「さっき調べたあのページ、もう一度見たいけどタイトルを忘れてしまった……」 「家族や知人にパソコンを貸すことになったけど、検索履歴を見られたくない」
インターネットを使っていると、過去の自分の「履歴」が気になるときがありますよね。
この場合の「履歴」には「ブラウザに残る閲覧履歴」と「Googleアカウントに残る検索履歴」の2種類が含まれています。ここを理解していないと「消したつもりなのに、検索窓に過去のワードが勝手に出てくる!」ということになりかねません。
この記事では、PC(Windows/Chrome)とスマホ(iPhone/Safari)を中心に、過去の履歴を「探す・見る・消す」ための正しい手順を解説します。
ライター:CLIP編集部
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「閲覧履歴」と「検索履歴」の違い
作業を始める前に、2つの履歴の違いを知っておきましょう。
- 閲覧履歴(ブラウザの履歴)
あなたが訪れた「Webページの記録」です。ChromeやSafariなどの「ブラウザソフト」の中に保存されています。 - 検索履歴(検索アクティビティ)
Googleなどの検索窓に入力した「キーワードの記録」です。 ログインしている「Googleアカウント」に保存されています。
「パソコンの履歴を消したのに、スマホで検索しようとしたら同じキーワードが提案された」というのは、2の「検索履歴」がアカウントに残っているため、と考えられます。
完璧に管理したいなら、両方をチェックする必要があります。まずはPCのブラウザから見ていきましょう。
【PC編】Chromeの履歴を見る・探す・削除する方法
Windows 10/11で利用者の多いブラウザ「Google Chrome」で履歴を見たり探したり削除する手順です。
1.履歴を一発で表示するショートカット
Chromeを開いた状態で、キーボードの以下のキーを同時に押してください。
- Ctrl + H (Macの方は Cmd + Y)
これだけで、過去の閲覧履歴一覧がズラリと表示されます。マウスで「︙」メニューから探すより速いので、ぜひ覚えてみてください。
2.履歴の中から「Google検索」だけを探す
Chromeの履歴にはアクセスしたWebページすべてが表示されます。Googleの検索結果ページだけを探したい場合は、履歴画面の上部にある検索窓を使います。

履歴画面上部の「履歴を検索」ボックスに「Google 検索」もしくは「search google.com」と入力して実行します(エンターキーなど)。
こうすると、YouTubeやニュースサイト、Googleドキュメントなどの閲覧記録が除外され、Googleで検索した結果ページだけがリストアップされます。「いつ、何を検索したか」を簡易的に振り返るのに便利です。
3.履歴を削除する(個別・一括)
履歴を誰にも見られたくない場合は、以下の手順で削除しましょう。
- 個別に消す

履歴画面の中から消したい履歴の右側にある「︙」をクリック > 「履歴から削除」。 - まとめて消す(一括削除)

- 履歴画面の左メニューにある「閲覧履歴データの削除」をクリック。
- 「期間」を選択します(「1時間以内」から「全期間」まで選べます)。
- 「閲覧履歴」にチェックが入っていることを確認し、「データを削除」をクリック。
【Googleアカウント編】検索キーワード自体を消す・保存しないようにする(マイアクティビティ)
ブラウザの履歴を消しても、検索窓をクリックしたときに過去のワードが予測変換で出てくる場合は、Googleアカウント側にデータが残っています。これを管理するのが「Google マイアクティビティ」です。
- Googleの検索トップページなどで、右上のプロフィールアイコンをクリックし、「Google アカウントを管理」を選択。
- 「データとプライバシー」タブ > 「マイ アクティビティ」をクリックします。

