Windows11の起動が遅いのはなぜ?よくある原因と対策

Windows11を使用していて「起動が遅い」と感じたことはありませんか? 起動が遅くなる原因はさまざまですが、スタートアップアプリ、バックグラウンドアプリ、一時ファイルやキャッシュなどが起動の妨げになっているケースなどが多く見られます。
この記事では、Windows11の起動が遅くなる主な原因とタイミング、その対策について解説します。

ライター: CLIP編集部

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【タイミング別】Windows11の起動が遅くなる原因は?

【タイミング別】Windows11の起動が遅くなる原因は?

「起動のどのタイミングで遅くなるのか」という視点から、Windows11の起動が遅い原因を紹介します。

1.電源ボタンを押してからロゴ表示までが遅い

この段階では、Windowsの設定ではなく、ハードウェアやBIOS(パソコンの電源が入ってから最初に動くプログラム)設定などが影響している可能性があります。

ストレージの劣化

パソコンに搭載されているストレージが劣化すると、起動時の読み込み処理に時間がかかり、ロゴ表示までの時間が長くなることがあります。

特にHDDは長期間使用すると読み書き速度が低下する場合があり、起動時のシステム読み込みにも影響します。

SSDでも容量不足や劣化によって速度が低下するケースがあります。ストレージの状態が悪い場合は、データのバックアップを行い、交換を検討することも重要です。

パソコンに接続されている機器が多い

USBメモリ、外付けHDD、プリンターなど、パソコンに接続されている周辺機器が多いと、起動時の認識処理によって、ロゴ表示までに時間がかかることがあります。

接続している機器が多い場合、まずは周辺機器をすべて取り外してから起動を試してみてください。

BIOS/UEFIの設定

BIOS/UEFIは、OSを起動する前にハードウェアを制御するマザーボード上のプログラムです。起動デバイスの検索順序が多く設定されている場合、BIOS/UEFIが起動可能なデバイスを順番に探すため、ロゴ表示までの時間が長くなることがあります。

また、ハードウェアチェック機能やセキュリティ関連の設定によっても起動処理が長くなる場合があります。不要な起動デバイスの設定を見直したり、設定を適切に調整することで、起動時間が改善する可能性があります。

2.ロゴ表示からデスクトップの立ち上がりが遅い

ロゴ表示後からデスクトップが表示されるまでの時間が長い場合は、Windowsの起動処理やアプリの読み込みが影響している可能性があります。

スタートアップアプリが多すぎる

Windows起動と同時に多数のアプリが起動すると、ログオン直後にCPUやメモリの使用率が高まり、デスクトップが表示されても操作可能になるまでに時間がかかることがあります。

不要なスタートアップアプリを減らすことで、起動時間の改善が期待できます。

バックグラウンドアプリによるリソースの消費

Windows起動後は、多くのアプリがバックグラウンドで同期や更新、通知処理などを行っています。これらの処理が多いと、CPUやメモリの負荷が高まり、起動直後の動作が重くなることがあります。

タスクマネージャーでリソース使用状況を確認し、不要なバックグラウンドアプリを整理することで改善する場合があります。

ストレージやメモリの不足

ストレージの空き容量が少ない場合や、メモリ容量が不足している場合も、起動が遅くなります。

ストレージの空き容量が不足すると、Windowsの更新処理や仮想メモリの確保が遅くなり、起動時の処理がスムーズに進まなくなります。また、メモリ容量が不足すると、ディスクを使った仮想メモリ処理が増え、起動時間が長くなることがあります。

Windows Updateが実行されている

Windows Updateが実行されている場合、起動時間が長くなることがあります。更新プログラムのインストールやシステムの構成作業は、起動時や再起動時に実行されることが多く、この間はストレージやCPUに負荷がかかります。

特に大型アップデートの直後は、更新処理や最適化が行われるため、通常よりも起動に時間がかかることがあります。更新が完了すれば通常の速度に戻ることが多いため、アップデート中は電源を切らず、処理が完了するまで待つことが大切です。

これらの原因に該当しない場合は、コンピューターウイルスに感染している可能性もあります。不審な動作や急激な動作低下が見られる場合は、セキュリティソフトでウイルススキャンを実行し、パソコンの状態を確認してみてください。

Windows11の起動が遅くなったときの対策

Windows11の起動が遅くなったとき、すぐにできる対策を紹介します。以下の方法は、特にロゴ表示後から操作できるようになるまでが遅いケースで有効です。

スタートアップアプリを無効化する

  1. 「Ctrl + Shift + Esc(Ctrl+Alt+Delete)キー」で「タスクマネージャー」を開く
    「Ctrl + Shift + Esc(Ctrl+Alt+Delete)キー」で「タスクマネージャー」を開く
  2. メニューの「スタートアップ アプリ」を選択する
    メニューの「スタートアップ アプリ」を選択する
  3. 「状態」が有効なアプリの中から不要なアプリを選択し、右クリックして「無効化」を選択
    「状態」が有効なアプリの中から不要なアプリを選択し、右クリックして「無効化」を選択

