「ChatGPTを毎日使っていて便利だけど、もっと業務を効率化したい」そんな方におすすめなのが、ChatGPTの拡張機能。拡張機能を利用すると、標準機能だけではできないことを可能にし、使い方に合わせてChatGPTを最適化・パワーアップさせてくれます。
今回は、Google Chromeウェブストアで入手できる数あるChatGPT拡張機能の中から、目的別に厳選したツールを紹介します。「拡張機能の種類が多すぎてどれが自分に合うのか分からない」という方も、ご自身の目的に合わせたChatGPT拡張ツールを見つける参考にしてください。
ライター:CLIP編集部
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【2025年版】目的別|おすすめChatGPT拡張機能12選

数あるChatGPT拡張機能の中から「これは絶対に入れておきたい」12個のツールを目的別に厳選して紹介します。
【基本セット】まず導入したい定番拡張機能
まずは、ChatGPTを使うすべての人におすすめしたい、基本となる3つの拡張機能です。
1.Superpower ChatGPT

「Superpower ChatGPT」は公式のChatGPTをかゆいところに手が届くUIに進化させる拡張機能です。過去のチャット履歴を探すのに時間がかかっている方や、よく使うプロンプトを管理したい方に特におすすめ。チャット履歴の検索やフォルダ分け管理、プロンプトの保存・管理など整理機能が充実しています。会話の途中でモデル(GPT-4, GPT-3.5など)を切り替えたり、生成した文章をワンクリックでコピーできたりできます。
公式ページ:Superpower ChatGPT
2.AIPRM for ChatGPT

プロンプトを考えるのに手間を感じている方に最適なのが「AIPRM for ChatGPT」です。記事の作成やマーケティングのアイデア出しなど、様々な用途のプロンプトを試してみたい方にもぴったり。世界中の専門家が作成した質の高いプロンプトを、ホーム画面からワンクリックで利用できます。SEO、マーケティング、プログラミングなど1000以上のテンプレートが用意されており、出力言語やトーン、文体も簡単に指定可能です。
公式ページ:AIPRM for ChatGPT
3.WebChatGPT

「WebChatGPT」は標準のChatGPTがアクセスできない最新のWeb情報を回答に反映させることができる無料拡張機能です。ChatGPTの知識が古いと感じることがある方や、回答の正確性・情報源の信頼性を高めたい方におすすめ。プロンプトに関連するWeb検索結果を自動で読み込み、最新のニュースやトレンドについての質問にも対応できるようになります。回答の参照元URLも表示されるため、ファクトチェックがやりやすくなるはずです。
公式ページ:WebChatGPT
【情報収集・要約を高速化】リサーチ特化の拡張機能
4.Glasp Web Highlighter

「Glasp Web Highlighter」はWeb記事や論文を効率的に読みたい方、読んだ内容を知識として整理・蓄積したい方におすすめの無料ツール。Webページ上の重要な文章をハイライトすると、それらを瞬時にChatGPTで要約・整理できます。情報収集と知識管理がシームレスにつながる体験は、リサーチ業務が多い方におすすめです。
公式ページ:Glasp Web Highlighter
5.YouTube Summary with ChatGPT & Claude

「YouTube Summary with ChatGPT & Claude」はビジネスセミナーや学習系の動画を効率的に視聴したい方に最適な無料拡張機能。長いYouTube動画の内容をクリック一つでテキスト化し、要約を生成します。動画のどの部分で何が語られているかを素早く把握できます。生成される要約にはタイムスタンプが付いており、気になった部分の動画にすぐ飛べるのも非常に便利です。
【文章作成・コミュニケーションを効率化】ライティング補助の拡張機能
6.Jetwriter AI(旧ChatGPT Writer)

「Jetwriter AI」は毎日のメール返信に多くの時間を費やしている方に朗報の無料ツールです。GmailやSNSなど、あらゆるテキスト入力欄で高品質な文章を生成し、特にメール返信業務を大幅に削減します。「要点:〇〇の件、承知しました。期日は△△まででお願いします。」といった箇条書きの指示でも、自然で丁寧なビジネスメールを素早く作成してくれます。
公式ページ:Jetwriter AI
7.Merlin

「Merlin」はブラウザのタブを切り替えずに、すぐにChatGPTを使える拡張機能。Ctrl+M(MacはCmd+M)のショートカットキーで、Webサイト上のどこでもChatGPTを呼び出せます。Webページで選択した文章をそのまま要約・翻訳したり、返信文を作成したりと、作業と思考を中断させずにAIのサポートを受けられます。
公式ページ:Merlin
【UI/UXを改善】より快適に使うための拡張機能
8.ChatGPT for Google

「ChatGPT for Google」はGoogleでの検索とChatGPTを頻繁に行き来している方に最適な無料拡張機能。Googleの検索結果画面の横に、ChatGPTなどAIの回答を並べて表示させることができます。検索キーワードに対する直接的な答えをChatGPTが示し、その根拠となる情報源をGoogle検索結果で確認する、という効率的な使い方が可能になります。
公式ページ:ChatGPT for Google
9.Voice Control for ChatGPT

「Voice Control for ChatGPT」はタイピングが苦手な方や、手が離せない状況でChatGPTを使いたい場合に便利な無料ツールです。マイクを通じて音声でChatGPTに指示を送れるようにします。議事録作成時など他の作業をしながらでも使えます。
【専門・応用】特定のニーズに応える拡張機能
10.NoteGPT

「NoteGPT」は研究者や学生、専門職の方など、長文のPDF資料を読む必要がある方におすすめ。WebページやPDF、YouTube動画の内容をAIで要約し、重要なポイントをまとめたノートを自動生成します。Webページ特化のGlaspと違い、PDFにも対応しているのが強み。複雑なドキュメントの要点を素早く掴むのに役立ちます。料金は無料ですが、一部有料機能があります。
公式ページ:NoteGPT
11.EditGPT

「EditGPT」はChatGPTが生成した文章をチームで校正・編集する方や、文章の推敲プロセスを可視化したいライター向けの無料ツールです。一度生成されたChatGPTの回答を編集した際に、どこがどのように変更されたのかを追跡・比較できます。まるでWordの変更履歴機能のようにAIとの共同作業プロセスが明確になり、文章のブラッシュアップにこだわりたいプロフェッショナルなニーズに応えます。
公式ページ:EditGPT
12.DeepL

「DeepL」は海外のWebサイトやニュースを頻繁に読む方、外国語でのコミュニケーションで翻訳精度に徹底的にこだわりたい方におすすめの無料拡張機能です。ブラウザ上で選択したテキストを、高精度な翻訳で知られる「DeepL」を使って翻訳し、その結果をChatGPTのプロンプトとしてシームレスに連携できます。
公式ページ:DeepL
まとめ:拡張機能でChatGPTを「あなただけの最強アシスタント」に
今回紹介した12個のChrome拡張機能はどれも便利なものばかりです。もし何から始めればいいか迷ったら、まずは使いやすい「Superpower ChatGPT」「WebChatGPT」の2つから試してみてください。
拡張機能導入時にはセキュリティの観点から、必ず公式ストアからインストールするようにしましょう。
ChatGPTは今後も進化を続け、それに伴い拡張機能もさらに高度で便利なものが登場するでしょう。ぜひ今のうちから拡張機能を使いこなし、AIと共に成長する新しい働き方を体験してみてください。
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