スマートスピーカーとは?できること、使い方&代表的な製品の比較

コロナ禍で在宅の時間が増え、「家での生活をもっと快適に・便利にしたい」と思う方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのがスマートスピーカー。スマートスピーカーを使えば、スマホに触れることなく音声指示だけで音楽再生や情報検索が可能。家電を操作することもできます。この記事では、スマートスピーカーでできること・活用シーン・代表的な製品などをご紹介します。

ライター:藤沢めぐり

そもそもスマートスピーカーとは?

そもそもスマートスピーカーとは

スマートスピーカーとは、インターネットに接続し、AI技術を用いることで音声操作ができるスピーカーを指します。手・指で本体を操作することなく、音声だけであらゆる操作ができるのが特徴です。離れているところから、音声で直感的な操作ができるのも魅力的です。

スマートスピーカーでできること

スマートスピーカーでできること

スマートスピーカーを使えば、音楽再生はもちろん、天気情報や交通情報・ニュースなどの情報検索や、スケジュールの確認、メモの入力、スマートスピーカー対応機器・家電の操作が可能です。

音楽再生

スマートスピーカーに「〇〇(曲名)を流して」と声に出して指示すると、SpotifyやApple Musicなどの音楽配信サービスからその曲を流してくれます。「クラシック音楽を流して」と言えば、内容に適したプレイリストを探して再生することも可能です。気軽に音楽が楽しめるのが利点。
多くのスマートスピーカーはスマホなどからBluetoothで接続することで、外付けスピーカーとしても使用可能です。

情報検索

スマートスピーカーはインターネットを介して検索エンジンと接続しています。例えば「今日の天気は?」と言えば、最新の情報を教えてくれます。わざわざスマホを取り出して調べる必要がありません。
住所をあらかじめ登録したり、位置情報のアクセスをオンにしていれば、近隣の天気情報がすぐに分かります。

スケジュールやメモの入力・確認

例えば「●月×日△時からミーティングをスケジュールに追加」などと指示すると、クラウド上のスケジュールアプリに内容を入力できます。設定によっては、スケジュールが近づくとお知らせもしてくれます。

対応機器や家電の操作

スマートスピーカー対応機器や家電(ロボット掃除機や照明・エアコン・テレビなど)の音声操作も可能です。例えば「エアコンの温度を上げて」「電気をつけて」と指示すれば、その通りの操作をしてくれます。
利用には、スマートスピーカーに対応する家電、コンセントなどに接続して使用する「スマートプラグ」などが必要です。

関連記事:テレビもエアコンもスマホで操作!自宅の家電を簡単にIoT化できる「学習リモコン」とは?

スマートスピーカーの活用シーン

スマートスピーカーの活用シーン

スマートスピーカーは家の中のあらゆるシーンで活用できます。

時間のない朝、電車の運行状況を知りたいときに

出かける前バタバタしているときは、スマホで電車の運行状況を確認する時間すらもったいない……なんてことがありますよね。スマートスピーカーに聞けば、顔を洗いながらでもメイクをしながらでも運行情報が確認できます。

電気やエアコンを1つ1つ切るのが面倒なときに

家を出るときに各部屋の電気やエアコンなどの家電をいちいち切るのが面倒……スマートスピーカーを玄関に設置しておけば、声をかけるだけでまとめてオフにすることが可能です。消し忘れの防止にも。

帰宅時、すぐに電気をつけたいときに

「買い物から帰って両手が塞がっているけれど、部屋の電気をつけたい」そんなときは、音声で「電気をつけて」と言えばOK!スイッチを触らなくて良いので、外出後すぐに手が洗えないときなど、衛生的にも安心です。

ゆったり音楽を聴きたいときに

例えば、ソファでのんびり寛ぎながら「ジャズが聴きたいな」と思ったとき自分で音楽配信サービスからジャズのプレイリストを検索するのは少し面倒ではありませんか? スマートスピーカーなら声で指示を出すだけでマッチするプレイリストを再生してくれます。

キッチンで料理をしているときに

スマートスピーカーを使えば、声だけでタイマーを設定することができます。手が汚れているときや、調理中のフライパンから目を離したくないときなどには、とても便利です。また、調理中にレシピの確認をしたいときも、わざわざスマホやパソコンを触らなくても声をかけるだけで済みます。

テレビのリモコンが見つからないときに

テレビをつけたいけどリモコンが見つからない……スマートスピーカーならそんなストレスからも解放してくれます。オンオフはもちろん、動画の一停止や再生などの操作も音声だけで可能です。

スマートスピーカーの代表的な製品

暮らしを便利に・快適にしてくれるスマートスピーカー。代表的な製品をご紹介します。製品によってできること・できないこと・特長などがあるので、ご自身のライフスタイルや用途にあわせて選びましょう。

Google Home

Google Home

Google Homeは、Googleが開発したスマートスピーカーです。起動時の「OK、Google」という言葉を知っている方も多いのではないでしょうか。音声AI機能「Googleアシスタント」によって、音楽再生や情報検索はもちろん、Googleアシスタントに対応した家電やChromecast(※1)の音声操作もできます。Google Homeは、GoogleカレンダーやGoogle マップなど、Googleアプリとの連携がスムーズです。もちろん音声で「ググる」ことが可能。Gmailなど普段からGoogleのアプリやサービスを使っている方は、特に利便性を実感できるでしょう。

(※1)Chromecastとは:YouTubeやNetflixなどインターネットのコンテンツをテレビで視聴できるサービス

Amazon Echo

Amazon Echo

Amazon Echoは、Amazonが開発したスマートスピーカー。AIアシスタント「Alexa」に対応し、音楽再生や情報検索・対応家電の音声操作が可能に。Amazonプライム会員の方は、AmazonショッピングやAmazonプライムビデオ、Amazonミュージックも音声操作で利用できます。Kindle会員であれば、Kindle本の読み上げも可能。このほか、タクシーを呼ぶ・銀行残高を確認する(利用銀行がAmazon Echoと提携している場合)など、あると便利な機能がたくさん搭載されています。

LINE Clova

LINE Clovaは、LINEが開発したスマートスピーカーです。音楽再生・情報検索などの標準的なスマートスピーカーの機能を搭載しているほか、特長的なのは、音声入力でLINEのメッセージ送信・メッセージの読み上げができること。LINEを頻繁に使う方にとっては便利な機能と言えるでしょう。バッテリー内蔵なので、電源に接続しなくても使用できるのもメリットです。

まとめ

スマホやリモコンの操作を音声指示だけで可能にしてくれるスマートスピーカー。今後もますますスマートスピーカーでできることは増え、今以上に用途も増えていくでしょう。家での生活をもっと快適に・便利にしたいと思っている方は、ぜひスマートスピーカーの購入を検討してみてはいかがでしょうか。


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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  • ライター

    藤澤めぐり

    Web制作会社で7年間ライター職を経験後、2020年からフリーライターに。音楽制作・演奏を続ける。執筆のジャンルは美容健康・ビジネス・ITなどさまざま。

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