多くの方が利用しているインターネットブラウザ「Google Chrome」。さまざまな機能があり、自分好みにカスタマイズできるChrome拡張機能ですが、15万件以上とたくさんありすぎて何を使えばいいか困ってしまう。
そこで今回は、Chrome初心者にむけて最初にインストールすべき拡張機能を12個紹介します。ビジネス活用にも最適なので、転職や入社した際などに新しいパソコンでChromeを利用する時も参考にしてください。
ライター: CLIP編集部
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Chromeの拡張機能とは?
Google Chromeは、シンプルなUIゆえに拡張機能を用いてユーザー自身がカスタマイズすることが可能です。拡張機能は15万件以上が配信されており、その種類もさまざま。「こんな機能があればいいのに」と思ったら、探してみると意外と見つかります。ただし拡張機能を入れすぎると、ブラウザの動きが遅くなってしまうことがあるので注意しましょう。
拡張機能の追加方法については、以前の記事で紹介しています。そちらではビジネスシーンで作業効率を上げてくれる拡張機能も紹介しているので、ぜひご覧ください。
・関連記事:Chrome拡張機能おすすめ10選。作業効率UPにおすすめ!
・関連記事:「Microsoft EdgeとGoogle Chromeの比較。特徴やメリット・デメリットは?」
・参考:Chromeウェブストア
ウイルスに注意!
便利な拡張機能が多いGoogle Chromeですが、マルウェアやウイルスが仕込まれている拡張機能が配信されている場合があります。拡張機能の開発元や評判を確かめてから追加する癖をつけておきましょう。
また追加する際に確認されるアクセス権限で、「パソコンと閲覧したウェブサイト上のすべてのデータ」や「閲覧したすべてのウェブサイト上のユーザーデータ」といった、ユーザーデータをリクエストしてくる拡張機能は特に注意しましょう。
編集部おすすめの拡張機能12選
1. AdBlock
Webサイト上やYouTubeなどで表示される広告を自動でブロックしてくれる拡張機能。世界中で6,000万人以上のユーザーが使用しているといわれている有名なツールです。
広告ブロッカーのChrome拡張機能として「uBlock Origin」も人気です。ブロックする広告を細かく設定できるので、好みの拡張機能を使ってみてください。
2. Clear Cache
Webサイトの表示速度を速めてくれるキャッシュですが、古いキャッシュがたまりすぎると逆に表示が遅くなる場合や、サイト上で更新した内容が反映されない不具合が出ることもあります。そんな時に便利なのが「Clear Cache」。上部に追加されるアイコンをクリックするだけで、キャッシュのクリアと同時にリロードを行ってくれます。
3. Pasty
「Pasty」はExcelなどにまとめた複数のURLを一度にブラウザ上で表示させる拡張機能です。データの参照元などでいくつものWebページを確認しなければならないとき、1回1回URLをクリックしなくてすむので、作業効率アップにも役立ちます。
4. DeepL翻訳
「DeepL翻訳」は翻訳精度の高さに定評のあるドイツのAI翻訳「DeepL」を簡単に使用できる拡張機能。翻訳したい文章をドラッグしてアイコンをクリックするとすぐに翻訳してくれます。ただしページ全体を翻訳するには、有償プランのDeepL PROとの契約が必要になるので注意しましょう。
また翻訳の拡張機能は、標準でも搭載されているGoogle翻訳もよく使用されています。こちらはページ全体の翻訳も無料で可能なので、どちらか好きなほうを使用するといいでしょう。
5. Save to Pocket
気になったWebサイトや後で読みたい記事などをワンクリックでまとめられるサービス「Save to Pocket」。スマホ版のアプリもあり、同一アカウントでログインすれば、別の端末でも保存したWebサイトを確認することができます。
6. ChatGPT Sidebar & GPT-4 Vision, GPT-4o, Claude 3.5, Gemini 1.5
現在、さまざまなAIアシスタントが配信されていますが、この拡張機能では「ChatGPT」「Claude」「Gemini」をブラウザのサイドバーで使用できるようになります。Webサイトの要約やページ内検索など、さまざまな作業をタブを切り替えずに実行できるので、マルチタスクを行う人におすすめです。
・ChatGPT Sidebar & GPT-4 Vision, GPT-4o, Claude 3.5, Gemini 1.5のダウンロード
7. Volume Master
YouTubeやオンライン会議をブラウザで開く際、音量が小さくて聞き取りづらいことはありませんか。そんな時に最適なChrome拡張機能が「Volume Master」。タブごとにボリュームを調整することが可能。最大で600%までブーストすることができるので、聞き取りやすい音量をすぐに設定できます。
8. OneTab
ブラウザのタブを管理するChrome拡張機能「OneTab」。タブを大量に開いているとメモリを消費して動作が重くなってしまいますがOneTabを使用するとタブの代わりに、新規ページでリスト化して表示してくれるため、メモリ使用量を最大で95%節約できるとのこと。
9. Clockifyタイムトラッカー
作業効率を上げるうえで重要な時間管理。それを分単位で行ってくれるのが、タイムトラッキングツール「Clockifyタイムトラッカー」です。何の作業にどれくらいの時間を使っているのか。グラフで視覚化してくれるので、業務内容の見直しに役立ってくれます。
10. Notta
「Notta」は日本の企業が発信しているAI文字起こしサービスです。Webサイト上で流れる動画や音声から、自動で文字起こしを行ってくれます。またデータをアップロードしても文字起こししてくれるので、会議や商談の動画を取っておけば、議事録を簡単に作成してくれるのでおすすめです。
11. FireShot
「FireShot」はWebサイト全体や一部をスクリーンショットできる拡張機能。右上アイコンからワンクリックでキャプチャできるのがとても便利。jpegやpngのほか、PDFなどでスクリーンショットを保存することができます。
またページキャプチャの拡張機能は「Gyazo」も人気。こちらはキャプチャした画像や動画を自動でクラウドに保存。パソコンのデータ容量を消費しないうえに、URLを発行してくれるので共有が簡単に行えます。
12. Read Aloud: テキスト読み上げ音声リーダー
Webサイトの文字情報をAI音声で読み上げてくれる「Read Aloud」。記事やニュースで読み上げ機能を使用すれば、最新情報を聞きながら他の作業ができるので、作業時間の時短に最適です。
まとめ
今回ご紹介した12個の拡張機能は、Google Chromeの使い始めにインストールしておきたい一部のツールをご紹介させていただきました。このほかにも便利な拡張機能はたくさんあります。もし使っていくうちに不便に感じたら、それを解決する拡張機能がないか探してみてください。
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