「シークレットモード」とは?特徴と活用シーン

ブラウザの「シークレットモード」を知っていますか?「シークレットモード」は、IDやパスワードなどを入力した情報をブラウザに残さないことで、私たちを守ってくれる機能です。
今回はその「シークレットモード」について紹介します。

ライター:佐倉一史

「シークレットモード」とは?その機能と注意点

「シークレットモード」とは、ブラウザにCookieや閲覧履歴を残さず使用できる機能です。
ブラウザは利用するユーザーが快適に使用できるように、デバイスの中にデータを蓄積し、同じ画像やファイルを再度ダウンロードする手間を省いています(キャッシュ)。また、WebサイトやWebサーバーにアクセスした人の情報を、ブラウザに一時的に保存するための仕組みであるCookieを利用することで、会員制のサイトなどをログイン状態に保っています。

キャッシュもCookieも便利な仕組みですが、デバイスを他人に貸したときなどに検索履歴を見られたり、IDやパスワードを悪用されたりする可能性があります。そこで活躍するのが、Cookieや閲覧したデータをデバイスに保存させない「シークレットモード」です。
しかしあくまでブラウザに情報や履歴が残らないということだけで、アクセスした先のWebサイトには履歴が残ります。匿名でアクセスしてインターネットを利用できるということではないので、ご注意を。

参考記事:「Cookieとは?わかりやすく解説。設定や削除方法も」

「シークレットモード」のブラウザ別名称

「シークレットモード」は、ブラウザによって呼び方に違いがあります。Google Chromeでは「シークレットモード」または「シークレットウィンドウ」、Safariでは「プライベートブラウズ」、Firefoxでは「プライベートブラウジング」または「プライベートウィンドウ」、Microsoft Edgeでは「InPrivateブラウズ」と呼ばれていますが、基本的に機能はどれも同じです。

「ゲストモード」との違い

「シークレットモード」とよく混同されるものに「ゲストモード」があります。どちらもブラウザにデータを残さない機能ですが、一部違いがあります。「シークレットモード」であれば通常モードからの予測候補や拡張機能、ブックマーク、検索時の予測候補といったものを引き継いで使用できます。ゲストモードは通常モードからの情報を引き継ぐことができず、ゲストモードの情報も通常モードに引き継がれることはありません。

「シークレットモード」のメリット・デメリット

「シークレットモード」のメリット、デメリットを紹介します。

「シークレットモード」のメリット

検索ワードや閲覧ページの表示履歴などがデバイスに残らない

通常インターネットで検索をかけると、デバイスに履歴が残り、あとから確認することができます。「シークレットモード」では、デバイスにデータや履歴が残らないので、確認される心配がありません。

ログインに必要なIDやパスワードなどを守ることができる

通常モードでは、会員制サイトへログインすると、次回以降のログインのために、ブラウザがそのIDやパスワードを記録することがあります。その場合、同じデバイスを使用すると誰でも簡単にログインができるので、デバイスをレンタルしていると危険。「シークレットモード」を活用すると、ブラウザへのIDやパスワードの記録を防ぎ、そのリスクを回避できます。

同じサイトに複数のアカウントで同時にログインできる

通常モードではできない、SNSへの複数アカウントでの同時ログインも「シークレットモード」なら可能です。

「シークレットモード」のデメリット

一度タブを消してしまうとショートカットキーなどで復元できない

メリットである「検索ワードや閲覧ページといった情報がデバイスに残らない」機能ですが、デメリットにもなります。本来ショートカットキーによるページの復元は、閲覧ページの履歴をもとに行っているため、「シークレットモード」では復元ができません。

ログイン時に毎回ログイン情報の入力が必要となる

「シークレットモード」を利用すると、ログインIDやパスワードを記憶させることができないため都度入力する必要があります。

「シークレットモード」の3つの活用シーン

「シークレットモード」を活用すべき場面はいくつかありますが、今回はその中でも3つ紹介させていただきます。

1.パソコンをレンタルして使用するとき

一時的にパソコンやスマートフォンを借りて使用するときは、「シークレットモード」を活用しましょう。もし使用せずに学校や会社、図書館などで会員制サイトにログインしてしまうと、履歴からIDやパスワードなどの情報漏洩につながります。
また家族でパソコンなどを共有する際にも、「シークレットモード」が活かせます。自宅で自分のパソコンを子供に貸す場合、「シークレットモード」を活用することで子供の使用履歴が残らず、家族間でのプライバシーを守ることにつながります。

2.キャッシュの影響を受けない作業をするシーン

Webサイトを作成する場合などは、状況に応じてキャッシュの影響を受けてしまい、直前に行った修正がブラウザの閲覧時に反映されない可能性があります。そういったときはシークレットモードで閲覧すると良いでしょう。

3.異なるアカウントで同時にログインしたいとき

「シークレットモード」を活用すると、WebサイトやSNSへ複数のアカウントでログインが可能です。企業のSNSアカウントなどを運用していると、複数のアカウントを同時に操作したい場面があるかと思います。
通常モードでは2つ以上のウィンドウを開いても異なるアカウントを同時に利用することはできないものもありますが、「シークレットモード」では異なるアカウントで同時にログインが可能です。

主要ブラウザでのシークレットモード設定

「シークレットモード」の起動は、各ブラウザの上にある設定メニューから「シークレットモード」を選択するだけ。またそれだけではなく、ショートカットキーを使用して開くことも可能です。
ショートカットキーは以下の通りです。

  • Google Chrome:「Ctrl + Shift + N」
  • Firefox:「Ctrl+ Shift + P」
  • Microsoft Edge:「Ctrl + Shift + N」

Macの場合は、「Shift」+「Command」+「N」

一方「シークレットモード」の解除は、開いているシークレットウィンドウのタブを閉じるか、ブラウザの全ウィンドウを閉じると解除されます。

まとめ

「シークレットモード」を効果的に利用することで、個人情報の漏洩を防ぐことができ、より安全にデバイスの共有が行えます。職場のパソコンやネットカフェの利用時など、タイミングや状況に応じて使い分けて、今後も快適で安全なインターネットライフを送りましょう。


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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  • ライター

    佐倉一史

    エンタメ、ガジェット、ITなど何でもござれの器用貧乏系ライター。最近購入したiPadについて、仕事・プライベートを充実させる便利な活用法やアプリを模索中。

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