バックグラウンドアプリを無効化(アンインストール)する

  1. 「設定」の「アプリ」から「インストールされているアプリ」を選択する
    「設定」の「アプリ」から「インストールされているアプリ」を選択する
  2. 表示されたアプリから無効化するものを選び、右端にある「…」をクリックしてアンインストールを実行
    表示されたアプリから無効化するものを選び、右端にある「…」をクリックしてアンインストールを実行

一時ファイル(キャッシュ)や不要ファイルを削除する

ストレージセンサーをオンにすることで、自動的に不要な一時ファイルを削除できます。

  1. 「設定」の「システム」から「ストレージ」を選択する
    「設定」の「システム」から「ストレージ」を選択する
  2. 「記憶域の管理」にある「ストレージセンサー」をオンにする
    「記憶域の管理」にある「ストレージセンサー」をオンにする

ストレージセンサーをオンにすることで、システムが正常に動作するのに必要な空き容量を自動で確保できます。クリーンアップを手動で行いたい場合は、「ストレージセンサー」の下にある、「クリーンアップ対象候補」から不要なファイルを選択して削除しましょう。

Windowsの起動が遅くなったときのその他の対策

Windowsの起動が遅くなったときのその他の対策

スタートアップアプリの整理やストレージの空き容量の確保などを行っても起動の遅さが改善しない場合は、以下のような方法を試してみてください。

システムの復元を試す

Windowsには、パソコンの状態を過去の状態に戻す「システムの復元」という機能があります。

「システムの復元」は、Windowsの更新やアプリのインストールなどのタイミングで作成される復元ポイントを利用して、システムの状態を以前の状態に戻す機能です。トラブルが起きる前の復元ポイントを選択することで、設定やシステムファイルを元の状態に戻すことができます。

ただし、復元ポイントが作成されていない場合は利用できません。一部のアプリや設定が変更される可能性もあるため、事前に内容を確認してから実行しましょう。

関連記事:Windows10/11の回復ドライブとは?使い方・作成方法を解説

SSD/HDDを交換する

ストレージはパソコンの動作速度に大きく影響するため、新しいストレージに交換することで起動時間が改善することがあります。ストレージの劣化や故障が疑われる場合は、SSD/HDDの交換を検討しましょう。

また、長期間使用したパソコンでは、内部のホコリや帯電による影響で動作が不安定になることもあります。そのため、内部の清掃や放電などのメンテナンスを行うことで、動作が改善するケースもあります。

ただし、パソコンの分解作業には専門的な知識が必要になる場合もあるため、不安な場合はメーカーサポートや専門業者へ相談するのが安心です。

関連記事:記録媒体の比較 HDD・SSDなど容量や耐用年数は?
関連記事:SSDが遅い原因は?速度低下を改善するチェックポイント

OSを再インストールする

長期間使用したパソコンは、不要な設定やアプリ、データが蓄積し、システム全体の動作が重くなりがちです。

このような場合は、Windowsを再インストールすることで動作が改善することがあります。OSの再インストールによって、不要な設定やアプリ、データをリセットできるため、パソコンを初期状態に近い状態へ戻すことが可能です。

ただし、再インストールを行うとアプリや設定が削除される場合があるため、事前に重要なデータをバックアップしておくことが重要です。再設定やアプリの再インストールが必要になる点にも注意しましょう。

関連記事:パソコン・スマホにおすすめのバックアップ方法とは?

BIOS/UEFIの設定を見直す

BIOS/UEFIの設定で、起動ドライブを優先することで、起動時間が短縮される可能性があります。

BIOS/UEFIの設定画面は、パソコンの電源を入れた直後にDELキーやF2キーなどを連打することで表示できます。

ただし、BIOS/UEFIはパソコンの根幹設定のため、設定を誤るとパソコン全体の動作に影響を与える可能性があります。実施する際は、説明書を確認しながら慎重に操作するか、必要に応じて専門家へ相談することをおすすめします。

まとめ

Windows11の起動が遅くなる原因は、スタートアップアプリやバックグラウンド処理、ストレージやメモリ不足、Windows Updateなどさまざまです。

起動が遅いと感じたときは、どのタイミングで遅くなるのかを確認し、今回紹介した内容をもとに、原因に応じた対策を行ってみてください。


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