年の瀬のCLIP編集部にある相談が。
年末の大掃除をしていたら、子どもの頃のホームビデオらしきVHSテープが出てきました。私が小学生の頃に撮った家族旅行の記憶だと思うのですが、自宅にはもうVHSを再生する機械がなく、見ることができません。どうにかならないでしょうか?
この相談にピンとひらめいたCLIP編集部。先ずは相談者Mさんから詳細を聞いてみました。
ライター:CLIP編集部
Mさん:子どもの頃は両親・祖父母・叔父夫婦・姉と私で毎年旅行に行くのが恒例でした。
ビデオカメラは叔父が買ったものだったと思うのですが、なぜか私の実家から、この1本だけが見つかったんです。両親も見てみたいと言っているので、なんとかならないでしょうか?
Mさんの思いと共にビデオテープを受け取った我々。確かに、今やビデオデッキは一般の家電量販店ではほとんど扱っていないうえ、買ったとしてもこのテープを見る以外に使い道がないため無用の長物となってしまう。。。そこでCLIP編集部が目を付けたのは、8ミリフィルムやビデオテープをDVDにダビングしてくれる、eoのなんでもダビング! VHSやベータ、8ミリビデオといった映像はもちろん、カセットテープやMDなどの音声データをDVDやCDにダビングしてくれるサービスなんです!
これならテープ1本からでも利用できるし、ビデオデッキを買って自宅に置いておくよりはコストも収納場所もスマート。ということで早速、なんでもダビングに依頼をすることに。。。
待つこと約1か月。
DVDをMさんのもとに届けることができました!
これにて無事、解決! なのですが、せっかくなので30年前の映像を見てみたい。
邪心がよぎった我々、失礼とは思いつつ、Mさんと一緒に映像を見せてもらうことにしました。
早速、社内のプロジェクターで観賞会スタート。
映し出されるMさんとご家族の楽しそうな姿。懐かしい昭和の街並みや人々の服装に、無関係のCLIP編集部員(昭和生まれ)の心にも、こみ上げるものが。
ディズニーランドの映像に始まり、金毘羅山や上野動物園と、家族旅行の様子が編集された映像が進むにつれ、子どもの頃の記憶が蘇ってくるMさん。
CLIP編集(※以下C):これはいつ頃の映像かわかりますか?
Mさん:たぶん、私が小学校3年生~4年生頃だと思います。
ディズニーランド旅行の時、叔父が初めてビデオカメラを持ってきたのを覚えているので。
カメラを回しているのは2年前に他界してしまった、Mさんの叔父。Mさんは当時を振り返り、
Mさん:なぜかわからないんですけど、子どもの頃の私は叔父のことが苦手で、冷たい態度をとっていた記憶があったんです。だから2年前に叔父の永眠を知った時は後悔があったんです。
そんなMさんの言葉とは裏腹に、映像の中の小さな彼女はカメラを構える叔父に満面の笑みを向け、時折おどけたポーズをとって見せている。
Mさん:改めて映像を見てみると、ちゃんと笑って話していますよね。私が思っていたほど、叔父との仲は悪くなかったのかも。
映像の中の自分と記憶の中の自分。そのギャップに驚きながらも安心した表情を見せるMさん。
約1時間の上映会の後、感想を聞いてみました。
Mさん:今の自分とほぼ同じ年なはずなのに、両親がすごくおじさん・おばさんで、時代の違いにびっくりしました。上野動物園のパンダの行列とか、公園の池で人面魚を探している子どもの頃の自分とか、当時の流行なんかも思い出せて楽しかったです。
実家に持って帰って、家族と一緒に見ながら当時の思い出を語りたいと思います。
満足そうなMさんの笑顔に、我々も大切なものをもらった気分になりました。
みなさんも、家族で撮ったホームビデオや友人の結婚式のビデオなど、見られなくなったビデオテープがあったら、eoのなんでもダビングを利用してみてください! ダビングサービスだけでなく、汚れや破損で再生できなくなったテープの修復もしてくれるので、大切な記録をずっときれいなままで保管しておけますよ!
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