初任給で両親に【思いやり家電】をプレゼント ~社会人になって初めての親孝行~

就職のため上阪してきた青年・山田。社会の厳しさを痛感し、帰宅してもいつも笑顔で迎えてくれた両親は家にいない。寂しい気持ちを抱えつつもそれでも自分を奮い立たせて働き、3週間が経とうとしていたある日。一人になって芽生えた両親への感謝の気持ちを伝えるべく、初任給で何かプレゼントしたいという気持ちがこみ上げ、両親の生活をサポートしてくれるような家電【思いやり家電】を探すのであった。

今日から社会人!おふくろのおかげで最高の幕開け!

「今日からお世話になる山田と申します! 一日でも早く皆さんの力になれるように尽力します! よろしくお願いします!!」。CLIP編集部で俺は元気よく挨拶した。幼いころから「第一印象が肝心。初対面の人に会うときは大きい声で挨拶すること」とよくおふくろに言い聞かせられたものだ。その教えを守ったおかげか「おっ、勢いがあって良いね~!」と笑顔で迎え入れてもらえた。出だしは好調! 華々しい新生活のスタートを切ったのであった。

入社から3週間。両親のありがたみを感じサプライズを企画

社会人生活が始まって3週間が経とうとしている。
「山田君、2日前にお願いした特集のリサーチは終わりそう?」
「もう間もなく終わります、課長!」
「焦らんでええから、提出する前に先輩に内容をチェックしてもらいや~。」
「ガッテン承知しました!」
上司や先輩から頼まれる業務は徐々にハードに。「俺ってば、それだけ頼りにされてるってことか☆」なんて冗談はさておき……、学生と違って社会人は何事にも責任が伴う分、一つひとつの作業が慎重になって残業が増える一方だ。ただ幸いにも、困ったときに頼れる上司や先輩がいるし、やりがいも感じられている。

ある日の終業後、家でコンビニ弁当を食べていると「元気か? ちゃんと食べてっか?」と心配性の親父からメッセージが。そういえば忙しくて一度も連絡を取っていなかったな。返信を打ちながら弁当のだし巻き卵を食べると、無性におふくろの手料理が恋しくなった。しばらくは親父とやりとりが続き、「ゴールデンウイークは帰れそうにない」と打ったところで俺は気が付いた。「今日は4月17日……もうすぐ初めての給料日だ!」そして、我ながら素晴らしいアイデアがひらめいた。「帰れない代わりに初任給で何かプレゼントしよう」。これまで愛情豊かに育ててくれた両親に感謝の気持ちを込めて、生活をサポートしてくれるような【思いやり家電】を贈ることにしたのだ。

料理が驚くほどスマートに、楽しくなる!使うほどに賢くなるIoT家電

おそらく初任給は21万円程度。そこから生活費を差し引くと……予算は5万円か、割と大きな金額だな。俺は真っ先にキッチン家電を検索した。というのも、一人暮らしを始めて料理の大変さを思い知ったからだ。献立を考えて食材を買い、切って調理する。この行程の長さが面倒で俺はすぐに挫折したのだが、おふくろは毎日、しかも3食分続けていたと考えると頭が下がる。

リサーチを進めていると、気になる物が。AIが搭載されたIoT家電で、「スマート家電」というそうだ。冷蔵庫、電子レンジ、無水調理鍋とスマートフォンをWi-Fiで繋ぐと、「そろそろ卵がなくなりそうです」など冷蔵庫が買うべき食材を知らせてくれるのだとか。さらに、電子レンジと無水調理鍋のレシピ閲覧履歴と冷蔵庫にある食材から、家族の好みに合った献立を提案してくれる。電子レンジや無水調理鍋に「から揚げが食べたい」「無水カレーの作り方を教えて」と話しかけると、ネットで調べて必要な材料やレシピを教えてくれる。その全てスマートフォンで管理できるから、買い忘れや買い過ぎを防げるし、食材をセットしておけば調理予約もできる、という優れものだ。

しかもこの「お役立ちキッチン家電様」たちは、使えば使うほどにレパートリーが充実して賢くなるらしい。まさに、キッチン界の三種の神器や~!! あとは値段。ん~、予算内で買えるのは無水調理鍋くらいか。でもこれは3つそろって本領を発揮するんだろう、と思い保留にした。

シャープ:ココロキッチン

テレビ……かと思いきや、AI搭載ミラー「鏡よ鏡、母と妹を美しくしておくれ」

おふくろは韓国ドラマが好きだからテレビもいいな……んっ!? 俺はとんでもないものを見つけてしまった。見た目は電車の駅に設置されているデジタルサイネージのようなディスプレイで、横置きにするとテレビ、縦置きにすると「AIミラー」になる代物だ。

