X(旧:Twitter)をめぐる混乱の最中に突如登場し話題となったアプリ「Threads(スレッズ)」をご存知ですか? ThreadsはFacebookやInstagramを運営するMeta社が2023年7月にリリースした無料SNSアプリです。今回はThreadsの特徴と現在の機能をXと比較し、登録方法も紹介します。
ライター:CLIP編集部
Threadsとは
Threadsとは、Instagram や Facebookを運営するMeta社が2023年7月6日にリリースした新たな無料SNSアプリで、正式名称は「Threads, an Instagram app」。
アプリの名称に「an Instagram app」とあるように、Instagramを活用したコミュニケーションツールです。
「Threads」は英語で「糸」を意味する単語の複数形で、Instagramアカウントとの連携やInstagramのユーザー同士がより一層繋がることを意味して名付けられたそう。実際にThreadsの登録時、連携しているInstagramアカウントの既存フォロワーと簡単に繋がれるため、新たにフォローする人を一人ずつ探す必要がありません。
文字ベースの投稿など、その特徴からイーロン·マスク氏が2022年10月に買収したX(旧:Twitter)の競合になるのではないかと話題になり、サービス提供開始からわずか5日で全世界の利用者数が1億人を突破しました。
Threadsの機能をX(旧:Twitter)と比較
ThreadsとXの機能を以下の表にまとめました。
Threads | X(旧:Twitter) | |
テキスト文字量 | 最大500字 | 最大140字(無料アカウント) |
画像投稿 | 最大10枚 | 最大4枚 |
動画投稿 | 最長5分 | 最長2分20秒(無料アカウント) |
「いいね」機能 | ○ | ○ |
再投稿と引用投稿 | ○ | ○ |
ダイレクトメッセージ | × | ○ |
投稿の検索 | × | ○ |
ハッシュタグ機能 | × | ○ |
投稿の分析 | × | ○ |
投稿時の画像トリミング | × | ○ |
Threadsはハッシュタグの利用やトレンド検索ができないため、細かい機能面ではXに軍配が上がるものの、テキスト量や動画尺・画像枚数などから、ひとつの投稿に盛り込める情報量ではThreadsが上回っていることがわかります。
現状どちらが優れているとは言えませんが、Threadsには投稿したコンテンツをInstagramのフィードやストーリーズで再投稿し、コンテンツに応じて拡散力を高められるという特徴も。
リリースされたばかりのThreadsはもちろん、アプリの名称が変わるほど改革が進められているX、それぞれ今後どのような進化を遂げていくのか目が離せません。
覚えておくべきThreads用語
Threadsを利用するうえで覚えておくべき用語を紹介します。
- thread:返信を含めた話題全般を表す言葉
- post:【名詞】それぞれの投稿、【動詞】投稿すること
- replay:投稿に返信すること
- repost:誰かの投稿を自分のアカウントで再投稿すること
- quote:誰かの投稿を引用した新しい投稿をすること
これらの用語をうまく使いこなし、Threadsに関するコミュニケーションを円滑に進めましょう。
Threadsの登録方法
まずはアプリをインストールし、起動しましょう。
アプリを開くと画面下部に「Instagramでログイン」と表示された画面が出てきます。Threadsと紐づけるInstagramアカウントがそこに表示されているアカウントでよければ「Instagramでログイン」をタップ。複数のアカウントを所有していて表示されたアカウントとは異なるものを紐づけたい場合は、その下の「アカウントを切り替える」をタップし、正しいアカウントで登録しましょう。
ログイン後はプロフィールを設定します。写真やリンクの設定、自己紹介文の編集を自由に行うこともできますが、「Instagramからインポート」を選択すればInstagramの情報をそのまま引き継ぐことも可能。
インポートもしくは入力したプロフィール内容に問題がなければ「次へ」をタップし、プライバシー設定へ。
ここではフォロワー以外の人が自分のアカウントを閲覧できるようにするかを決めます。
フォロワー以外に投稿内容を知られたくない方は「非公開プロフィール」を選択し、「次へ」をタップ。
次にアカウントのフォローを行います。紐づけたInstagramアカウントですでにフォローしている人を基に一覧が表示されます。「すべてフォロー」をタップし全員をフォローしても、一覧の中から気になる方のみをフォローしても問題ありません。
最後に利用規約などを確認し「Threadsに参加する」をタップすれば、登録完了です。
まとめ
Threadsは今後さらに複数の機能を追加予定。無料アプリなので興味がある方は一度登録してみてはいかがでしょう。
また、スマートフォンでのSNS利用はあっという間に長時間利用してしまう傾向があり、多くのギガを消費してしまう結果にも。自宅では高速Wi-Fiの利用を心がけましょう。
【関西でネット回線をお探しなら】
eo光は17年連続お客さま満足度 No.1!※
※RBB TODAYブロードバンドアワード2023 キャリア部門 エリア別総合(近畿)第1位(2024年2月発表)
2007年~2023年17年連続受賞
※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。