動画編集ソフト  無料/有料おすすめ7選

SNSにアップする動画を気軽に編集してみたい、YouTubeに編集した動画をアップしたい、でも、どんなソフトを使ったらいいか分からない……という方もいるのではないでしょうか? 今回は動画編集経験のある筆者がおすすめする無料ソフト・有料ソフト7選とそれぞれの特徴を紹介します。

手軽に使える!無料の動画編集ソフト4選

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この項では、手軽に使える無料の動画編集ソフトを4つ紹介します。

1.DaVinci Resolve

プロ用の機材などを販売しているBlackmagic Designによる動画編集ソフト。ハリウッドの現場でも活用されているそうで、色味の編集に強いソフトです。無料版でも、Davinci Resolveが持つ基本的な機能は利用可能。カットやBGMをのせる、字幕を入れるといった動画編集に必要な機能も一通り使えます、無料で使える動画編集アプリの中では特におすすめのソフトです。ただし、要求スペックが無料ソフトにしては高いのと、字幕は入れづらいため、YouTube用の動画編集を行いたい場合は少し物足りなくなるかもしれません。

公式Webサイト:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve

開発元Blackmagic Design
特徴有料ソフトにも見劣りしないほど高性能な無料ソフト。
対応デバイスWindows, Mac, Linux
価格無料/有料
テンプレートの有無
音楽や音声の用意
備考無料版でも高機能。ただし字幕は入れづらい。
必要スペックメモリ:16GB以上(Windows)、8GB以上(Mac)、32GB以上(Linux)

2.Aviutl

「無料の動画編集といえばコレ!」というユーザーも多いAviutl。ソフト自体はシンプルな作りですが、有志の作成したプラグインが豊富で、さまざまな機能が追加できるのが特徴です。プラグインを導入すれば、BGMの追加や字幕の挿入なども簡単に行えます。
デメリットは、Windowsのみでしか利用できない点とプラグインの導入と整理が難しい点、動作が重い点が挙げられるでしょう。プラグインの導入で機能は追加できますが、プラグインの導入には知識が必要になります。知名度の高いソフトとはいえ、フリーソフトなので、利用には最大限の注意を払いましょう。

公式Webサイト:https://spring-fragrance.mints.ne.jp/aviutl/

開発元KENくん(個人)
特徴有志による豊富なプラグインと軽量な動作。
対応デバイスWindows
価格無料
テンプレートの有無
音楽や音声の用意
備考有志によるプラグインが多数あり、追加すれば有料ソフト並みの高機能になる。
要求スペックメモリ:4GB以上

3.iMovie

iMovieはAppleの純正動画編集ソフト。Mac、iPhoneやiPadで利用可能ですが、Windows版はありません。各デバイス間での作業の共有もしやすく、操作も簡単ですが機能は限定的。字幕の位置が変えられない、音楽とSEを重ねられないなど、本格的な動画編集を行うには難しいソフトといえます。

公式Webサイト:https://www.apple.com/jp/imovie/

開発元Apple
特徴初心者向け。
対応デバイスMac,iOS
価格無料
テンプレートの有無◯(iMovie内では「テーマ」という名称)
音楽や音声の用意
備考Apple製品間での連携は優秀だが、機能が限定的。
要求スペックメモリ:8GB以上

4.Premiere Rush

パソコンだけではなく、スマートフォンからも利用可能な無料編集ソフト。iMovieやAviutlのようにOSの縛りはなく、利用しているデバイスに関係なく使えます。テンプレートも豊富で操作感覚も直感的ですが、無料版は3回しか動画を書き出せない点には注意が必要です。
SNSやショート動画など、簡単な動画を編集したい方にはおすすめのソフトといえるでしょう。

公式Webサイト:https://www.adobe.com/jp/products/premiere-rush.html

開発元Adobe
特徴さまざまなデバイスで利用可能で操作も直感的。
対応デバイスWindows, Mac, iOS, Android
価格無料、 有料版¥1,078/月
テンプレートの有無
音楽や音声の用意
備考
要求スペックメモリ:8GB以上

