用シーンに分けて、計20個ご紹介します。

Webサイト運用などに、よく利用されるネットビジネス用語

LP(エルピー)

「ランディングページ(Landing Page)」の頭文字をとった「LP」。Web広告やリンクからユーザーが最初に訪れるページを指します。「LP」は、訪問者に商品の購入や資料請求などの行動を起こしてもらうために、商品やサービスの説明をまとめたページを作成します。特徴としては離脱を防ぐために縦長のデザインをしていることが多いです。

PV(ピーブイ)

「PV」は、Webサイトにおけるアクセス数の単位で「Page View」の略です。ページが表示された回数を表し、1人が10ページを表示しても、10人が1ページを表示しても、合計PVは10PVとしてカウントされます。同じパソコンの同じブラウザで同一ページを10回表示しても10PVになるため、訪問したユーザーの数というわけではないので注意。

UU(ユーユー)

「ユニークユーザー(Unique User)」の略である「UU」は、Webサイトの訪問者数のことです。1日や1週間、1カ月など、定められた期間内でカウント。その方法は解析ツールによってさまざまですが、IPアドレスやホスト名といったサーバーのログ、ブラウザ単位で付与される「Cookie」などを元に重複カウントを防いでいます。

CV / CVR(コンバージョン / コンバージョンレート)

「CV(conversion/コンバージョン)」とは、Webサイトを閲覧した訪問者が商品の購入や資料請求など成果につながる行動を起こすことを指します。もともとは「転換」「変換」「改宗」などの意味の英単語。「CV」を測定することで、施策の効果が分析でき、費用対効果の把握、ひいてはページの課題を見つけることが可能。「CVR(コンバージョンレート)」は訪問者全体におけるCV率です。「CVR」が高ければ効果的な訴求ができていると判断できます。

CTR(シーティーアール)

Web広告を運用しているとよく聞く「CTR」は「Click Through Rate」の略で、広告が表示された数に対してクリックされた数の割合(クリック率)のことです。数値を高めるためにターゲットを絞ったりと検証を続けることが必要です。

Cookie(クッキー)

「Cookie」とは、Webサイトの利用に必要なユーザーの情報をパソコンのWebブラウザに保存する仕組みのこと。例えばWebサイトを訪れた日時・訪問回数や、Webページの利用履歴・検索フォームやカートへのアイテム保存など、ユーザーが入力・行動した情報をテキストデータとして保存しています。

参考:「Cookieとは?わかりやすく解説。設定や削除方法も」

SEO(エスイーオー)

「SEO」は「Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)」のこと。検索エンジンからの来訪者を増やすための施策全般を指します。Webページを作る際、検索上位を獲得するために検索キーワードを想定すると思いますが、そのキーワードが実際にどれだけ検索されているのか(検索ボリューム)が大切です。さらにコンテンツ内容が最も大事で、検索するユーザーのインテント(意図)に応えているかを検証することが重要です。

アナリティクス

「アナリティクス」とは「分析」のこと。Web制作やアプリ開発の現場では、自動的に蓄積するさまざまなデータを分析して、表示してくれるアクセス解析機能を指すことが多いです。例えばWebサイトに1日何人が来たのか、何時に何人見ているのか、Webサイト内をどのように動いたのか……あるいはWebサイト訪問者の性別や年齢層などの今後の改善に繋がるための情報を取得してくれます。
Webの「アナリティクス」ツールはいくつか種類がありますが、よく使用されているのが「Google Analyics」です。後に解説しますが「GA」と略されます。

GA(ジーエー)

Googleが提供している無料のアクセス解析ツール「Google Analyics」の略。登録したWebサイトの訪問者について、その属性や閲覧したページに加えて、広告効果やその反響調査をしてくれます。

E-A-T(イーエーティー)

「E-A-T」はGoogleが定める検索の品質評価基準の一つ。特定のジャンルに限定して深い内容を記載しているという「専門性(Expertise)」、Webサイトに記載されている内容を誰が発信しているのかを評価する「権威性(Authoritativeness)」、掲載内容がどれだけ正しいかの「信頼性(Trustworthiness)」の頭文字を取っています。
「E-A-T」を高めることは、検索上位の獲得に繋がるため、長い時間をかけて検証・向上させていく必要があります。

YMYL(ワイエムワイエル)

