重要事項やアイデアなどを書き留めておくのに便利なメモアプリ。紙のメモ帳やノートと違う点は内容の加筆や修正も簡単なこと。スマートフォンやパソコンなどデバイス間で自動同期するアプリが多いのも特徴です。ここでは、無料で使えるメモアプリの機能や使用感などをタイプ別に紹介。ライフスタイル、ビジネススタイルにマッチするメモアプリを選ぶ参考にしてみてください。
ライター:CLIP編集部
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メモアプリとは

メモアプリはメモの加筆や修正、保存・整理・検索が簡単です。アプリにログインすれば、さまざまなデバイスと同期できるものが多く、写真・動画・音声・Webリンクなど、文字以外が保存できるアプリも増えています。
メモアプリの種類は、基本的に「付箋タイプ」「ノートタイプ」「データベースタイプ」の3つに大別できます。
シンプルでお手軽な付箋タイプ
手軽さ、スピード感を重視したい人におすすめなのが、付箋タイプのメモアプリ。起動時間が速く、短文のメモをサッと書き残したい時に向いています。
1.Google Keep
「Google Keep」はGoogleが提供する付箋のようなメモアプリ。テキスト入力や手書きだけでなく、音声や画像などの種類があり、状況や内容に応じたメモの取り方ができます。ちょっとしたアイデアストックや買い物などの備忘録などにぴったりです。
Web版とiOS・ Androidに対応するスマホ版があり、あらゆる端末からアクセスできるのも特徴。GoogleカレンダーやGmailとの連携も可能です。
【使用感レビュー】
(利点)
- 動作がとても軽く、思い立った瞬間にアプリを開いてメモを取れる。
- 紙の資料やホワイトボードなど、撮影した画像内の文字をテキスト化する精度が高い。
(注意点)
- フォルダ階層がなくタグ管理のみなので、メモの数が増えすぎると整理しづらい。
- 文字の太さや斜体、フォントサイズを変更できないので、あくまで“走り書き”用に。
2.Apple メモアプリ
Apple純正のメモアプリは純正アプリでただ単にメモを取れるだけでなく、画像やチェックリスト、スキャンした書類や手書きの文字なども保存可能。さらにApple Intelligenceの導入により、音声のテキスト化や文章の校正、自動要約や数式計算もできます。
iCloudを使うとすべてのデバイス間で同期し、どこからでも簡単にアクセスできるなど、使い勝手の良さは◎です。
【使用感レビュー】
(利点)
- 録音した音声をそのまま文字起こしができる。
- 長い会議メモやWebのコピーもワンタップで自動要約。
(注意点)
- フォントの変更やページのデザインといった装飾性は低め。
3.Simplenote
「Simplenote」はテキストのみに特化したシンプルなメモアプリで、複雑な設定が苦手な人におすすめ。タグ付けや検索、ピン留めでメモを素早く整理できるだけでなく、共同編集機能を備えているので、メモを他のユーザーと共有することもできます。
余計な装飾機能がないため、起動も高速。WindowsやMac、iOSやAndroidといった複数のデバイスにシームレスに同期できます。アイデアストックや文章の下書き、長文のテキスト保存などに向いています。
【使用感レビュー】
(利点)
- 画像や複雑な装飾がないので、低スペックの端末や不安定なネット環境でもサクサク可動。
- 履歴機能があり、間違えて消去しても簡単に復元できる。
- 「#」や「-」などで構造化や強調の装飾ができるMarkdown記法を有効にすれば見出しやリストなどの装飾も可能。
(注意点)
- メモはテキストのみで、画像やPDF、音声データなどの保存はできない。
- リマインダーや表作成、カレンダー連携などの機能は備えていない。
公式サイト:Simplenote
4.Zoho Notebook(ゾーホー・ノートブック)
「Zoho Notebook」はカード型のノートデザインが特徴。テキスト・チェックリスト・音声・写真・ファイル・手書きの専用カードが用意され、視覚的・直感的にメモを整理できます。
iOSやAndroidに対応し、同期するデバイス数も無制限。Mac用・Windows用・Lunix用と、デスクトップ専用アプリがあるのも魅力です。
【使用感レビュー】
(利点)
- メモの内容に合わせてカテゴリー分けができるので、直感的に内容が分かる。
- カードごとに色分けができるので、見た目にも楽しい。
(注意点)
- カード型のデザインなので、レイアウトの自由度は限定される。
- メモはカード単位で管理するため、長文や複雑なドキュメントの作成には不向き。
公式サイト:Zoho Notebook
見やすく整理できるノートタイプ
文字や画像、イラストなどを自由にレイアウトし、自分なりに見やすく整理できるメモリアプリです。
5.Microsoft OneNote
「Microsoft OneNote」は画面のどこでも文字や画像などを配置できる“デジタル上の自由帳”。特にOfficeソフト(ExcelやWordなど)を頻繁に使う環境に最適で、議事録や授業のメモ、プロジェクトの資料整理などにおすすめです。
Microsoftアカウントがあれば誰でも利用可能な完全無料版は、容量制限はありますが機能制限がほぼないのも魅力です。
【使用感レビュー】
(利点)
- ボードに付箋を貼り付けていくような感覚で情報をまとめられる。
- 「ノートブック>セクション>ページ>サブページ」という階層管理で情報を整理しやすい。
