リメイクされた名作ゲーム10選!リブートとの違いも解説

あの頃遊んだ懐かしのゲームを新しい形で楽しめるリメイク作品。思い出が色鮮やかに蘇るだけではなく、新しい感動も与えてくれます。
この記事では、名作ゲームのリメイク作品10選と、似た意味を持つ3つの言葉についても紹介します。

ライター:荒井啓仁

リマスターやリブートとの違いは?

リメイク・リマスター・リブート、3つとも「過去の作品を作り直す」という意味は共通ですが、細かい意味合いは異なります。

リマスター

リマスターは画質や音質を現代基準に合わせたものです。

リブート

リブートは設定などを引き継いだ上で全く新しく作り直したものを指す場合がほとんどです。

リメイク

リメイクは、設定やゲーム体験といったゲームの核の部分は変えずに、作り直されたゲームを指す場合が多いのが特徴です。

3つとも明確な定義が決まっているわけではないため、あくまで目安と考えると良いでしょう。

おすすめのリメイクゲーム10選!

ここからはおすすめのリメイクゲームを紹介していきます。「プラットフォーム」はリメイク版が遊べるゲーム端末・環境を示しています。

1.『スーパーマリオRPG』

オリジナル版:1996年3月9日発売
リメイク版:2023年11月17日発売
プラットフォーム:Switch

『スーパーマリオ』シリーズ初のRPG作品の『スーパーマリオRPG』が27年の時を経てついにリメイク決定! 一部キャラクターの性格は『スーパーマリオRPG』から現在まで受け継がれているなど、後年のマリオシリーズへの影響も大きい作品です。RPGでありながらアクション要素も豊富で、個性的なキャラクターやセリフ回し、耳に残るBGMが魅力的な本作。リメイク版では、サウンドプレーヤーなどの追加要素にくわえ、モンスターのコレクションやボスとの再戦など、やり込み要素も充実しています。

2.『ゼルダの伝説 夢をみる島』

オリジナル版:1993年6月6日
リメイク版:2019年9月20日
プラットフォーム:Switch

『ゼルダの伝説 夢をみる島』(ゲームボーイ版)は日本では『ゼルダの伝説』シリーズ初の携帯ゲーム機向け作品。『ゼルダの伝説』シリーズとしては4作目で、島に流れ着いた勇者・リンクが不思議な島からの脱出を目指して冒険します。リメイク版では、オリジナル版を思わせる二頭身のまま、ゲーム全体がジオラマ的に描かれます。かわいらしい描写ながらも、工夫にあふれた戦闘と謎解きはゼルダの伝説シリーズそのもの。評価の高いストーリーはそのままに、より遊びやすい作品に仕上がっています。

3.『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』

オリジナル版:1998年9月12日
リメイク版:2018年11月16日
プラットフォーム:Switch

『ポケットモンスター』シリーズの第一作目『ポケットモンスター赤・緑』の別バージョン『ポケットモンスター ピカチュウ』のリメイク作品。『ポケットモンスター ピカチュウ』はアニメの大ヒットを受け、『赤・緑』にアニメからの設定やピカチュウの連れ歩きなどの要素が追加されました。
リメイク版ではピカチュウかイーブイを相棒に、初代ポケットモンスターの舞台、カントー地方での冒険を楽しめます。愛くるしいピカチュウとイーブイとの触れ合いも楽しい『Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』。好きなポケモンを連れて歩ける要素や直感的なポケモンの捕獲方法など、シリーズファンも初めてポケモンに触れる人も楽しめる作品です。

4.『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』

オリジナル版:
1996年12月6日(クラッシュ・バンディクー)
1997年12月18日(クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!)
1998年12月17日(クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周)
リメイク版:2017年8月3日
プラットフォーム:PS4/PS5,Switch,Xbox One,Steam(日本語非対応)

『クラッシュ・バンディクー』はコミカルなキャラクターと遊びごたえのある難易度が魅力のシリーズ。リメイク版は、1996年〜1998年に発売された『クラッシュ・バンディクー』シリーズの3作品をまとめてリメイクし、1つにまとめた作品です。日本ではメディアミックスも盛んに行われていたため、主人公のクラッシュを目にしたことがある方も多いのではないでしょうか? 『クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!』では、当時の難易度はそのままに、セーブポイントの増加や細かいバランス調整など、当時に比べて遊びやすくなっています。

5.『バイオハザードRE:4』

オリジナル版:2005年1月11日
リメイク版:2023年3月24日
プラットフォーム:PS4/PS5,Xbox Series x/S,Switch,Steam
※CERO Z(18歳以上のみ対象)作品

