皆さん、自宅の防犯対策はきちんとできていますか?
やらないと…と思いながら後回しにしている方もいるのではないでしょうか。?
昨年度に警察庁が検挙した住宅を対象とした窃盗事件は、約33,000件。そのうち約67%を空き巣被害が占めています。
企業が提供するホームセキュリティサービスを導入すれば、機器の精度が高かったりガードマンが駆けつけてくれたりと安心できますが、何かとお金がかかりますよね……。
そこで、まずは簡単にできるDIYセキュリティを試してみませんか?
この記事では、自分でできる防犯対策をいくつかご紹介します。
ライター:CLIP編集部
侵入手段第1位は「無締り」
住宅の侵入窃盗事件における、侵入手段において約半分は無締り、つまり鍵のかけ忘れです。「ごみを出す間、ちょっとだけならいいか」などと、少し目を離したすきに泥棒に入られているのです。
このことから、どんな時でも玄関の施錠は必須であることが分かります。でもいちいちカギを取り出すのは面倒。
そこでおすすめなのが、スマートロックです。
ほとんどのスマートロックは工事を必要せず、比較的簡単に家の鍵をオートロックに変えることができます。
「ハンズフリー解錠」に対応していればいつも持ち歩いているスマホがカギ代わりとなって、近づくだけで解錠することができます。カギを取り出す必要がなくなるのです!
スマートロックによってはアプリで外出先から施錠状態をチェックしたり、鍵が操作されたことを通知してくれる機能もあります。
まだまだ玄関周りは危ない!「ピッキング」「ドア破り」等の対策は?
「スマートロックに変えたから、これで玄関は完璧」……そう思っていませんか?
先ほどの警察庁が調査した侵入手段を見ると、数は少ないですが「ピッキング」や「サムターン回し」など、ドアロックがかかっていても解錠して家の中に侵入することもあるのです。ここでできる対策は次のとおり。
家の鍵をディンプルキーに変える
ディンプルキーは、縦型の鍵穴で、鍵の表面にはたくさんのくぼみが付いているため、ピッキング対策に優れています。取り付けるには、今の鍵のメーカーや型番をチェックして取り外し方を確認。それから交換をしましょう。これについては、難しいと感じる人もいると思いますので、無理せずプロの方にお願いするのもいいでしょう。
ドアロックを追加する
ドアロックを追加すると、泥棒からすれば開けなければならない鍵が2倍になるので、手間も2倍。面倒なことを嫌う泥棒なら諦めてくれるかもしれません。
ネジと両面テープで付けるタイプもあり、前述したディンプルキータイプの補助鍵も工具を使わずに設置することができます。また、今使っているドアノブに被せるダイヤル式の補助鍵もあります。これを付けることで、暗証番号を知らなければメインの鍵を開けませんので、防犯性は優れていると言えるでしょう。
窓ガラスを守るために、3つの対策を!
