ゲーマーを中心に重宝されているコミュニケーションツール「Discord」。そのDiscordに子供の利用状況を管理できるペアレンタルコントロール機能「Family Center」が追加されました。今回はFamily Centerでできることと、その設定方法を紹介します。
ライター:CLIP編集部
Discordの新機能「Family Center」とは
コミュニケーションツールDiscordに新たに搭載された「Family Center」は、保護者が子供のアプリ利用状況を管理するための機能。このように子供のスマホやパソコンの利用を保護者が管理する機能をペアレンタルコントロールといいます。
日本では13歳以上であれば利用できるDiscordも、保護者はFamily Centerによって子供の使用状況をデータで把握でき、これまでよりも安心してDiscordを利用させられそうです。
Family Centerの主な機能はアクティビティダッシュボードと週1レポート。
アクティビティダッシュボードでは最近追加された友達の表示名とアバター、子どもがメッセージを送信したり電話をかけたりしたユーザーの表示名、アバター、最後のメッセージ、通話の時刻を知ることができます。他にも参加しているサーバーの名前、アイコン、規模を把握することも。
一方の週1のレポートでは、週に1度ダッシュボードのまとめデータが保護者にメールで送られてきます。
子供のプライバシーへの配慮
DiscordのFamily Centerは子供のプライバシーにも配慮されたペアレンタルコントロール機能です。
保護者から一方的な設定はできず、利用には保護者と子供の両者による設定が必須。子供が実際にやりとりした内容はテキストも音声も公開されません。
Family Centerの連携は子供側から簡単に断つことができるため、事前に必要性を話し合い、双方が納得した上で利用しましょう。
また、Family Centerによる連携は子供が18歳を迎えた時点で自動的に解除されるようです。
Family Centerの設定方法
まずは子供のDiscordアカウントからQRコードを提供してもらいましょう。
画面左下のユーザー設定アイコンから「Family Center」、「保護者とつながる」の順でクリック。
「QRコードを表示」をクリック。
次に保護者のスマホからDiscordのアプリを開き、保護者のアカウントでログイン。画面右下のアイコンから「Family Center」を選択し、「10代のユーザーとつながる」をタップ。
カメラへのアクセスを許可し、先ほど子供のアカウントで表示したQRコードを読み取り、「つながり申請を送信」。
子供のアカウントで申請を受け取り、「申請を受け入れ」すれば完了です。
まとめ
オンラインゲームでは、未成年者であっても第三者とチャットや音声で交流をすることがあります。そこにはあらゆる危険が伴っているため保護者による管理が必須。DiscordのFamily Centerでは子供のプライバシーも尊重されているため、一度親子で話し合い利用を検討してみてはいかがでしょう。
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