世界中の芸術と文化に誰でもオンラインで触れ合えるGoogleのサービス「Google Arts & Culture」。2,000以上の美術館、アートギャラリー、文化施設のコレクションを楽しめます。世界中の文化団体と提携が進められているそうで、日本でも「東京国立博物館」「新国立劇場」など約100以上の団体が登録されており、オンライン上で閲覧できます。また、アートに関するさまざまな技法、歴史、人物、芸術運動を知ることができ、アートの教養を深めることもできます(2022年10月現在)。
今回は「Google Arts & Culture」でアートの探し方と作品を紹介します。
ライター:澤田将太
「Google Arts & Culture」の魅力とは
「Google Arts & Culture」には、さまざまな検索方法が用意されており、アートに詳しくない方でも分かりやすい分類でアートを探し出すことができます。
キーワード検索
どんな検索サイトでも備えられている「キーワード検索」。お目当てのアートがある方はこちらから検索し、見つけることができます。
素材と技法検索
制作された技法や素材から検索できます。左上のハンバーガーボタンをクリックすると、タブが開きます。その中から「素材と技法」をクリックすれば該当ページへと遷移します。この「素材と技法」の検索ページでは、「金」「クレヨン」「鉛筆」など、アートでよく使われるものから「歯」「頭髪」「皮膚」など、一風変わった素材もあります。2022年10月現在、240種類もの素材で制作されたアートが掲載されています。
色検索
作品の基調色をもとに検索できる機能で、「ホワイト」「グレー」「ピンク」「パープル」「ブルー」「スカイブルー」「グリーン」「イエロー」「オレンジ」「レッド」「ブラウン」「ブラック」のなどさまざまなカラーの中から求めているアートを探し出すことができます。
アーティスト検索
アーティストの名前が分からない方でも安心です。アーティスト検索があれば、代表作のサムネイルとともに表示されます。
昨今話題の「バンクシー」、20世紀の美術に大きな影響を及ぼした「フィンセント・ファン・ゴッホ」など誰もが知るアーティストから、俳優として有名な「ブルース・リー」が截拳道(ジークンドー)を創始したマーシャルアーティストとしても紹介されていたりします。
アートの詳細まで見られる!ズーム機能
それぞれのアートには拡大機能が備えられており、アートの描き方や配色の細かさ、制作に関する技術、今までは美術館で鑑賞できなかった部分も見ることができ、間近でアートを楽しめます。
アーティストの生い立ちや作風を解説してくれる「ストーリー」機能
特定のアーティストをピックアップして、作風や生涯を解説してくれる「ストーリー」機能があります。中には美術館を巡って楽しむこともできるストーリーもあり、一からアーティストのことを知りたい方はまずこの機能を使えば、アートへの理解が深まると思います。
例として「フィンセント・ファン・ゴッホ」を取り上げてみます。
「ゴッホを捕まえろ!」という「ストーリー」では、なぜ彼が自身の自画像を多く描いていたのか、1886年に初めて描いた自画像についての考察や解説が掲載されており、知識を深めることができます。
アートを使ったゲームも
ホーム画面の「PLAY」タブからアートを使ったゲームを楽しめます。絵画の色塗りや、自身で線を描くと、AIがマンガ風イラストに変換してくれるゲーム、絵画のジグソーパズルなど、楽しくアートに触れ合うことができます。
まとめ
世界中のアートをさまざまな角度で楽しむことが出来る「Google Arts & Culture」。アートの教養はもちろん、歴史的な出来事を知る機会にもオススメです。家にいながら海外の美術館・博物館に訪れたような旅行気分を味わえたり、記事で紹介したようなゲームではお子さまと一緒に楽しめたりと、家族とのおうち時間の充実にもつながります。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
【関西でネット回線をお探しなら】
eo光は17年連続お客さま満足度 No.1!※
※RBB TODAYブロードバンドアワード2023 キャリア部門 エリア別総合(近畿)第1位(2024年2月発表)
2007年~2023年17年連続受賞
※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。