- iPadやSurfaceなどのペン入力と好相性で、PDF上に赤字を入れたり、図解を描いたりする作業にぴったり。
(注意点)
- 画像などを用いるとデータ量が大きくなりやすいので、同期が遅れてしまうことも。
- パソコン版では自由にレイアウトできるが、スマホ版では画面が小さく自由度が下がる。
関連記事:OneNote(ワンノート)の使い方&無料で使える便利機能
公式サイト:Microsoft OneNote
6.Joplin(ジョプリン)
「Joplin」はオープンソースのノートアプリ。Markdown記述に対応し、プレビュー機能を備えているのが特徴です。
Dropbox、OneDrive、Googleドライブなど、愛用するクラウドサービスを同期先に指定することも可能。同期するデータは端末側で暗号化され、クラウドの運営側であっても中身をのぞくことは不可能なので、プライバシー重視の人におすすめです。
【使用感レビュー】
(利点)
- オフライン環境でも使用できるのが強み。
- Markdown形式で記述可能で、プレビュー機能も便利。
(注意点)
- デザインやグラフィックは控えめで実用性重視。
- 同期先の設定や暗号化パスワードの管理など、初期設定のハードルがやや高め。
公式サイト:Joplin
カスタマイズできるデータベースタイプ
メモ・表・カレンダーなどを組み合わせ、自分専用の情報システムにカスタマイズできるオールインワン型のアプリです。
7.Notion(ノーション)
「Notion」はメモの作成・保存、データ管理・スプレッドシート・タスク管理などの機能を兼ね備えたオールインワン型の情報共有ツールです。ドキュメント管理はGoogleドライブ、データ管理はDropbox、タスク管理はTrello(トレロ)といったように複数のツールを併用することなく、「Notion」だけで多くの機能をカバーし、情報を一元管理できます。
もちろん、パソコン・スマホ・タブレットなど、さまざまなデバイスからアクセス可能。アイデアストックから企画書・仕様書、スケジュール・タスク管理まで、自分専用の情報がこのアプリだけにまとめられます。
無料版でも、個人利用ならページ作成やブロック追加が無制限。メモやタスク管理、データベース機能など、主要機能がほぼすべて利用できるのが魅力です。
【使用感レビュー】
(利点)
- ビギナー向けからエキスパート向けまで、ニーズに応じたテンプレートが豊富。
- 「ブロック」(テキスト・画像・表・動画など)をパズルのように組み合わせてページを作成できる。
(注意点)
- オフライン環境では閲覧や編集ができない。
- スマホ版では閲覧や入力といった簡易的な作業に限定され、作り込む複雑な操作は困難。
関連記事:Notionとは?オールインワン情報共有アプリの基本機能と人気の理由
公式サイト:Notion
8.Obsidian(オブシディアン)
「Obsidian」はノート同士をリンクでつなぐと網の目のように可視化し、使うほどに知識が広がっていくネットワーク型のノートアプリです。メモした情報をストックするだけでなく、つないで新しいアイデアを生み出すといったように、クリエイティブな仕事の人に特におすすめです。
カレンダー、図解作成、カンバンボード、タスク管理など、1,000種類以上のプラグインがあり、ワークフローに合った、自分好みのカスタマイズが実現できます。
ノートは基本的にクラウド環境ではなく、パソコンやスマホといったローカル環境にMarkdown(.md)形式で保存されるので、起動や検索が高速で動作。オフライン環境でサクサク使えるのも魅力です。
【使用感レビュー】
(利点)
- 圧倒的な動作の軽さで、場所を問わずどこでも使える。
- ノート同士をつなぎ、グラフビューで知識の関連性を可視化できる。
(注意点)
- 無数のプラグインが用意されている反面、ある程度の知識がないと使いこなしづらい。
- 無料で同期するにはiCloudやDropbox、Gitなどを使う必要があり、初心者には設定のハードルがやや高め。
公式サイト:Obsidian
9.Evernote(エバーノート)
「Evernote」は2008年に登場したデジタルノートの先駆け的存在。テキストだけでなく、画像や音声、PDFやWebサイトの切り抜きなど、身の回りのあらゆる情報を一つの場所に集約できるのが最大の特徴です。
紙の書類や名刺をスマホのカメラで撮影するだけで、デジタルデータとして保管可能。Web上の情報をストックし、自分だけのデータベースを構築することにも向いています。
無料版のノート数はノート最大50個、容量制限は月間60MBまで可能。ノート数がそれほど多くない人や特定の案件の情報を収集したい人にとっては、十分な機能を備えています。
【使用感レビュー】
(利点)
- 画像やPDF、手書きの文字も対象となる強力な検索機能。
(注意点)
- 無料版のノート数は最大50個、月間アップロード容量60MBと物足りなさも。
公式サイト:Evernote
まとめ

ひと言にメモアプリと言っても、シンプルなテキストベースのタイプから、タスク・スケジュール管理などを兼ねた多機能タイプまでさまざま。メモアプリを選ぶ時には、手軽さなのか、見やすさなのか、自分好みにカスタマイズしたいのか、何を重視したいのかが大事です。ここで紹介したメモアプリを参考に、まずは最も自分にマッチしそうなアプリを使ってみてはいかがですか?
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