「YMYL」は「Your Money or Your Life」の頭文字を取った言葉で、Googleが検索エンジンの品質評価ガイドラインに定めた項目の一つです。金融関係や健康、法律など、生活していく上で人に大きな影響を与えるジャンルを指します。人生を左右するような情報を扱うため根拠のない間違った情報を掲載するとペナルティを受けることもあるとされます。

システム関連業務で、よく利用されるネットビジネス用語

フロントエンド

「フロントエンド(front-end)」とは、Webサイトなどにおいて訪問者が見たり、ボタンをクリックしたり、直接ユーザーとデータをやり取りする要素のことです。ユーザーが直接見ることのできないサーバー周りの「バックエンド」に対し、フロントエンドはWebブラウザ(クライアント)側を指します。

バックエンド

「バックエンド」はWebサイトやアプリケーションにおいて、サーバーやデータベースへの出入力を行う、Webサイトの訪問者の目には見えない処理・要素のこと。「フロントエンド」に入力された情報をデータベースなどで処理し、検証結果を出力してくれます。

ローンチ

「ローンチ(launch)」とは、英語で「立ち上げる」「参入する」などの意味を持ち、Webサイトの立ち上げや新商品や新サービスを市場に発表することを指します。近い意味に情報公開などの際に利用される「リリース」がありますが、「ローンチ(launch)」は特に高度なプログラムやデジタル技術が使われた商品・サービスの発表時に使われる傾向にあります。

API連携(エーピーアイ連携)

「API」とは「アプリケーション・プログラミング・インターフェイス(Application Programming Interface)」の略で、ソフトウェアやプログラム同士を繋げるインターフェイスのこと。例えばECサイトをゼロから作ろうと思うと大変ですが、ネット決済代行のAPIと連携すれば、決済のプログラムを作らなくてすみます。
このように既にあるソフトウェアやプログラムを活用することで、開発の効率化はもちろん、サービスの質を向上させることが可能です。

CMS(シーエムエス)

「CMS」は「コンテンツ・マネジメント・システム(Contents Management System)」の略で、記事登録や更新などのWebサイト運用を簡略化してくれるシステムです。HTMLやCSSなどプログラミング言語を知らずとも、CMSを導入すればブラウザ上で直感的にWebページなどの作成が行えます。
最もポピュラーなCMSは「ワードプレス(Wordpress)」です。

アジャイル

「アジャイル」は英語で「すばやい」「機敏な」などの意味を持ちます。「アジャイル開発」は、システムやソフトウェア開発の現場でよく使われる言葉。詳細な設計を事前に行って開発を進める「ウォータフォール」型に対し「アジャイル」開発は短い開発期間単位でつくりながら都度振り返って改善していく開発手法です。仕様や設計の変更が前提のため、短い期間単位で進捗を共有し、柔軟な対応を可能にしています。

その他、覚えておくとよいネットビジネス用語

コミット

「コミット(commit)」は「確約する」「委任する」といった意味を持ちます。「結果にコミットする」などの言い回しもありますが、ネットビジネスではファイル管理ツール「Git(ギット)」を使うためのコマンド「コミット」も押さえておきましょう。「Git」はファイルのバージョン管理ツールで、ソースコードやファイルの変更履歴の管理や復元などが可能です。この「Git」上でファイルを登録(保存)するためのコマンドを「コミット」と呼びます。

フルスタック

「フルスタック」はプログラミング・エンジニアリングにおいて、複数の開発技術を十全に扱うことができるスキルのことを指します。実際の開発にはサーバーの知識やOSスキル、プログラミングなど、さまざまな専門知識が必要です。複数スキルを収めた開発者のことを「フルスタックエンジニア」と呼びます。

DX(ディーエックス)

「DX」は「デジタル・トランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略で、生活やビジネス現場において、デジタル技術を用いて変革を行うことを意味しています。一個人や一企業の取り組みを飛び越え、社会全体の概念を大きく変えることが「DX」と呼ばれます。
例えば、Uber Eatsの台頭によって実店舗に行かずともお店の食事を楽しめるようになったことは、飲食業界がDXされたといえるでしょう。

また総務省が定義する「DX」は以下の通りです。

企業が外部エコシステム(顧客、市場)の劇的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること。
『世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画』より抜粋

まとめ

ネットビジネス用語を覚えると、仕事上のコミュニケーションがとりやすくなり、業務の効率が上がります。適切に使い分けていきましょう。


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