Google Keepの活用方法は?基本的な機能と使い方

Google Keepは、Googleアカウントがあれば誰でも利用できるメモアプリです。GmailやGoogleカレンダーなどに比べるとやや認知度が低く、「存在は知っているけど使ったことはない」という方もいるかもしれません。そこで今回は、Google Keepの魅力や活用方法の他、基本的な使い方について詳しく紹介します。

Google Keepはシンプルで使いやすいメモアプリ

Google Keepはシンプルで使いやすいメモアプリ

Google Keepは、Googleアカウントがあれば誰でも手軽に使える無料のメモアプリです。GmailやGoogleカレンダーなどに比べるとやや知名度が落ちるものの、メモのしやすさや充実した機能があり、ユーザーから根強い人気を誇っています。
Web版とiOS・ Androidに対応するスマホ版があり、あらゆる端末からアクセスできるのも特徴です。Web版は「Google Chrome:Googleアプリのメニュー」「その他ブラウザ:通常検索」でブラウザ上からアクセスでき、スマホ版はアプリをダウンロードして使用できます。

Google Keepの4つの活用法

Google Keepの4つの活用法

Google Keepの代表的な活用方法としては、以下の4つがあります。

1.アイデアをメモする

Google Keepには多種多様なメモ機能があります。テキスト入力・手書き・音声・画像などの種類があり、状況や内容に応じたメモの取り方ができます。また、タイトルをつけられるので検索も簡単。過去のアイデアを確認したいときにも重宝します。

2.やることリストの作成

Google Keepには、リスト作成の機能があります。日次・週次・月次でやることを簡潔にリスト化できる他、完了したリストをサッとアーカイブに移動させる機能も搭載。メモだけでなくタスク管理アプリとしても有効活用できます。

3.リマインダー機能として活用する

Google Keepで作成したメモには、日時や場所を登録できます。指定の日時にリマインドを設定することもできるので、リマインダーとしても有効活用できます。

4.Webページのテキストや画像のストックにも(パソコンのみ)

Google Keepには、Webページのテキストや画像をストックする機能があるため、気になった情報をまとめておき、後で再確認したいときに有効活用できます。

活用法別に解説!Google Keepの使い方

上で紹介した4つの活用法の他、Google Keepを使うときに押さえておきたい基本機能の使い方を紹介します。

1.メモを作成・編集・保存・削除する方法

Google Keepにはテキスト入力・手書き・音声・図形描画の4つのメモ機能があります。それぞれの使い方と、覚えておくと便利な「ラベル・ピン留め・アーカイブ」の方法を解説します。
※メモ作成とラベル・ピン留め・アーカイブは、比較的利用頻度が高いと思われるスマホアプリを利用して紹介します。

【テキストメモ】
1.スマホで Google Keep アプリを開き、画面右下の作成アイコン「+」をタップします。

スマホで Google Keep アプリを開き、画面右下の作成アイコン「+」をタップ

2.タイトルと本文を入力し、左上の戻るアイコン「←」をタップします。
(タイトル・メモいずれかが未入力でも保存可能)

タイトルと本文を入力し、左上の戻るアイコン「←」をタップ

【手書きメモ】
1.Google Keep アプリの画面の下部にある筆のアイコンをタップします。

Google Keep アプリの画面の下部にある筆のアイコンをタップ

2.下部のアイコンから好みの字体を選び、指で必要な情報を入力。削除したいときは右上の戻るアイコンをタップします。

Google Keep アプリの画面の下部にある筆のアイコンをタップ

3.入力が完了したら左上の戻るアイコン「←」をタップします。

【音声メモ】
1.Google Keep アプリの画面の下部にあるマイクのアイコンをタップします。

下部のアイコンから好みの字体を選び、指で必要な情報を入力

2.音声登録画面で入力したい内容を発話します。(発話が完了すると自動登録される)

3.登録画面の内容を確認し、必要に応じてタイトルを入力。入力が完了したら左上の戻るアイコン「←」をタップします。

登録画面の内容を確認し、必要に応じてタイトルを入力

【画像メモ】

1.Google Keep アプリの画面の下部にある画像のアイコンをタップします。

登録画面の内容を確認し、必要に応じてタイトルを入力

2.写真を撮る、または写真を選択します。

写真を撮る、または写真を選択

3.撮影または選択した画像にタイトルと本文を記載します。

撮影または選択した画像にタイトルと本文を記載

4.画像に情報を入れたい場合は、画像をタップして編集画面に切り替え。手書き入力後に再び「←」をタップ。

画像に情報を入れたい場合は、画像をタップして編集画面に切り替え

5.登録画面の内容を確認し、左上の戻るアイコン「←」をタップして保存します。

登録画面の内容を確認し、左上の戻るアイコン「←」をタップして保存

【ラベルの付け方】
1.Google Keep アプリの画面の左上にある3本線をタップします。

Google Keep アプリの画面の左上にある3本線をタップ

2.「新しいラベルを作成」を選びます。

「新しいラベルの作成」を選びます

3.入力画面に好みのラベル名を入力して「×」のアイコンでメイン画面に戻ります。

入力画面に好みのラベル名を入力して「×」のアイコンでメイン画面に戻ります

4.メイン画面からラベルを付けたいメモを開き、メモ画面の右下にある3つの点をタップ。

メイン画面からラベルを付けたいメモを開き、メモ画面の右下にある3つの点をタップ

5.表示される機能から「ラベル」をタップします。

表示される機能から「ラベル」をタップ

6.作成したラベルにチェックマークを入れて左上の戻るアイコン「←」をタップします。

作成したラベルにチェックマークを入れて左上の戻るアイコン「←」をタップ


7.最後にメモにラベルが入力されているか確認しておきましょう。

【ピン留め】
1.メモ詳細画面の右上にある「ピン」のアイコンをタップして、左上の戻るアイコン「←」からメイン画面に戻ります。

メモ詳細画面の右上にある「ピン」のアイコンをタップ

2.メイン画面でメモが上部に固定表示されているか確認します。

【アーカイブ】
1.メモ詳細画面の右上にある「アーカイブ」のアイコンをタップしてメイン画面に戻ります。

メモ詳細画面の右上にある「アーカイブ」のアイコンをタップしてメイン画面に戻ります

2.メイン画面の左上にある3本線をタップし、表示された設定から「アーカイブ」を選択して(左画像)、先程アーカイブに移したメモがアーカイブに移動されているかを確認します(右画像)。