プロ御用達!有料の動画編集ソフト 3選

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5.Premiere Pro

テレビマンから動画投稿者まで、愛用者の多いAdobe製の動画編集ソフト。Adobe製のソフトであるPhotoshopやIllustratorなどとの連携も強く、有料プランに加入すれば、Adobeが提供する素材サイト「AdobeStock」が利用できるのも強み。操作も直感的で、音楽や字幕の挿入も簡単。書き出しや動作も軽量ですが、できることが多いかわりに、操作が難しいのは欠点として挙げられるでしょう。ボタンやパネルが多く複雑なため、アプリ上のヘルプだけでは性能を引き出せないこともあります。また、買い切り型ではなく、毎月の支払いが必要で費用は月額3,280円。他のソフトも使えるAdobe CCのプランを契約すると月額は7,780円に(2024年7月現在)。これから本格的に動画編集をしたい、動画編集を仕事にしたい、という方にはぜひおすすめのソフトです。

公式Webサイト:https://www.adobe.com/jp/products/premiere.html

開発元Adobe
特徴細部までこだわったプロ仕様の編集ができる。
対応デバイスWindows, Mac
価格¥3,280/月
テンプレートの有無◯(有料プランに加入する必要あり)
音楽や音声の用意◯(有料プランに加入する必要あり)
備考月額制なので、使用期間が長くなるほどコストが増える。使いこなすためには学習が必要。
要求スペックメモリ:16GB以上

・関連記事:初心者向け Premiere Proの使い方。流れを操作方法から解説

6.Final Cut Pro

Apple製のプロ用動画編集ソフト。iPhoneで撮影した映像などを取り込む際にも連携がスムーズで、Apple製品で制作環境を固めている方におすすめです。操作画面はPremiere Proに近いですが、より見やすく直感的な操作ができます。サブスクリプション型の月額支払いよりも買い切り型が良いという方は、こちらを選択肢に加えてもいいかもしれません。

公式Webサイト:https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/

開発元Apple
特徴Mac専用でプロ向け・買い切りな動画編集ソフト。
対応デバイスMac
価格¥45,000/買い切り
テンプレートの有無
音楽や音声の用意
備考Macに最適化されているが高価。
要求スペックメモリ:16GB以上

7.Filmora

廉価で高機能な有料動画編集ソフトFilmora。動画編集に必要な機能は一通り揃っており、操作画面もPremiere Proなどの有料ソフトとほとんど変わりません。動画の切り貼りから字幕の挿入、音楽、SE(サウンドエフェクト)の追加も難なく直感的に行えます。比較的安価なFilmoraで操作に慣れてから、動画編集を続けたい、さらに高度な編集を行いたいという場合はPremiere ProやFinal Cut Proなどプロ仕様のソフトに切り替えるのもおすすめです。
Wondershare製のアプリには、ビジネスシーンでも活用されている「DemoCreator」もあります。同じ会社なので混同されがちですが、DemoCreatorは、画面録画と編集を一挙に行えるソフト。画面収録した会議やプレゼンテーション、ゲームの録画なども編集可能です。

公式Webサイト:https://filmora.wondershare.co.jp/ad/filmora-video-editor-software/
公式Webサイト:https://dc.wondershare.jp/

開発元Wondershare
特徴直感的な操作性
対応デバイスWindows, Mac
価格¥8,980/買い切り
テンプレートの有無
音楽や音声の用意
備考手軽に始められる、有料ソフトの中ではコスパが良い。
要求スペックメモリ:8GB以上

まとめ

動画投稿サイトだけではなく、SNSにも気軽に動画をアップロードできる現代。「純正アプリでは満足いく動画が作れない」という方は動画編集ソフトを試してみてはいかがでしょうか? 有料ソフトでも体験版を提供しているソフトもあるので、気軽に試してみるのもおすすめです。
動画をアップロードしたり、素材をダウンロードする際には快適な回線の速度が不可欠です。利用中の回線に不安がある場合は、回線契約の見直しもおすすめです。


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※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

  • ライター

    荒井啓仁

    映画・アニメ・漫画が大好きで、Web漫画を15年以上ヘビーに毎日読み続ける。俳優として活動中で、演技者の目線からコラムを書く。

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