パソコンを使っていると表示されることのある「空き容量が不足しています」というメッセージ。大容量のHDD(ハードディスクドライブ)を利用していても、不要なファイルや動画、写真、ゲームなどのアプリがHDD容量を圧迫しているかもしれません。空き容量が少ないままパソコンを使い続けると、問題が発生してしまう危険性も考えられます。
この記事では「空き容量が不足しています」と表示される理由や空き容量の確認方法、空き容量の増やし方を紹介します。
ライター:荒井啓仁
「空き容量が不足しています」はなぜ表示される?
パソコンを使っていると表示されることのある「空き容量が不足しています」というメッセージ。このメッセージは、システムドライブ上に余裕が無くOSが正常に起動できない場合や新しくダウンロードができない場合に表示されます。放置するとパソコンの動作遅延やWindows更新プログラムをインストールができなくなる可能性も考えられます。空き容量不足のメッセージが表示された際は、なるべく早めに対処しましょう。
空き容量を確認するには?
使用しているパソコンの空き容量を確認したい場合は、[エクスプローラー]から[パソコン]をクリックしましょう。パソコンに接続されているHDD(SSD)の数だけ表示されるので、パソコンの起動に関わる「Windows(C:)」の空き容量を確認します。
空き容量の増やし方は?
パソコンの空き容量を増やしたい場合は、システムから不要なファイルなどを削除する、自ら整理する、別のストレージを利用するなどさまざまな方法があります。今回は空き容量を増やす方法を5つ紹介します。
1.ストレージセンサーを使う
ストレージセンサーとは不要な一時ファイルやゴミ箱内のデータなど、不要なアイテムを削除して自動的に空き容量を増やしてくれるWindowsの標準機能。デフォルトでは設定済みですが、利用状況に合わせて設定を変更しましょう。
ストレージセンサーを使うには[設定]から[システム]を選択し、[ストレージ]を開きます。[記憶域の管理]から[ストレージセンサー]へ進みましょう。クリーンアップのタイミングも空き容量が不足した際や「毎週・毎月」など、定期的に設定することも可能です。 ダウンロードしてから放置してしまったファイルなども自動で整理できます。
2.[クリーンアップ対象候補]で不要なファイルを確認
不要なファイルを今すぐ確認したい際は、[クリーンアップ対象候補]で確認しましょう。
[設定]→[システム]→[ストレージ]から、[クリーンアップ対象候補]を開きます。[クリーンアップ対象候補]では、[一時ファイル]、[大きなファイルまたは未使用のファイル]、[クラウドに同期されたファイル]、[使用されていないアプリ]など、使用していない候補が表示されます。
各項目ごとに不要なファイルにチェックを入れ、[◯バイト をクリーンアップします]ボタンを押せば不要ファイルを削除できます。
3.容量の大きい順に並べてビデオ・音楽・画像を整理する
[ストレージセンサー]や[クリーンアップ対象候補]では、動画や音楽、画像、ドキュメントなどの個人用ファイルは削除されません。[ビデオ]、[ミュージック]、[ピクチャ]など、各項目で容量の大きいファイルやフォルダを上から順番に並べて確認し整理するのもおすすめです。整理したいフォルダーから[並べ替え]メニューを開き[もっと見る]から[サイズ]を選び[降順]に設定すれば、フォルダ内のアイテムが容量順に並びます。
容量を圧迫しているファイルを把握したら、次に紹介する外付けHDD(SSD)やクラウドサービスを利用して、データを移動しパソコンの容量を空けましょう。
4.外付けHDD(SSD) にデータを移す
不要ファイルの削除が難しい場合や取り扱うファイルの容量が多い場合は、外付けHDD(SSD)の利用もおすすめです。1TB以上の大容量の商品も多くあるため、動画や写真などのデータが多い方は利用を検討しても良いでしょう。USBなどで接続するだけで簡単に容量が増やせる外付けHDD(SSD)ですが、故障して内部のデータが消えてしまう可能性もゼロではありません。容量によっては高価になる場合もあるので利用する際は検討しましょう。
5.クラウドサービスを利用する
空き容量を増やすためには、クラウドサービスの利用も検討すると良いでしょう。機材の購入や設定も必要ないため、手軽に利用できるのも嬉しいポイントです。インターネット環境があれば、さまざまなデバイスからアクセスできる点もメリットとして挙げられます。
OneDriveはMicrosoftが提供するクラウドサービス。Microsoftアカウントがあれば利用できます。[OneDriveファイルオンデマンド]機能もあり、WindowsPCとの連携しやすいのが特徴です。無料版では5GBまで利用可能で、260円/月(または2,440円/年)の有料プラン「Microsoft 365 Basic」に加入すると100GBまでクラウドストレージが利用できます。
Google DriveはGoogleが提供するサービス。無料版では15GBまで利用可能であり、無料で使えるストレージサービスの中では容量が多いのが特徴です。
Dropboxは有料版の容量の多さが特徴的なサービス。無料版での容量は2GBと少なめですが、1,200円/月のPlusプランで利用可能な容量は2TBと大容量です。
・関連記事:クラウドとは?代表例や活用法をわかりやすく解説
[OneDriveファイルオンデマンド]を利用する
「OneDriveファイルオンデマンド」とは、Microsoftのクラウドサービス「OneDrive」にファイルを自動でアップロードし、容量を節約できる機能です。パソコン上にはファイルへのショートカットが作成されるので、保存場所が変わることもなく、自身でファイルをクラウドにアップする必要はありません。
OneDrive利用する際は、パソコンからOneDriveにログインし、パソコンステータスバー右下に表示されるクラウドマークをクリックします。
その後、メニュー画面右上の[設定]をクリックし設定画面に進みましょう。[同期とバックアップ]画面の右側下部にある[詳細設定]を開きます。下部に[ファイルオンデマンド]があるので、デバイス内の容量を空けたい場合は[ディスク領域の解放]を押しましょう。
ファイルオンデマンドを利用しているフォルダでは、画像の名前の横にマークが追加されます。アップロードしたファイルには青い雲のマーク(画像①)が付き、インターネット接続が無いと開けなくなる点には注意しましょう。デバイスにダウンロードすると白地に緑のチェックマーク(画像②)が付きます。ファイルを常にデバイスに保持しておく場合は、ファイルを右クリックし、[このデバイス上で常に保持する]を選択しましょう。アップロードせずにデバイスに保存されているファイルは緑地に白いチェックマーク(画像③)が表示されます。
無料版OneDriveの容量は5GBのため、大量のデータをクラウドに預ける場合は、有料版への変更が必要になる点も注意が必要です。
まとめ
知らないうちに溜まってしまう大量のデータ。整理せずに溜めたままにしてしまうと、パソコンを使う上で突然“空き容量が不足しています”というアラートが表示されたり、問題が発生したり、危険性が考えられます。不要なデータを削除するのか、容量を増やすのか、自身の利用状況に合わせた手段で空き容量を確保しましょう。
気軽に利用できるクラウドサービスの利用もおすすめですが、大容量のデータをアップロード/ダウンロードする際は安定した通信環境が大切です。回線速度や品質に不安がある場合は、回線契約の見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
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