多彩なアクションと臨場感あるカメラワーク、ゾンビに代わる不気味な敵、迫力あふれる演出が魅力的な『バイオハザード4』のリメイク作品。オリジナル版は発売以降、10種類にも及ぶハードやプラットフォームで発売されるなど、世界的な人気を誇っています。多彩で爽快感あふれるアクションが魅力だったオリジナル版から、さらにアクションが増え、弾丸のクラフトや銃を構えながらの移動が可能になるなど、遊びやすさも大きく向上。カプコン開発の次世代エンジン「REエンジン」により、見目麗しい登場人物にくわえ、クリーチャーたちもより精細にブラッシュアップされ迫力満点に。

6.『FINAL FANTASY VII REMAKE』

オリジナル版:1997年1月31日
リメイク版:2020年4月10日
プラットフォーム:PS4/PS5,Steam

『FINAL FANTASY』シリーズの中でも、屈指の人気を誇る『FINAL FANTASY VII 』のリメイク作品。オリジナル版は、重厚なストーリーと個性的なキャラクター、ゲーム性も含めて、世界中で愛されるRPGの金字塔ともいえる作品です。『FINAL FANTASY VII REMAKE』は、オリジナル版の主要スタッフが手掛ける『FFⅦ』リメイクプロジェクトの第一作目。三部構成で開発が進められており、2024年2月29日には、第二作目の『FINAL FANTASY VII REBIRTH』の発売が予定されています。

7.『ライブ・ア・ライブ』

オリジナル版:1994年9月2日
リメイク版:2022年7月22日
プラットフォーム:PS4/PS5,Switch,Steam

オリジナル版『ライブ・ア・ライブ』は、オムニバス形式で描かれる7人の主人公たちによるストーリーを描く“伝説のRPG”とも呼ばれる名作。原始時代から幕末、西部劇、近未来など、時代も場所も違う主人公たちが、一同に介するストーリーは今なお高い評価を得ています。ドラマチックなシナリオはそのままに、3D世界に2Dキャラクターが入り込む”HD-2D”により、新しくもどこか懐かしい雰囲気が楽しめる作品です。

8.『スターオーシャン セカンドストーリーR』

オリジナル版:1998年7月30日
リメイク版:2023年11月2日
プラットフォーム:PS4/PS5,Switch,Steam

人気RPG『スターオーシャン』シリーズの2作目をリメイクした作品。移植やリマスター作品が過去5回に渡って発売され、シリーズで唯一スピンオフ作品が制作されるなど、シリーズ随一の人気を誇ります。リアルタイムで移り変わるアクション性の高い戦闘に加え、クリア後のやりこみ要素も多いことからゲーマーからの支持も厚い作品です。リメイク版では、『ライブ・ア・ライブ』同様”HD-2D”方式を採用しており、懐かしさを損なわず没入感を高めてくれます。

9.『ワンダと巨像』

オリジナル版:2005年10月27日
リメイク版:2018年2月8
プラットフォーム:PS4/PS5

『ワンダと巨像』は主人公・ワンダが少女の魂を救うため、各地に存在する16の巨像を倒す旅を描くアクション・アドベンチャーです。オリジナル版から評価の高かった、雄大な自然を巡る楽しさはPS4リメイクでさらにパワーアップ。独特の操作感覚と派手さを抑えた戦闘、巨像たちの命を奪う切なさは、『ワンダと巨像』でしか味わえない魅力を生み出します。

10.『The Last of Us Part I』

オリジナル版:2013年6月14日
リメイク版:2022年9月2日
プラットフォーム:PS4,PS5,Steam

『The Last of Us』は寄生菌により文明が崩壊した世界が舞台の作品。「運び屋」として厳しい世界を生き抜くジョエルと寄生菌に抗体を持つ少女エリーの旅を描きます。アクションや没入感もさることながら、本作の魅力はストーリーの面白さと、ストーリーを自身で体験できること。文明が崩壊した世界の厳しさと、生き残った人々の悲哀に満ちた残酷ながらもより美しくなった映像でストーリーを自身の手で進めていく感覚は、『The Last of Us Part I』の醍醐味といえるでしょう。

まとめ

リメイクにともない、高品質になったゲームは容量が大きくなり、ダウンロードには時間がかかってしまいます。PC・家庭用ゲーム機問わず、ゲームをダウンロードする際は、回線速度が安定していることが大切です。回線速度や品質に不安がある場合は、回線契約の見直しを検討してみてはいかがでしょうか?


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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  • ライター

    荒井啓仁

    映画・アニメ・漫画が大好きで、Web漫画を15年以上ヘビーに毎日読み続ける。俳優として活動中で、演技者の目線からコラムを書く。

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