リフレッシュレートとは?オンラインゲームに適した値や設定変更の方法を解説

インターネットやオンラインゲームを楽しんでいると、「リフレッシュレート」という言葉を耳にすることがあるでしょう。特に、オンラインで対戦するFPSや格闘ゲームの世界では、勝率にも影響するといわれているリフレッシュレート。一体どのようなものなのでしょうか?

本記事では、リフレッシュレートの概要や、用途別に適した値と設定方法を解説します。

ライター:CLIP編集部

リフレッシュレートとは

リフレッシュレートとは

まずは、リフレッシュレートとはどのようなものなのか、フレームレートとの違いを交えながら詳しく解説します。

リフレッシュレート(Hz)

リフレッシュレートとは、モニター(ディスプレイ)が1秒で画面を書き換えられる回数のことです。例えば、リフレッシュレートが「30Hz」の場合は、1秒間に30回画面が更新されるということになります。

リフレッシュレートは映像の滑らかさに影響を与え、数値が高くなるほど画面に表示される人や物体の動きが滑らかに見えます。一般的には、30Hzや60Hz、144Hzなどが利用される場合が多いでしょう。

混同されやすい「フレームレート(fps)」との違い

リフレッシュレートと混同されがちなものに、「フレームレート(fps)」があります。

フレームレートとは、1秒間に表示されるフレーム(画像)数のことです。パソコンをはじめとする「モニターに映像を出力する機器」が、1秒間に送信可能な画像数を表し、数値が高くなるほど映像が滑らかになります。

リフレッシュレートとフレームレートはどちらも映像の滑らかさに影響する数値ですが、リフレッシュレートが表示側(モニター)のスペックを表す数値なのに対し、フレームレートは出力側(パソコンやゲーム機など)のスペックを表す数値です。

例えば、144fpsの映像を60Hzのモニターで出力させた場合、1秒間に画面を書き換えられる回数は60回なので、60Hz(60fps)の映像が表示されます。

関連記事:フレームレート(fps)とは?ゲーム・動画に最適な目安と確認方法

リフレッシュレートが高い場合のメリット

リフレッシュレートが高いモニターを使用すると、以下のようなメリットを期待できます。

リフレッシュレートが高いモニターを使用すると、以下のようなメリットを期待できます。

  • 映像が滑らかになる
  • ゲームの快適性アップ

映像が滑らかになる

モニターのリフレッシュレートが高いと、モーションブラー(被写体が動くときに生じるブレ)が抑えられ、滑らかな映像を楽しめます。ドラマや映画、YouTubeなど、モニターで動画を視聴する際の満足度がアップするでしょう。

また、画面をスクロールした際の動きもスムーズになり、パソコンでの作業がより快適になります。

ゲームの快適性アップ

モニターのリフレッシュレートは、ゲームの快適性を左右するとされています。映像の滑らかさは、ゲーム操作中の視認性やタイミングの取りやすさに大きく影響するためです。

例えば、一人称視点のシューティングゲーム(FPS:First Person Shooter)では、モニターのリフレッシュレートが高いほど、敵の動きが見えやすくなります。すると、シューティングの照準を合わせやすくなるため、ゲームの勝率を高めることにつながるのです。
また、格闘ゲームにおいても、映像の滑らかさは勝敗に影響を与えます。格闘ゲームで勝利をおさめるためには、動体視力や瞬間の判断力がものをいうと考えられており、映像のちょっとしたブレが勝敗を分ける可能性があるのです。リフレッシュレートが高いモニターを使用すれば、操作の反応速度や精度が高まり、勝率を上げることにつながります。

リフレッシュレートが高い場合のデメリット

リフレッシュレートが高いモニターにはさまざまなメリットがあり、特にFPSや対戦ゲームを楽しむ人にとっては重視したいポイントです。しかし、モニターのリフレッシュレートが高いと、以下のようなデメリットが発生します。

  • 電力消費量が増える
  • 高性能な機材が必要

モニターを新調する際は、メリット・デメリットをどちらも把握したうえで、購入時の検討材料としましょう。

電力消費量が増える

リフレッシュレートが高いとモニターと出力側の両方で、消費電力が増えてしまいます。動画を視聴したり、ゲームをプレイしたりする頻度が多い人は、これに伴いランニングコストが増加してしまうでしょう。

