「次世代のInstagram」と話題になっている写真SNSアプリ「Dispo(ディスポ)」。使い捨てカメラにヒントを得たこのアプリは、レトロな写真を撮影できるだけでなく、撮った写真が翌朝9時まで「現像」されません。時代に逆行した感覚でかえって人気になったDispoは、しばらく招待制でしたが2021年2月24日からiOSのみダウンロード可能に。
今回はそんなDispoの使い方や魅力を解説します。
ライター:CLIP編集部
Dispoとは?人気YouTuberが発明した写真SNSアプリ
「Dispo」は、チャンネル登録者数1,800万人以上を誇る海外の人気YouTuber、David Dobrik(デヴィッド・ドブリック)さんが考案した写真SNSアプリです。2019年、使い捨てカメラで撮影した写真を載せるInstagramアカウントを開設すると、たちまち話題に。多くのインフルエンサーが使い捨てカメラで撮影したアカウントを立ち上げました。
この反応を見て、デヴィットさんはアプリ開発のスペシャリストなどとチームを組み、インスタントカメラ(Disposable Camera)に着想を得て「Dispo」を開発しました(現在はiOSでのみ利用可能)。
「Dispo」の特徴。「今」を楽しむためにあえて不便に
「Dispo」はInstagramに投稿するような「映え」「他人からの評価」を気にするのではなく、「今を楽しむ」ことが目的。詳しい特徴を紹介します。
Dispoで撮影した写真は加工せず、楽しい「今」を切り取る
Dispoで撮影した写真は昔のインスタントカメラのようなレトロな雰囲気に仕上がります。SNS用に自分で加工する必要はありません。
撮影した写真は翌日9時に確認。
Dispoで撮影した写真はその場で確認できません。従来のスマホカメラアプリとは異なり、昔ながらのインスタントカメラのように写真が現像されるのを待つ必要があります。現像されるのは撮影日の翌朝9時。現像した画像は他のユーザーと共有可能。翌日に撮った写真を自分自身や友人と共有し、振り返ることができます。「今」と「SNS」を切り離すことで純粋にどちらとも楽しむことができる設計になっています。
テーマごとにロールを作って、それぞれで公開設定
Dispoで撮影した写真はライブラリに日付ごとに保存されます。写真は「ロール」にまとめて管理することが可能で、「日常」「猫」「誕生日」などイベントやジャンル別のロールに分けて保存できます。ロールごとに公開設定ができるので、見せたくない写真はプライベート設定にしたり、友人とロールを共有して楽しむことができます。ロールに統一感が出るので、アルバムを完成させていくような楽しみが得られるでしょう。
「Dispo」の使い方
撮影
「Dispo」の使い方は、標準のカメラアプリとほとんど同じ。ただし撮影画面は少し変わっており、ファインダー部分がかなり小さく、本物のインスタントカメラを模したUIです。
現像
撮影した写真は翌朝9時まで見ることができないので、楽しみに待ちましょう。現像中も別の写真を撮影することができるので、何枚でも撮影してその場の空気を楽しむことができます。
カメラロールを作成
現像された写真はロールを作成してジャンル別に管理ができます。ロール名はテーマやジャンル、グループ名などにしておくと、後で見返しやすくなります。
カメラロールに招待
完成したロールは共有して見ることができます。すべてのユーザーへの一般公開や、友人だけに共有、自分だけのプライベートなロールなど公開範囲を選ぶことができます。共有したいアカウントがある場合はアカウントを検索してロールのメンバーに追加するか、ロールのQRコードを読み取る、もしくはURLを送って共有します。
まとめ
「Dispo」は撮影した写真をすぐに確認できないからこそ、「今」の一瞬を楽しめるエモさが次世代写真SNSとして人気を博している理由です。友人同士の集まりで、「うまく撮ろう」「映える写真を」とSNSに夢中でその場を楽しめない方、「SNSに疲れてしまった」という方こそ、「Dispo」をはじめてみてはいかがでしょうか?
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