「AIミラー」ってのは、ユーザーが登録した情報(性別・身長・体重・顔のタイプ)に基づいて、その人に似合うコーディネートやフィットネスプログラムなどを提案してくれるそうな……。家にいながらさまざまな服が試着できるし、おすすめされたアイテムは商品情報が掲出されて、その場でネット購入することもできる。おふくろは地味な服が多いし、体形も気になるって言っていたな。高3の妹は年頃でおしゃれに憧れるだろうし、女性陣にウケそうだ!

イナダ:INADA MIRROR

いつも肉体労働お疲れさま……体をやさしく包み込み、身も心もスッキリ

お、こっちは親父にぴったり! と思ったのは、AIが搭載されたマッサージチェアだ。なんでも、マッサージが上手な人のテクニックをAIに学習させて、クラウドを通じてバージョンアップしているだって!?まさかマッサージチェアまでもがインターネットにつながるとは!これからの時代は父親に肩叩き券とかがなくなっていくのかなぁ……。なになに? このチェアは一人ひとりの筋肉の疲労具合に合わせて、体の部位ごとに「至高のもみ」を施してくれるとか。

し、至高のもみ……これは良い。親父は50代にして工場勤めだから、きっと喜んでくれる。それにおふくろの家事疲れも癒やせるしな。AIミラーとAIマッサージチェアの合計は、ざっと100万円。トホホ……、俺が課長クラスになったら買える……のか?

イナダ:LUPINUS ROBO

末永く「健口(けんこう)」に。口内環境に合った歯磨きを提案

もっと予算を意識して考えてみよう。確か親父とおふくろは食べることが好きだよな。あれ、そういえば2人とも「最近歯に食べ物が挟まりやすくなったし、黄ばみも気になる」って言っていたな……。親父は歯を強く磨くから歯茎が傷ついているのかもしれないな。逆におふくろはサラッとブラッシングを済ませるタイプだったから磨き残しがあるんじゃないか? テレビで30~60代の3人に2人が歯のトラブルを抱えていると言っていたし……。よし! 電動歯ブラシを見てみよう。

ほほう、高い周波数で振動する超音波振動式歯ブラシが歯の汚れをよく落とすのか……。この電動歯ブラシはいい感じだ。歯茎を優しくマッサージする「ソフト」とか、葉の黄ばみの原因・ステインに働きかける「ホワイト」とか5パターンもある磨きモード、さらにアプリと連動させて一人ひとりの口内環境に合わせてモードを選んでくれるのだとか。年を重ねても自分の歯で食事を楽しんでほしいし、値段も1本3万円程度。候補としてキープして、他も探してみるか。

Philips:Sonicare DiamondClean Smart

君に決めた!ペットの毛も一掃!簡単操作で部屋中がいつもピッカピカ

そういえばうちには柴犬のさぶろうがいる。人懐っこくてかわいいんだが、春と秋は抜け毛が多いんだよな。掃除が大変だってよくおふくろが嘆いていたっけ。そうだ、「自動お掃除ロボット」なんてどうだろう? 

さぶろうの毛はもちろん、微細なゴミまで逃さない吸引力も魅力的だし、Wi-Fi機能が備え付けられているから専用アプリを使用すれば、買い物や近所の奥さま方との井戸端会議の最中でも操作ができるそうだ。行動パターンは40通り以上もあるから、部屋中くまなく掃除してくれて、清掃のスケジュール設定や履歴の確認もできる優れもの。金額も予算内で購入できるものもある! 親父とおふくろの歯の健康も気になるけど、掃除を楽にしてくれる方が助かるよな。よし、これだ!

iRobot:アイロボット公式サイト

まとめ

家族が喜びそうな物はたくさんあったが、予算と、生活を楽にすることを考え、自動お掃除ロボットを選んだ。俺が帰らずにお掃除ロボットが届くと驚くだろうなぁ、ふふふ、楽しみだ。これを機会にIoT家電を調べてみたけど、今まで知らなかっただけで色んな種類がネットに繋げられるようになっていたなぁ。そういえば実家のネット回線は大丈夫なんだろうか。電動歯ブラシや高価で見送ったIoT家電も、初ボーナスや初昇給、初昇進の時にでも贈りたいのになぁ。ま、お掃除ロボットが届いたときにでも聞いてみるか。

初任給まであと少し……よし、頑張りますか!

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