また、ノートパソコンやスマートフォンなどの持ち運び端末は、バッテリー消費が早くなることで、外出先で電池切れを起こすリスクが高まります。

高性能な機材が必要

リフレッシュレートにこだわるためには、高性能なモニター(ディスプレイ)を用意する必要があります。高性能なデバイスは高価格でもある場合が多いため、コスト面での問題は避けて通れません。

また、ゲームや動画などで滑らかな映像を楽しむと、出力機器への負担が増してしまうという懸念もあります。デバイスの劣化を早めることにもつながりかねないため、リスクも考慮したうえで購入を検討しましょう。

用途ごとのおすすめリフレッシュレート設定

リフレッシュレートは、用途に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。

リフレッシュレートは、用途に合わせて適切なものを選ぶことが大切です。

モニターを購入する場合はもちろん、パソコンなどのデバイス側でリフレッシュレートの設定を調整する際は、用途に合わせて以下の数値を目安としてみてください。

30Hz:通常のパソコン利用

市販のモニターのリフレッシュレートは60Hzが標準ですが、ネットサーフィンや動画視聴などの一般的なパソコン利用であれば、30Hzに調整しても問題ない場合が多いでしょう。例えば、テレビ番組やYouTube動画は30fpsで配信されているケースが多く見られます。

また、出力機器のスペックが低い場合は、リフレッシュレートを30Hzに下げることで、快適に利用できる可能性もあるでしょう。

60Hz:RPGやシミュレーションゲーム

RPGやシミュレーションゲームなど、比較的動きの少ないゲームであれば、60Hzで快適に遊べるでしょう。

実際に、ゲームのリフレッシュレートは60Hzが広く使われており、多くのゲームをストレスなくプレイできます。

144Hz以上:FPSゲームや格闘ゲーム

FPSや格闘ゲームなど、動きの激しいゲームを楽しむ場合は、144Hz以上に対応したモニターがおすすめです。特に、近年は144Hz以上の高リフレッシュレートに対応するゲームが増えています。

リフレッシュレートが高いモニターを導入すれば、動きのタイミングや照準合わせなどの精度が増し、ゲームをより有利に進められるようになるでしょう。

Windows・Macのリフレッシュレート設定変更方法

WindowsとMacのリフレッシュレートは、それぞれ以下の方法で変更可能です。

WindowsとMacのリフレッシュレートは、それぞれ以下の方法で変更可能です。

Windowsの場合

  1. 「Windowsマーク」を右クリックし、「設定」を選択
  2. 設定ウインドウの「システム」を選択
  3. 「ディスプレイ」を選択
  4. 下へスクロールして「ディスプレイの詳細設定」を選択
  5. 「ディスプレイの情報」から、リフレッシュレート値を確認
  6. 「リフレッシュレート」のプルダウンから設定したいHzを選択
    ※モニター(ディスプレイ)側で未対応のリフレッシュレートは、リストに表示されない

Macの場合

  1. 「アップルメニュー(リンゴマーク)」を右クリックし、「このMacについて」を選択
  2. 「ディスプレイ」タブを選択し、「ディスプレイ環境設定」ボタンをクリック
  3. リフレッシュレートの値を変更
     

なお、Macの場合、リフレッシュレートを変更できるのは、外部モニターと接続している場合のみです。パソコン本体のモニターを使用している場合は、リフレッシュレートの確認・変更ができないため注意しましょう。

リフレッシュレートに関する注意点

リフレッシュレートに関する注意点

パソコンで滑らかな映像を楽しむためには、モニター側の「リフレッシュレート」だけでなく、パソコン側の「フレームレート」を高める必要があります。

表示側と出力側、どちらか一方の性能が高いだけでは、滑らかな描画性能を発揮することはできません。

出力側のフレームレートは、パソコンに搭載されている「グラフィックボード」のスペックによって左右されます。リフレッシュレートが高いモニターを使用する場合は、高性能なグラフィックボードを搭載したパソコンが必要です。

まとめ

リフレッシュレートとは、1秒間にモニターの画面が書き換えられる回数のことをいいます。リフレッシュレートが高いほど、動画やゲームの映像がより滑らかに映し出されます。

FPSや格闘ゲームなど、動きが激しいゲームの勝率を追求するなら、高リフレッシュレートのモニターを用意するのがおすすめです。なお、モニターの描画性能を発揮するためには、デバイスのフレームレートとの関係を考慮する必要があります。利用シーンや楽しみ方に合わせて、適切な機器を用意しましょう。


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    CLIP編集部

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