Discord(ディス コード)とは?ゲーマー以外にも広がるボイスチャットツール

Discrord(ディスコード)は使い勝手の良さで人気のボイスチャットアプリ。もともとはゲーマー向けでしたが、最近はSlackやチャットワークなどビジネスチャットツールの代替として、またはオンラインコミュニティなどにも活用されています。この記事ではDiscordの特長や使い方、注意点について解説します。

ライター:荒井啓仁

Discrord(ディスコード)はゲーム特化のボイスチャットアプリとして誕生

「Discord」とは、米Discord.incによって開発されたビデオ通話・音声通話ソフトウェア(アプリケーション)。
Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Webブラウザで利用可能です。
元々はゲーマー向けに低遅延かつゲームの邪魔にならない軽量な音声通話ソフトとして開発されました。通話する目的の部屋(チャンネル)を細かく分けることができ、通話の品質も良くマルチプラットフォームに対応しているため、ビジネス用途のユーザーも増えているようです。

Discrordの始め方・使い方

Discrordの始め方・使い方

ブラウザからなら「Discord」はアカウント登録なしでも利用できますが、「Discord」を開いたタブを誤って終了した場合、もう一度招待してもらわないとサーバーには接続できません。
他のデバイスでも「Discord」を利用する場合や、複数のサーバーに参加し、快適に利用したい場合はアカウントを作成したほうが良いでしょう。

アカウントの作成にはメールアドレス、ユーザー名、パスワード、生年月日の設定が必要です。
ユーザー名は名前の後ろに「ユーザー名#0000」のように数字の識別コードが設定されるため、重複を気にせず好きな名前を設定できます。

Discordの「サーバー」とは?作成や招待について

ビジネス向けのチャットツールとしては、「Slack」やMicrosoft「Teams」国産では「チャットワーク」などを使われている方は多いのではないでしょうか。

Slackは所属組織やプロジェクトごとに固有の「ワークスペース」のURLを発行し、その中で話題ごとに「チャンネル」を設定できます。Teams でも同様に組織ごとに「チーム」を、案件ごとに「チャネル」が作られます。チャットワークの場合は「グループチャット」で組織・話題に合ったメンバーを集めることが多いでしょう。

Discordの「サーバー」とは、音声通話やテキストチャットをするための「部屋」です。Slackでいう「ワークスペース」Teamsの「チーム」にあたります。
サーバーを作成する、というと技術的な知識が必要なのかと思えますが、数クリックで作成可能です。
「サーバー」内ではボイスチャンネルとテキストテキストの2種類のチャンネルをそれぞれ必要に応じて増やすことができます。

ユーザーを「サーバー」に招待する場合はサーバー名の横のメニューを押し、「友達を招待」タブを選択します。
あらかじめフレンド登録が済んでいた場合、リストから招待するユーザーを選択するか、大人数を招待する場合はサーバーURLを共有すると良いでしょう。

フレンドをテストサーバーに招待する

テキストチャンネルとボイスチャンネルはサーバー作成時、自動でいくつかのチャンネルやカテゴリーが作成されます。

チャンネルやカテゴリーが作成されます

カテゴリーはチャンネルの「枠組み」ともいえる機能です。Slackでいう「チャンネル」Teamsの「チャネル」、チャットワークの「グループチャット」に近いものです。
画像のようにインフォメーションのカテゴリーに利用上の連絡事項などを分けておけば、他のチャンネルと区別できるため見やすくなります。

DiscordはPCとスマートフォンで配信されています。
スマートフォン版は携帯端末向けに縦長のデザインになってはいますが、機能に違いはありません。複数の端末で同じアカウントにログインしていれば、どの端末からでも利用することができます。

Discordの3つの特長

ボイスチャット機能

1.部屋にいれば気軽に話しかけられるボイスチャット機能

「Discord」は各々がボイスチャットルームに接続していれば、いつでも通話を開始することができます。
「Skype」などの従来のサービスと違い「電話を掛ける」というより「部屋に集まる」感覚が強いのが特徴です。
元々はゲームのプレイ中、ボイスチャットの着信音でゲームを中断されないように各々のタイミングで集まれると好評の機能でした。ビジネス用途でもチャンネルにさえメンバーが集まっていれば、ちょっとした相談がオフィスに集まっているような感覚で気軽にできます。

2.豊富なプラグインとbotで機能拡張

「Discord」は「Google Chorome」のようにユーザーによって作られたプラグインが多く存在し、ユーザーの好みに合わせて拡張していくことができます。
また「Discord」には「bot」と呼ばれる拡張機能があり、ボイスチャンネル内で音楽を流せたり、悪質なユーザーをブロックできたりと便利な機能が備わっています。
「bot」はサーバーに招待する必要があります。
サーバーの利用用途に合わせて「bot」を導入すれば、「Discord」をより快適に使えるでしょう。

3.通話品質の良さ

「Discord」は通話品質の高さでも人気を集めています。筆者の周囲ではDiscordは比較的音声の遅延が少ないと感じるユーザーが多いですが、ここは環境や感じ方によって違う意見があるかもしれません。

またキーボードの打鍵音や空調のノイズなどをカットしてくれるノイズ抑制機能により、通話相手の発言が聞き取りやすいのも大きな特徴です。

「Discord 」はビデオ通話やビデオ会議機能も備わっています。
サーバー管理者の許可や設定が必要になりますが、通常の音声通話と同じように部屋に集まる形でビデオ通話が可能です。
ビデオ通話ボタンの横には、画面共有のボタンもあるので資料の共有も簡単にできます。

Discrordの注意点。アカウントはサーバーをまたいでも共通

「Discord」では「Slack」のようにサーバー(ワークスペース)ごとにアカウントの管理はできず、共通の1つのアカウントを使用する点に注意しましょう。
「Slack」ではログイン状態やアイコンなどをワークスペースごとに変更できますが、「Discord」ではできません。同じようなことを実現するには用途ごとにアカウントを分ける必要があります。

「サーバー」内のボイスチャンネルでは、参加しているメンバーだけで通話することができますが、フレンド等と直接やり取りをするダイレクトメッセージ上では「サーバー」内と仕様が異なるので注意しましょう。
通話のチャンネルに参加したつもりで通話ボタンを押してしまうと、相手に発信通知が行ってしまうので、お互いに時間を決めて通話を開始したり、複数人いる場合はサーバー上で集まった方が良いでしょう。

参加しているサーバーが多いと、発言があるたびに通知が来てしまい重要な通知を逃してしまうケースもありますが、通知設定は各サーバーごとに細かく設定できます。
デフォルトではサーバーに投稿されたメッセージを全て通知する状態になっています。
自分に宛てたメッセージのみ通知するようにできたり、サーバーからの通知を全てオフにすることもできます。
スマートフォン版とアカウントを共有している場合は、携帯電話へのプッシュ通知のオンオフ切り替えも可能です。


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