豊富なテンプレートと素材を使用することで、誰でも手軽にバナーやチラシなどのデザインが作成できるオンラインデザインツール「Canva(キャンバ)」。
今回は「Canva」の使い方と充実した機能を紹介していきます。
ライター:CLIP編集部
あなたにピッタリのインターネットは?
Canvaとは
「Canva」は自由にデザインを作成・公開できるオンラインデザインツール。
2013年にオーストラリアでリリースされ、日本では2017年にサービスが開始されました。月間アクティブユーザーは6,000万人以上、190カ国で使用されています。これまでに作成されたデザインは推定70億以上といわれており、今やオンラインデザインツールといえば「Canva」といわれるほどメジャーなサービスです。(2022年4月現在)。
Webブラウザ上からクラウドで操作・保存できるためPCやスマートフォン、タブレット(iOS、Android OS)などデバイスを問わず使用することが可能。最大の特徴は専門知識不要でデザインの初心者でも簡単に操作できる点です。
デザインタイプが豊富!
ポスター・ロゴ・チラシ・名刺・ステッカー・チケットなどの紙媒体から、トートバッグ・スウェットシャツ・パーカー・マグカップなど衣類や雑貨までさまざまな媒体のデザインタイプ(テンプレート)がCanvaには用意されています。Instagram、Facebook、TikTok等SNS投稿用やYouTubeのサムネイル、チャンネルアートにも対応しています。
ビジネスマンにとってプレゼンテーション資料デザインまで用意されているのは嬉しいのではないでしょうか。
急な依頼があっても、分かりやすく見栄えの良い資料を作成できるはずです。
ブラウザ版&アプリ版で、どこでもデザイン可能!
デザインツールといえばAdobe社の「Photoshop」や「illustrator」などの有料ソフトウェアが有名ですが、操作を覚えたり、デザインに関する引き出しがないとなかなかうまく作成できないかもしれません。
その点「Canva」は専門知識が必要無く、初心者でも比較的簡単に操作できます。Web上で使用するため、ソフトウェアのインストールも必要なし。スマホアプリもあるので、本当に誰でも手軽にデザインを始めることができます。
動画編集も可能!
デザインタイプの中には「動画編集」もあります。もうクリエイティブ業務は「Canva」さえあれば十分にも思えてきます。
「Canva」の動画制作では初めて動画を制作する方、動画制作に挑戦したものの納得できる仕上がりにならなかった方、動画制作の基本や流れを改めて確認したい方におすすめです。
テンプレートからドラッグ&ドロップで魅力的な短編動画を仕上げられます。
日本語フォントも使える!
「Canva」は、2021年6月にはモトヤフォントから64種類、8月にはフォントワークスより110種類の日本語フォントを公開し、合計309種類の日本語フォントを使用することができ、日本特有の縦書きにも対応しています。
Canvaを無料で使える範囲は?有料プランとの比較
「Canva」は無料で誰でも使用できることがメリットの一つですが、有料のProプランに切り替えることでデザインの幅が広がります。
無料プラン
- プレゼンテーションや手紙など、100種類以上のデザインタイプ
- 無料の写真とグラフィックスが使用可能
- メンバーをチームに招待可能
- リアルタイムでのコラボレーションやコメントが可能
- 5GBのクラウドストレージ
Proプラン
無料プランの基本的なサービスに加えて、使用できる写真やテンプレート数、クラウドストレージ容量も増加します。
- 1億点を超えるプレミアムストック写真、動画、オーディオ、グラフィック
- 常に新しいデザインが追加される61万点以上のプレミアムテンプレートと無料テンプレート
- 最大100組のブランドキットを使用して、ブランドやキャンペーンのカラー、ロゴ、フォントを簡単に保存&適用
- 背景リムーバーで写真背景を瞬時に削除
- マジックリサイズでデザインのサイズを好きなだけ変更
- チームが使用するテンプレートとしてデザインを保存
- 100GBのクラウドストレージ
- ソーシャルメディアコンテンツを8つのプラットフォームにスケジュール
「Canva」の使い方を実際の作業で解説
実際に「Canva」を使用して、バナーとプレゼン資料を作ってみます。
PCでの使い方「プレゼン資料作成編」
1.テンプレートを選択しよう

ホームからプレゼンテーションを選択したら、白紙のページが開きます。
まずは画面左のタブからテンプレートをクリックして、お好みのテンプレートを選択します。
2 . テンプレート内のデザインを選択しよう

選んだテンプレート内には、様々なページが用意されています。
必要なページと不必要なページを取捨選択し、必要なものだけで資料の大枠を作成しましょう。
3 . プレゼン内容を反映しよう

必要なページに予め用意しておいた内容を打ち込んでいきましょう。あとから必要となった枠や吹き出しは画面左のタブの「素材」から選択し、資料に追加しましょう。
4 . 細かなデザインを整えよう
内容が反映できたら、全体を見直して細かなデザイン部分を調整しましょう。

あらかじめテンプレートがあると、大枠の作り方から内容を反映するまでスムーズに作成することができます。
Canvaのスマホアプリでの使い方「バナー作成編」
1 . テンプレートを選択しよう

画面上部の検索タブから作りたいデザインの種類を入力するとリストアップしてくれます。今回はシンプルかつわかりやすいものを選択しました。
2 . テンプレート内の文字を反映しよう

テンプレート内のテキスト部分をお好みの文章に変更し、不必要な部分があれば削除しましょう。スマホでの使い方はPCと感覚が違うので、PC操作に慣れている方は、最初は難しく感じるかもしれません。
3 . テンプレート内の画像を変更しよう
テンプレート内の画像は、自身のスマホにあるカメラロールから、好きな写真に変更することができます。
4 . 細かなデザインを整えよう

あとは色味や、文字のサイズ感を調整して、右上の「保存」アイコンからカメラロールに保存して終了です。
そして、完成したバナーがこちらです。

まとめ
デザイナーではない方でも簡単に画像編集や、資料作成ができてしまう「Canva」。実際に使用してみましたが、デザインのパターンが豊富で何を使ってもおしゃれな見た目で作成することができます。
画像編集や動画編集でSNSの見栄えを良くすることもできますし、誰でも簡単に無料でデザインできるツールは今や必須なのかもしれません。
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