すさまじい速度で進化を遂げるChatGPT。2025年11月にリリースされた「GPT-5.1」は、今までよりも正確かつ高速な回答で、一度触れてみると、その進化した機能にきっと驚かされることでしょう。そんなChatGPTを利用するうえで、自分との会話(ログ)を記憶する仕組みが気になる方もいるのではないでしょうか? なんでも覚えていてくれそうなChatGPTですが、実際は記憶してほしい内容は明確に指示する必要があり、逆に不要な情報や残したくない履歴は簡単に削除が可能です。
今回は、ChatGPTのチャットを記憶する機能の概要や、利用に便利な「メモリー機能」の活用方法、ChatGPTのデータを削除する方法を紹介します。
※OpenAIやChatGPTは頻繁にアップデートされているため、バージョンや仕様変更によって管理方法や画面構成が変わる場合があります。
本記事は2025年12月時点の情報のため、実際ご利用の際は、最新の情報や公式ヘルプもあわせてご確認ください。
ライター:荒井啓仁
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ChatGPTのチャットを記憶するルール
ChatGPTのメモリは、OpenAI公式Q&Aによると、「保存されたメモリ」と「チャット履歴」の2つのメモリ機能にて管理されています。
- 保存されたメモリを参照:これは、名前、好きな色、食の好みなど、ChatGPT に明示的に覚えさせた詳細です。
- チャット履歴を参照:ChatGPT は過去のチャットから情報を活用し、将来の会話をより有用なものにすることができます。たとえば、一度「タイ料理が好き」と伝えていれば、次に「昼食には何を食べればいい?」と尋ねた際にその情報を考慮することがあります。 ChatGPT は過去のチャットのすべての詳細を記憶するわけではないため、常に覚えておいてほしい内容には保存されたメモリを利用してください。
「保存されたメモリ」はチャット履歴とは別に保存されており「手動で削除される(あるいはプロンプトとして忘れるように指示する)まで残る」とのこと。手動で削除した後、30日以内にOpenAI社のシステムから「完全に削除される予定」と記述してあります(2025年12月原稿執筆時点)。
チャット履歴やアップロードしたファイルも、手動で削除後、30日以内に削除される予定とされています。ただし、一部例外として「著作権訴訟やサービスの不正利用が発覚した場合」など、ChatGPTに送ったチャット内容に法的義務や調査要請がある場合に限りバックアップされる可能性がある点は注意しましょう。
いずれにせよ削除する可能性が発生しそうな情報はあらかじめChatGPTに送らないようにしましょう。
記憶させたい場合は「記憶して」と指示
ChatGPTは基本的に、ユーザーからの指示がない限り過去のやり取り(別チャットでのやり取り)を常時記憶していないことがほとんどです。
ChatGPTの[設定]内にある[パーソナライズ]→[メモリ]には[チャット履歴を参照する]という項目がありますが、「メモリ」とは違い、完全に情報を保存しているわけではありません。ユーザーの受け答えの傾向や過去のやり取りから関連した情報を参考にする程度です。自分の望む回答のトーンや価値観、禁止してほしいことなどを、全チャットで引き継いでほしい場合はChatGPTに「記憶してほしい」旨を指示し、「保存されたメモリ」として保存する必要があります。


保存された情報は[設定]→[パーソナライズ]から確認可能
「保存されたメモリ」として記憶された情報は[設定]から確認できます。
画面の左下にあるユーザーのアイコンをクリックし[設定]を開きます(※)。設定の一覧から[パーソナライズ]を開き設定画面をスクロール。[メモリ]項目の右にある[管理する]を開けば、ChatGPTに記憶させた情報が確認可能です。

※スマートフォンアプリの場合は、次の手順で設定画面へアクセスして確認できます。
左上のボタンをタップ⇒表示された画面の下の「自身のユーザーアイコン+名前」をタップ⇒[設定]⇒[パーソナライズ]⇒[メモリ]
「チャット履歴を参照する」機能について
[設定]→[パーソナライズ]のメモリ項目には、[チャット履歴を参照する]という項目があります。スイッチの横には「最新の会話を参照できるようにします」と記載がありますが、これは共有した有用な情報を呼び出して活用し、受け答えの好みなどをよりパーソナライズする機能です。基本的にChatGPTは「記憶して」と指示したこと以外を常時覚えているわけではありませんが、この設定がオンになっていると、過去の会話から関連情報が新しい会話に追加されることがあります。「保存されたメモリ」へ記憶させるのとは別に、チャット履歴を参照させたい場合は「(特定のチャットのurlなどをペーストしつつ)過去のチャットを参照ください」という指示が必要です。
記憶させた内容or記憶している内容を削除する方法
ChatGPTに記憶させた内容を消すには、プロンプトで「メモリを消す」旨を指示する必要があります。送信するプロンプトとしては
- 「以前記憶させた[〇〇]という記憶を削除してください」
- 「以前記憶させた[〇〇]というルールを忘れてください」
といったような形式で問題ありません。


![[保存されたメモリ]からも削除されていました](https://yourclip.life/admin/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
[保存されたメモリ]から直接削除も可能
プロンプトを送らなくても、[保存されたメモリ]から、消したいメモリを直接削除することもできます。[保存されたメモリ]を開き、消したいメモリの右にある[・・・]マークをクリック。[削除する]を選べばプロンプトを送らずに削除可能です。
なおスマホアプリの場合は、消したいメモリを長押しして削除できます。
送信したファイルやログを消したい場合は手動で削除
ChatGPTでは、チャット内にある個別のメッセージを消すことはできません。消したい内容がある場合はチャットごと削除する必要があります。
![チャット上部の[・・・]ボタンを押し[削除する]を選択すれば、チャット自体の削除が可能です](https://yourclip.life/admin/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif)
チャット自体を消しても、記憶させたメモリは消えない点には注意しましょう。チャットとメモリは個別で削除する必要があります。
メモリの完全リセット方法

記憶させたメモリを全てリセットしたい場合は[メモリ]から[管理する]を開きます。[保存されたメモリ]画面を開いたら[メモリを検索]の右にある[・・・]ボタンから、[すべてのメモリを削除する]で初期状態にリセットされます。
チャットのリセットも可能

[すべてのメモリを削除する]では、チャットの削除はできません。チャットをリセットする場合は、[設定]→[データコントロール]へと進み[全てのチャットを削除する]を選びましょう。
チャットを消さず非表示にしたい場合は“アーカイブ”を選択
チャット一覧から特定のチャットを非表示にしたい場合は削除ではなく「アーカイブ」を選択しましょう。アーカイブしたチャットは[設定]→[データコントロール]内の[アーカイブ済みのチャット]から確認できます。
まとめ
まるで人間が受け答えしているかのように、正確な回答をしてくれるChatGPT。メモリ機能を使いこなせば、より自分の使い方や好みにマッチしたカスタマイズが可能です。メモリとチャットでは削除できる項目が変わるので、しっかりと確認しましょう。
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