2025年6月の発売から半年以上、ようやく手に入りやすくなった「Nintendo Switch2」。ゲームの録画機能はありますが、機能はかなり限定的です。Nintendo Switch2でゲーム配信や動画投稿をしたいなら、キャプチャーボードの利用は必須といえるでしょう。今回は現役でゲーム配信を行っている筆者が、Nintendo Switch2とキャプチャーボードの接続方法を徹底解説! 挫折しがちなモニターと音声の分離方法も紹介します。
ライター:荒井啓仁
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キャプチャーボードとは
ゲーム機やスマートフォンの映像や音声をPCに取り込むためには「キャプチャーボード」が必要です。ゲーム機から出力される映像と音声の信号をPCが読み取れる形に変換するのがキャプチャーボードの役目。PCに取り込むことで長時間の録画ができたり、実況音声を載せられたりと、より高度な録画・録音が行えるようになります。
相場はおよそ1万円から3万円。自身のPCのOSやスペックなど、製品情報はしっかりと確認したうえで購入しましょう。トラブル時に解決しやすいよう、利用ユーザーの口コミ・ノウハウが充実している製品を選ぶのもおすすめです。
NintendoSwitch2とキャプチャーボードをつなげるには?

NintendoSwitch2とキャプチャーボードをつなげる際に必要なケーブルは、基本的にHDMIケーブル2本とキャプチャーボードとPCをつなげるケーブルだけ(USBなど、製品によります)。図のように、キャプチャーボードで線を分岐させます。PCに取り込む映像や音声はプレイとラグがあるものの、取り込んだ映像をそのままプレイ画面に映す機能(パススルー機能)があるため、プレイする際に遅延は感じにくくなるでしょう。
1.Nintendo Switch2からはHDMIケーブルだけ!

まずは、NintendoSwitch2の背面からHDMIを接続します(上画像)。こちらの端子は通常の利用でも使っているはずなので、普段使っているHDMIケーブルでも問題ありません。電源やLANも通常通り接続しましょう。
2.Nintendo Switch2→キャプチャーボード→テレビ・モニター

次に、NintendoSwitch2(図中A)とキャプチャーボードを接続します。(使用デバイス「Elgato Game Capture HD 60 S」)ほとんどのキャプチャーボードはHDMIを入力する側と出力される側が分かれているので、間違えないように注意しましょう。出力側には、モニターとつなげるためのHDMIを接続します(図中B)。

キャプチャーボードを使用する際は、PC画面の確認も必須。ゲーム画面を映す端子とPC用の端子は別々にしておくのもおすすめです。ゲーム音声はモニターやテレビの音声端子に接続すれば、実際のプレイとズレなく聞こえます。
NintendoSwitch2本体にイヤホンやヘッドホンをつなげるべからず
モニターやテレビに音声端子がなかったとしても、NintendoSwitch2本体に音声端子をつなげるのはご法度です。つなげてしまうと、HDMIに乗るはずだった音声信号がそのままイヤホンに流れてしまうため、PC上にゲーム音声が入らなくなってしまいます。もし、モニターやテレビに音声端子がない場合は、下記の「【上級者向け】音声をスピーカーやヘッドホンから流したい」を参考にしてください。
PC上でゲーム画面を確認するには?
PC上でゲーム画面を確認するには、キャプチャーボード付属のソフトウェアや配信ソフトを使いましょう。配信や録画で利用したいソフト上で確認するのがおすすめです。今回は、配信では定番の無料ソフトウェア「OBS」上での確認方法を紹介します。
1.ソースから[映像キャプチャデバイス]を選択
![ソースから[映像キャプチャデバイス]を選択](https://yourclip.life/admin/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
まず、OBSの[ソース]欄の左下にある[+]ボタンを押して、[映像キャプチャデバイス]をクリックします。追加すると[映像キャプチャデバイス]の詳細画面が開くので、[デバイス]の欄を確認しましょう。選択リストのなかに使っているキャプチャーボードの名前があれば、PCとキャプチャーボードの接続には問題ありません。
2.[デバイス]欄からキャプチャーボードを探す
![[デバイス]欄からキャプチャーボードを探す](https://yourclip.life/admin/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
デバイスを選択しNintendoSwitch2を起動後に表示される画面で名前が出ない場合は、接続がうまく行ってない可能性があります。配線の確認、ケーブルの抜き差し、PCやデバイスの再起動を試しましょう。あくまで体感ですが、OBSを起動してからNintendoSwitch2の電源を入れる方が接続しやすい印象です。PCに送られてくる映像や音声はラグがありますが、OBS上で入れた自身の声などは送れないので安心してください。
![[デバイス]欄からキャプチャーボードを探す](https://yourclip.life/admin/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
ちなみに、OBS上の[ゲームキャプチャ]はPCゲーム用になっているので注意しましょう。分かりやすいように、設定後はソース名を変えておくのがおすすめです。
【上級者向け】音声をスピーカーやヘッドホンから流したい
モニターに音声端子がない場合や、オーディオインターフェースを使って音質の向上や出力音声のバランスを調整したい場合は、HDMI分離機が必要になります。

Switch2から出てくる音声信号は、映像信号とともにHDMIケーブルから出力されます。キャプチャーボードを間に挟んでも、そのままモニター・テレビから音を出力するほかありません。そこで必要な工程が「HDMIの信号を映像と音に分離させる」こと。一般的に販売されているHDMI分離機を使うことで、ゲームプレイのための映像をモニターに、プレイとズレのない音声をヘッドホンやスピーカーなどに流せるようになります。

こちらもキャプチャーボード同様、製品によって異なりますが、筆者の環境は上画像の通り。キャプチャーボードから出るHDMI端子(図中B)を分離機のインプット側に差し込み、映像信号をHDMIで出力(図中C)。こちらの製品は、音声信号をアナログで出力するため、赤白のアナログケーブルを接続しました。
分離機の性能やコードの不具合でうまくいかないケースも多々あるため、接続する機器すべてに問題がないか確認するのもおすすめです。筆者の場合、HDMIケーブルを交換して接続が上手くいったこともありました。転送スピードなどの観点からも、できるだけ同じ種類のケーブルで揃えたほうがいいのかもしれません。
まとめ
これからゲーム配信や録画をしたい人にとって、本体の録画機能では物足りないかもしれません。ゲームプレイを長時間録画したい、音声を入れたり編集したい、という方はキャプチャーボードの利用がおすすめです。配線や設定などが複雑ですが、後からいじる必要がないので、ぜひ今回の記事を参考に最初の壁を乗り越えてください。そして、ゲームを遊ぶうえでも、配信活動をするうえでも欠かせないのが回線速度。鮮やかなプレイを録画するためにも、スムーズな配信や動画のアップロードには、安定かつ高速な通信環境が不可欠でしょう。お使いの回線に不安がある場合は、回線契約の見直しもおすすめです。
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