2.やることリストを作成する方法

やることリストの作成方法を紹介します。なお、ここではビジネスシーンでリストとして紹介しますが、買い物リストなど、さまざまな用途で使える機能です。
※こちらも利用シーンから比較的利用頻度が高いと思われるスマホアプリを利用して紹介します。

1.メイン画面の左下にある「リスト」のアイコンをタップします。

メイン画面の左下にある「リスト」のアイコンをタップ

2.タイトルにリストの名称、その下部にタスクを記載します。

タイトルにリストの名称、その下部にタスクを記載

3.作成したタスクは、左側の赤枠の長押しで順番を入れ替えが可能。必要に応じて順番を変更しましょう。

作成したタスクは、左側の赤枠の長押しで順番を入れ替えが可能

4.タスクが完了したら、赤枠で示したチェックボックスをタップします。チェックボックスにマークが付くと、下部の選択中のアイテムに追加されます。

タスクが完了したら、赤枠で示したチェックボックスをタップ

3.作成したメモをリマインドする方法

作成したメモをリマインドする方法について紹介します。
※こちらも利用シーンから比較的利用頻度が高いと思われるスマホアプリを利用して紹介します。

1.メモ画面の右上にある「リマインド」のアイコンをタップして、「日時の選択」を選びます。(明日の朝・夕方などの条件設定から選択も可能。訪問場所などの入力も可能)

メモ画面の右上にある「リマインド」のアイコンをタップして、「日時の選択」を選ぶ

2.リマインドしたい日時を設定。リマインドを繰り返し行うかどうかを選択して保存をタップ

リマインドしたい日時を設定

3.メモの画面でリマインド設定が保存されているかどうかを確認します。

メモの画面でリマインド設定が保存されているかどうかを確認

4.Webページをストックする方法

Google ChromeやYouTubeの共有機能を使って、WebページをGoogle Keepにストックすることができます。ここでは、Google Chromeからストックする方法について紹介します。
※こちらの機能はパソコンでも利用機会が多いため、ブラウザ版で説明します。また、この機能を使用するには拡張機能が必要です。ブラウザの拡張機能にGoogle Keepを追加しておきましょう。

1.Webページの検索窓の右にある拡張機能からGoogle Keepのアイコンをクリックします。

Webページの検索窓の右にある拡張機能からGoogle Keepのアイコンをクリック

2.共有画面が表示されたら「メモを作成」をクリックして保存。ラベルを指定したい場合は「メモを作成」の上部にあるラベルアイコンから選択できます。なお、「メモを作成」をクリックすると、(メモを保存しました「Keepで表示」)というポップアップが表示されます。すぐに確認したい場合は「Keepで表示」をクリックしましょう。

共有画面が表示されたら「メモを作成」をタップして保存

3.Google Keepのメイン画面に移動し、保存されているかどうかを確認します。メモをクリックして、必要に応じてタイトルや情報を入力しましょう。

Google Keepのメイン画面に移動し、保存されているかどうかを確認

メモに共同編集者を追加する方法

Google Keepで作成したメモは、「共同編集者」を追加することで、共有・共同編集ができるようになります。ここでは、共同編集者を追加する方法について紹介します。
※こちらもブラウザ版で説明します。

1.メモ詳細画面の左下にある「共同編集者」のアイコンをクリックします。

メモ詳細画面の左下にある「共同編集者」のアイコンをタップ

2.表示された画面の赤枠に共同編集者のGoogleアカウント名かメールアドレスを入力して、保存をクリックします。

表示された画面の赤枠に共同編集者のGoogleアカウント名かメールアドレスを入力して、保存をタップ

この他、Google Keepには、「Googleドキュメントへのメモのコピー」「画像からテキストを抽出してメモを作成」など、多彩な機能が搭載されています。使い方次第でさまざまな用途に活用できるので、興味がある方はぜひ他の機能も試してみてください。

Google Keepでできないこと・注意点は?

最後にGoogle Keepでできないことや利用時の注意点について紹介します。

文字の装飾ができない

多彩な機能が魅力のGoogle Keepですが、太字などのテキスト装飾ができないため、文字が多いと見えづらくなってしまいます。テキストメモを取るときは、文字量が増えすぎないように注意しましょう。

アカウントの無効やネット環境の不具合に備えよう

アカウントが無効になったり、ネット環境が悪くなったりすると、Google Keepに保存したメモが確認できなくなります。このようなリスクに備えて、重要情報は他のメモアプリやファイル等にも残しておいたほうがよいでしょう。また、定期的にバックアップを行い、メモの消失を予防することが大切です。

・参考:Google Keep からデータをエクスポートする

まとめ

Google Keepは、Googleアカウントがあれば無料で使える便利なメモアプリです。Web版とスマホ版があり、あらゆるデバイスからアクセスできる他、多彩なメモ機能で状況に合わせて柔軟にメモの取り方を変えることができます。また、共有や共同編集も可能で、複数人での作業にも対応。使いやすいメモアプリを探しているという方は、Google Keepの使用を検討してみてはいかがでしょうか。


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