スマホを使いすぎてギガが減り、Webやアプリの読み込み速度が遅くなってしまった、という経験をしたことがある人も多いはず。そもそも「ギガが減る」とは何でしょうか。この記事では、ギガが減る原因やギガを節約してスマホを快適に使うおすすめ方法を紹介します。
ライター:CLIP編集部
ギガが減るとは?
ギガとは「ギガバイト(GB)」の略であり、モバイル通信の単位として「パケット」と同じ意味合いで使われています。
データ通信量が決まっているスマホのプランに入っている場合、使える通信量が減ることを「ギガが減る」ということがあります。契約しているデータ通信量を超過し「ギガがない」状態になると、速度制限がかかりモバイル通信を利用するWebやアプリの読み込みが低速になります。月末近くにこのような経験をされたことがある方も多くいると思います。
ギガが減るのが早いときの原因と対処法
スマホをあまり使用していなかったのに、なぜかギガが早く減っているという経験はありませんか。自動でモバイル通信を行っていることがあり、ギガが減ってしまう場合があります。スマホが以下の状況になっていないか設定を確認しましょう。
アプリの自動アップデートがオンになっている
スマホに入れているアプリの設定を「自動アップデート」にしていると、知らない間にモバイル通信を利用してアップデートが行われることがあります。アップデートはすべて手動にしてWi-Fi環境下で行うのがおすすめです。
iPhoneで自動アップデートをオフにする方法
「設定」→「iTunes StoreとApp Store」→「自動ダウンロード」→「Appのアップデート」で自動アップデートをオフにする
Androidで自動アップデートをオフにする方法
「Playストア」→「メニュー」→「設定」→「アプリの自動更新」で「アプリを自動更新しない」を選択
アプリのバックグラウンド更新がオンになっている
iOSアプリの中には、操作していないときでもバックグラウンドで更新を行うものがあります。あまり使わないアプリは、ギガを節約するためにバックグラウンド更新を切るのがおすすめです。
「設定」から各アプリの各種設定を開き、「バックグラウンド更新」をオフにします。
写真や動画の自動バックアップがONになっている
スマホで撮った写真や動画を、iCloudやGoogleフォト、Amazonフォトなどのクラウドに保存している方も多いのではないでしょうか。モバイル通信でバックアップを行うとデータ通信量を多く使ってしまいます。そのため自動バックアップの設定をオフにしておき、Wi-Fiでのみバックアップを行いましょう。
各アプリの設定から「自動保存・バックアップ」をオフにすることができます。
アプリの位置情報サービスを常にオンにしている
アプリの中にはユーザーの位置情報を活用するものがあります。地図アプリなどのGPSが必要なもの以外は「位置情報サービス」を切るようにするとギガを節約することができます。必要なときのみオンにしましょう。
iPhoneで位置情報をオフにする方法
「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」でアプリごとにオフにする
Androidで位置情報をオフにする方法
「設定」→「ロック画面とセキュリティ」→「位置情報」→「アプリレベルの権限」でアプリごとにオフにする
Wi-Fiへの切り替えを忘れている
Wi-Fiを使っていたはずなのにいつの間にかモバイル通信に切り替わっていたり、モバイル通信からWi-Fiへ切り替えるのを忘れていたりしてギガが減ってしまうことも。特に動画再生をモバイル通信で行うとギガをたくさん使用するので、切り替わっているか注意しながら使いましょう。
ギガがなくなってしまった。対処法は?
思いがけずスマホを使いすぎてしまいギガがなくなったときは、どのように対処すればよいのでしょうか。
データ通信量を追加する
ギガがなくなってしまった場合、通信キャリアによってはデータ通信量を追加することもできます。ただし費用もかかってしまうので注意が必要です。
契約プランを見直す
月末になると毎月ギガ不足に悩んでいる場合、契約している通信キャリアのプランがご自身のギガ消費量に合っていない可能性があります。月額料金とギガ消費量とを考えながら契約プランの見直しを行いましょう。携帯キャリアによっては、プランを変更しても適用が次月以降になってしまうこともあるので注意が必要です。
さらにギガを節約するなら
普段からできるギガの節約方法を紹介します。日々意識しながらスマホを使うことで、月末でも快適に使用することができるでしょう。
Wi-Fiにつなぐ
Wi-Fiはモバイル通信を使用しないので、ギガの残量を気にする必要はありません。そのため自宅でスマホを使う場合は常にWi-Fiにつなぐのがおすすめです。
Wi-FiはスマホだけではなくパソコンやIoT家電などをインターネットにつないで便利に利用することができます。自宅に固定回線がない場合は検討しましょう。持ち運びができるポケットWi-Fiもありますが、固定回線の方が安定してつながります。
外出先にFree Wi-Fiがあれば利用するのも良いでしょう。ただし中にはセキュリティーに問題があるものも存在します。暗号化されているものだけを使う、クレジットカード情報などの個人情報は入力しないなど、注意して利用しましょう。
ギガ節約アプリを利用
ギガを節約できるアプリもあります。
通信速度を抑える代わりにギガを消費しなくなる、余ったギガを他のユーザーにシェアするなど、ギガを賢く使える機能が充実しています。
まとめ
「ギガが減る」とは、モバイル通信で使えるデータ通信量が少なくなること。ギガが減る原因はスマホの使いすぎだけではなく、アプリのアップデートなどの自動更新でもモバイル通信を使っていることも考えられます。
ギガが足りずに困っている方は、今回紹介した記事を参考に対策してみてください。そして、ギガの節約には自宅でのWi-Fiの利用がおすすめです。固定回線を引き、自宅では常にWi-Fiを使用するようにすればギガを節約することもできます。
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