次は、侵入手段の第2位「ガラス破り」の対策。玄関周りの防犯をいろいろとご紹介しましたが、どれだけ鍵を厳重にしようと、これをやられてしまうとどうしようもありません……。
なので、窓ガラスを守る3つの方法をご紹介いたします。
防犯フィルムを窓ガラスの内側に貼る
防犯フィルムなら価格もお手頃。フィルムを貼ることでガラスを破りにくくなり、侵入に時間がかかることを嫌う泥棒を諦めさせる効果が期待できます。さらに、大体の泥棒は防犯フィルムの存在を知っており、貼ってあるのを確認するだけで諦めることもあるのだとか。
窓に補助錠を付けて2重ロックにする
窓の補助鍵には様々なタイプがありますが、サッシ部分に張り付けるだけなど、どれも取り付けが簡単。前述のように窓からの侵入に時間がかかるようになるため、諦めさせる効果が期待できます。
窓に防犯センサーを取り付ける
窓に取り付けるタイプのスマートセンサーなら、サッシ部分に取り付けるだけで、外出先でも窓の開閉状況を把握することができます。外出中に「窓が開いた」場合にスマホへ通知され、そのまま警察へ通報することができるサービスもあります。
もし入られてしまったら!?室内にセンサーやカメラを設置して、すぐに侵入を察知
どれだけ対策をしていても、万が一の事態はやってくると考えておいた方がいいでしょう。
いざ侵入されてしまったときに、外出先でも察知することができる便利グッズをご紹介します。
室内用スマートカメラ
正確に動きを監視したい場合は、室内カメラを設置しましょう。
スマートカメラであれば、外出先から常に家の中を確認することができます。しかし、カメラで家の中の様子が映され、インターネットにつながっていることになりますので、プライバシーの観点で気になる人もいるでしょう。
室内用スマートセンサー
カメラではなくスマートセンサーであれば、家の中の様子を映すことなく、侵入者を感知してスマホに通知します。
スマートセンサーは熱で人の動きを捉えるので、センサーに近づかなければ感知することができません。また「ドア用」「窓用」「寝室用」……など、複数台設置しなければ、どこから侵入してきたのかなど、細かい動きを捉えることは難しいでしょう。
Wi-Fiセンシングは最新の検知技術
見守り・防犯サービスの中には、Wi-Fiセンシングを活用したものもあります。Wi-Fiセンシングとは、Wi-Fiの電波を利用して人の動きを検知する最新の技術です。専用の機器を設置するだけで、電波で家全体の空間の揺らぎを検知し、室内の状況や人の行動を認識します。
・関連記事:Wi-Fiセンシングとは?防犯・見守りなどの活用事例
Wi-Fiセンシングを利用したサービスであればカメラやセンサーの設置は不要で、防犯だけではなく子供の留守番にも役立ちます。もちろんスマホアプリと連携して外出先でも自宅の様子を確認することも可能です。
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まだある!家の外でできるDIY防犯対策!
これまでは、泥棒に目をつけられた時やもしもの時に役立つ防犯対策でしたが、それ以前に目を付けられないためにできることはたくさんあります。
しかしインターネットで調べても「外の塀を低くする」や「見通しの悪い場所をなくす」といった、「いまさら言われても……」「自分ではどうしようもない……」と思う対策も多くあります。そこでここでは、今からでも間に合う対策をいくつかご紹介したいと思います。
アウトテリアに防犯砂利を敷く
一軒家の場合は、アウトテリアに防犯砂利を敷くと良いでしょう。砂利を踏むと音が鳴ることはご存じですよね。防犯砂利はより大きな音が鳴るようになっており、ひっそりと家に近づくことを不可能にします。目立つことを嫌う泥棒はこれだけで、「この家はやめておこう」と意欲をそがれるのです。
屋外用の防犯カメラやライトを取り付ける
防犯カメラについては、最近ではホームセンターでもいろいろな種類が販売されており、インターネットさえ繋がっていれば、カメラのIDとパスワードを設定するだけという数分で設置が終わるものもあります。
そしてライトですが、玄関前にセンサーライトをつけることはもちろん、花壇などにソーラータイプのライトをつけるのも効果があります。照明が付いているということは、泥棒が潜む場所をなくす意味合いがあります。明るければ見つかりやすくなるので、泥棒側が嫌がるのです。
電池式やソーラータイプは電気代がかからず、配線を気にする必要がないので、おすすめですよ。
まとめ
最近では、外出先で家の状態を確認できるIoT家電が増えており、自分でも防犯対策をすることができます。今回紹介したもの以外にも様々なツールがあり、自分のライフスタイルの合わせた防犯対策が導入可能です。
しかし世の中に絶対はありません。いつ何があるか分からないこの時代、いろいろなことを想定し準備しておきましょう。
大阪市に本社を置く株式会社オプテージでは、Wi-Fiセンシング技術を利用した「おうち見守りWi-Fi」のサービス開発を進めています。ご自宅のWi-Fi電波で人の動きを捉え、外出先でもスマホアプリに通知されます。小さな機器を設置するだけで簡単に導入できるので、手軽にホームセキュリティーを始めたい方におすすめです。
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