Wi-Fiの速度が遅くなるのは何で?その原因と対処法はこれだ!

皆さん、会社や自宅で普通に利用しているWi-Fi回線。
しかし、回線速度が遅かったり、途切れてしまったり……そんな経験ありませんか?
それ、あなたの使っている環境に問題があるかもしれません。

Wi-Fiについて学ぶことで、快適にネットを活用できるようになります。
今回は、Wi-Fiやルーターにおいて、よくある困りごとをいくつかピックアップ。その対処法をお教えしたいと思います!

ライター:CLIP編集部

まず、Wi-Fiって何?

Wi-Fiとは無線LANの中にある規格の一つであり、電波を使って端末をインターネットへと繋ぐワイヤレス通信システムのこと。Wi-Fiでスマホやタブレット、さらにはIoT家電などの様々な機器をインターネットに繋げることができます。
利用するためにはWi-Fiルーターが必要になり、家の中などに置いておく据え置きタイプと、持ち運びができるモバイルタイプがあります。
最近では、スマホをルーター代わりにする「テザリング」の機能があったり、Windowsパソコンをルーター化することもできますよね。

まず、Wi-Fiって何?

自宅で据え置きのWi-Fiルーターを光回線に接続して使用すれば、スマホの通信容量などを気にせず、通常なら快適な通信速度で使うことができますので、たくさんの家庭でなくてはならないものとなっています。
しかし場合によっては、接続が不安定だったり、家の端では繋がらなかったりすることも。
それってもしかしたら、Wi-Fiルーターの使い方が間違っているのかもしれません。

速度が遅くなる原因は、大きく分けて3つ

1.ルーターの周りに障害物が多い!

ルーターの周りに障害物が多い!

Wi-Fiの電波は、100mほどの広範囲に広がります。しかし障害物等の影響を受けやすいため、ルーターの設置位置が重要になってくるのです。
「なんか遅いな」と思ったら、まずはルーターに近づいてみたり、置く位置を変えてみるのがいいでしょう。

そんな時は
設置のポイントは、
・部屋の中心に設置できればベスト。難しい場合は、壁や床から1~2mほど離す。
・金属製品や水、コンクリートは電波の広がりを邪魔するので、近くに置かない

2.近くに電子機器がある!

近くに電子機器がある!

Wi-Fiルーターは2.4GHz帯と5GHz帯の電波に対応している場合がありますが、2.4GHz帯に繋げて使っている方は要注意。電子レンジやコードレスの電話などが近くに存在すると、接続が不安定になってしまうことがあります。なんとこれらの家電、Wi-Fiと同じく2.4GHz帯の周波数を発しているんです。
2.4GHz帯は壁などの障害物には比較的強いですが、同じ周波数を使用している家電や通信機器が多いため電波干渉を受けやすくなってしまいます。ちなみに、マンションなどでは隣の部屋のWi-Fiの電波が干渉していることも……。

そんな時は
もしお持ちのWi-Fiルーターが対応している場合は、5GHz帯のチャンネルに変更するといいでしょう。
5GHz帯なら電波干渉を受けることはあまりありません。そのかわり壁や家具などの物理的な障害物については、2.4GHz帯よりも5GHz帯の方が弱いので、先に記した通りルーター本体を置く位置には十分気をつけてくださいね。

3.ルーターの接続できる個体数が少ない!

ルーターには、それぞれ快適に接続できる端末の限界があります。その制限を超えてしまうと、人間と一緒でリソースが不足して、遅くなってしまうんです。
なので、外出先のカフェなどでWi-Fiに繋ぐときは、回線が混みあって端末の動作が遅くなることが多いので注意。

そんな時は
自宅でも家族のスマホやゲームなど、いろいろなものが接続されていると遅くなるので、同じルーターでもアクセスポイント(SSID)を変えたり、接続数の多いルーターに買い替えるのも手です。

もっと快適に利用したいなら、ルーターの性能を見直す

上記の対処法でも解決しない場合は、ルーターが古くなっている、もしくは今のライフスタイルにルーターがあっていない可能性があります。

様々な種類のルーターがありますが、選ぶときのポイントをいくつか紹介したいと思います。

まずはルーターに機器を接続できる数をチェックしましょう。
先にも記載したように、ルーターに接続して快適に利用できる数は決まっています。最新型と旧型ではこの最大数が異なっていますので、新しいものに買い替えるだけで解決する場合もあります。
またほとんどのメーカーは10台を目安にルーターを増やすことを推奨しているので、もしそれ以上の機器をつなぎたい場合は、もう一台購入して、元からあるものを親機、新規のルーターを子機として活用するのも手でしょう。

もう一つはルーターが発信する電波の規格の違いをチェック。
ルーターが発信する電波にはそれぞれ規格があり、その違いによって通信速度も異なります。

まずはお手持ちのルーターの規格(IEEE802.●●●●)を確認して、最大通信速度の数値を下記の表と照らし合わせてみてください。

ルーターが発信する電波の規格の違い
※株式会社オプテージ調べ
規格上の速度は理論上の最大値です。実際の通信速度は、公称速度を大きく下回ります。 実際の測定値(参考)については、無線ルーターと無線LAN子機の距離や、ご利用の環境により大きく異なります。あくまでも参考値であり、速度を保証するものではございません 。

光回線の速度を十分に活かすには、「IEEE802.11n」または「IEEE 802.11ac」以上の規格に対応したルーターのご利用がおすすめ。もしご自宅のWi-Fiルーターの規格がそれよりも速度が遅い場合は、ぜひ買い替えを検討してみてくださいね。

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早速買い替えようと思っても、ルーターは安いものではありません。高機能なものを買おうと思えば、4~5万円はしてしまうものもあります。

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eo光のネット回線に接続して電源を入れるだけで、自動的にインターネットへの接続を開始。デバイスの接続も、本体前面にある「無線設定(WPS)ボタンを押せば、簡単に接続設定が可能です。
もちろん、第三者から無線データを傍受・盗聴されないようにセキュリティー対策も完備。安心して利用することができます。

まとめ

現代ではなくては欠かせないネット、そしてWi-Fi。
どれだけ機能が優れたものを持っていたとしても、その活用法を間違えてしまうと、十全にネットを利用することができません。
Wi-Fiについて、そしてルーターの特徴をしっかりと理解して、快適なネットライフを過ごしましょう。


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※RBB TODAYブロードバンドアワード2023 キャリア部門 エリア別総合(近畿)第1位(2024年2月発表)
2007年~2023年17年連続受賞

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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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