- ここには、検索したワードや見たYouTube動画などが詳しく記録されています。

項目の「×」を押せば個別に削除可能。「削除」ボタンから、「今日のアクティビティ」や「全期間」を選んで一括削除も可能です。
そもそもGoogleアカウント(アクティビティ)に保存しないようにする
「マイアクティビティ」に履歴がない場合は、設定で「ウェブとアプリのアクティビティ」がオフになっている可能性があります。 この場合、Googleアカウントに検索履歴は保存されていません。
合わせて「いちいち履歴を消すのが面倒!」という方は、このアクティビティの設定で最初から検索履歴を保存しないようにできます。
- 「Google マイアクティビティ」を開く。
- 「ウェブとアプリのアクティビティ」をクリック。
- 「オフにする」を選択。
ただ、Googleアカウント(アクティビティ)に保存されなくなってもパソコン・スマホなどの端末(ブラウザ)にデータは残りますので、必要に応じて履歴を削除してください。
【スマホ編】iPhone(Safari)・Chromeアプリの手順
スマホ(iPhone)の場合は、指先の操作でサクッと確認・削除が可能です。
iPhone(Safari)の場合
- Safariを開き、下部メニューの「本(ブックマーク)」アイコンをタップ。
- 「時計(履歴)」アイコンをタップすると、履歴一覧が表示されます。
- 削除方法:
⚪︎ 個別:消したい履歴を左にスワイプして「削除」。
⚪︎一括: 右下の「消去」をタップし、「すべて」や「今日と昨日」などを選択。
※ただし「スクリーンタイム」で「Webコンテンツ制限」が有効になっている場合は履歴の消去ができます。スクリーンタイムの設定で制限を解除すれば消去可能です(設定にはスクリーンタイムパスワードが必要になります)。
スマホ版 Chromeアプリの場合
PC版とほぼ同じです。
- 右下の「…」などをタップ > 「履歴」のアイコンを選択。
- 「閲覧履歴データを削除…」から期間(過去15分間~全期間まで)を選んで削除できます。
Androidの場合(Chromeアプリ・Googleアプリ)
- Chromeアプリを使っている場合
Chromeを開き、右上の「︙(メニュー)」をタップ。
「履歴」を選択すると一覧が表示されます(「×」で個別削除可能)。
「閲覧履歴データを削除…」をタップし、期間を選んで「データを削除」で一括消去できます。 - Googleアプリ(「G」マークのアプリ)を使っている場合
Googleアプリを開き、右上のプロフィールアイコンをタップ。
「検索履歴」をタップします。
表示された履歴一覧から、「削除」ボタンを押して「すべてを削除」などを選択します。
削除した検索履歴は「復元」できる?
結論からいうと基本的に削除した検索履歴は復元できません。
残念ながらブラウザやGoogleアカウントから一度「削除」を実行した履歴を一般ユーザーが復元する機能は標準ではありません。 「履歴復元ソフト」などをうたうツールも存在しますが、PCのシステム自体を過去に戻すなどリスクが高い可能性があるため、あまりおすすめしません。履歴の削除は慎重に行いましょう。
あきらめる前に。履歴が残っている可能性
ただし、片方だけ残っている可能性があります。
- Chromeの履歴を消してしまった
Googleアカウントの「マイ アクティビティ」を見てみてください。検索履歴としてURLやキーワードが残っているかもしれません。 - Googleの履歴を消してしまった
ブラウザ(Chrome)の履歴一覧(Ctrl+H)を見てみてください。ページを訪れた記録は残っているかもしれません。
毎回消すのが面倒なら「シークレットモード」を使おう
「見られたくない履歴を毎回消すのは面倒くさい」という方は、最初から履歴を残さない「シークレットモード(プライベートブラウズ)」を普段から活用するようにしましょう。
- Chrome(PC): 右上の「︙」>「新しいシークレット ウィンドウ」(ショートカット:Ctrl + Shift + N)
- Chrome(Android): アプリ右上の「︙」>「新しいシークレット タブ」
- Safari(iPhone): タブ一覧画面 > 「プライベート」を選択
シークレットモードで開いたページは、タブを閉じた瞬間に履歴やCookieが消去されるため、誰かと共有しているPCやスマホを使う際のマナーとしてもおすすめです。
繰り返しになりますが、シークレットモードを利用してもGoogleアカウント(アクティビティ)には残りますので、ふだんから検索履歴を残したくない場合は両方を設定しましょう。
まとめ
「履歴を削除して、ブラウザの動作を軽くしたい」 そう思って履歴の整理をしている方も多いのではないでしょうか?
確かに、溜まりすぎた履歴やキャッシュ(一時データ)はブラウザを重くする原因の一つです。しかし、履歴をきれいに消しても「ページの読み込みが遅い」「動画が止まる」という場合は、PCの中身ではなく「インターネット回線」そのものに原因があるかもしれません。
履歴から探さなくても、新しい検索が一瞬で表示されるスピード感があれば、ネット利用のストレスは劇的に減ります。一度自宅のネット環境も見直してみませんか?
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