コロナ禍の今こそ観たい、おすすめNetflixオリジナル映画4本

新型コロナウイルスが猛威をふるう2020~2021年。コロナ禍は差別・貧困などさまざまな社会問題を浮き彫りにもしました。外出自粛が続く中で人とどう関わるか。世界的な問題に個人には何ができるか。今回はそんなことを考えるヒントになりそうで、かつ最高に面白いNetflixオリジナル映画を4本紹介します。

『さらば! 2020年』最悪な年を毒舌で笑い飛ばす

さらば! 2020年

思い出したくもないことばかりが続いた2020年。映画『さらば! 2020年』はサミュエル・L・ジャクソン、ヒュー・グラントなど豪華俳優が架空の人物になり、それぞれの視点でブラック・ユーモアを交えて最悪の年を振り返ります。「ブラック・ライブズ・マター」、オーストラリアの大火事、アメリカ大統領選挙、ダボス会議、ブレグジット、ヘンリー王子とメーガン妃の王室「引退」、そして何より新型コロナウイルス。
「そういえばこれも2020年だった!」なんてニュースもちゃんと振り返られるよう時系列順にまとめられています。「毒のあり過ぎた現実は笑い飛ばして次に進もう」という制作陣のやさしさが垣間見えるようです。

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『パラサイト』ポン・ジュノによる風刺映画『Okja/オクジャ』

Okja/オクジャ

そんな2020年、『パラサイト 半地下の家族』が外国語映画として初のアカデミー賞4冠に輝きました。『Okja/オクジャ』は『パラサイト』のポン・ジュノによるNetflix映画。おとぎ話調の、風刺の効いた作品です。韓国人の少女ミジャは「オクジャ」と呼ばれる巨大な生物と仲良し。ある多国籍企業に連れて行かれたオクジャを、ミジャは救い出そうと奮闘します。

『パラサイト』同様『Okja/オクジャ』はコメディテイストで描かれつつも、心をえぐる展開が待ち受けています。グローバル企業の搾取・食糧問題など、観る人自身が世界的な問題の当事者であることに嫌でも気付かされます。ミジャとオクジャがお互いを思い合う姿勢に癒やされながらも、観終えた後はしばらく考えこんで動けなくなるような映画です。

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『バード・ボックス』目に見えない何かに閉じ込められる世界

バード・ボックス

『バード・ボックス』は外出自粛を求められる今だからこそ観たいNetflix映画。サンドラ・ブロック主演、ジョン・マルコヴィッチなどが脇を固めます。

登場人物が目隠しをして移動するビジュアルが印象的ですが、その理由は、人の恐怖心を駆り立てる“何か”が見える世界に急になってしまったから。視覚優位で正しさをすぐには判断できない現代への風刺でしょうか。人々は視覚を頼りに生きていたことを思い知らされ、誰に襲われるか分からず疑心暗鬼に。ずっと家に閉じこもるか、それとも外に出るか。どちらにしても“何か”によって「鳥かご(バード・ボックス)」に閉じ込められている。

『バード・ボックス』はゾンビ映画のようなパニック・ホラーであり、ゲーム『バイオハザード』『ラスト・オブ・アス』シリーズのように荒廃後の世界を生きる人々の強さやつながりが描かれた心理サスペンスであり、ヒューマンドラマです。

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『ビル・マーレイ・クリスマス』切ない夜をやさしさで乗り越える

ビル・マーレイ・クリスマス

本記事公開時点では季節外れなのですが、最後にあえて挙げたいのが『ビル・マーレイ・クリスマス』。『ゴースト・バスターズ』や『デッド・ドント・ダイ』の名優、ビル・マーレイが本人役で出演するこの映画。監督は『ロスト・イン・トランスレーション』でマーレイと組んだソフィア・コッポラ。

ビル・マーレイ・クリスマス

ビル・マーレイはクリスマスの日に老舗ホテルからディナーショーをライブ中継するはずが、ニューヨークは突然の大雪に。外出できず無観客で寂しく歌うはめになり、スネるマーレイ。しかしホテルのスタッフ・シェフや、結婚式が中止になった新婚夫婦たちと歌い踊り始めます。

白眉(はくび)のシーンはシェフのバンドとビル・マーレイが歌うシーン。このシェフたち、実はフランスのインディーバンド「フェニックス」で、フロントマンのトーマス・マーズは監督ソフィア・コッポラの夫。ここで歌われる「Alone On Christmas Day」はザ・ビーチ・ボーイズの未発表曲をフェニックスがカバーしたもの。

『ビル・マーレイ・クリスマス』はコメディ調で人生の悲哀、ほろ苦さや美しさが描かれます。ジョージ・クルーニーやシンガーソングライターのマイリー・サイラスが出てくるなど、とにかく出演者が豪華。

年末感が漂う映画ですが、1つの場所にこもるしかなく、楽しいイベントが中止になった中でも歌を歌い、心を交わす。どこかコロナ禍に通ずるものがあり、元気にさせられる『ビル・マーレイ・クリスマス』。クリスマスでなくとも何度も観たくなる魅力があります。

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まとめ

2021年のクリスマスには新型コロナウイルスの流行がおさまっていることを祈りつつ。
ぜひ今回ご紹介した4本の映画をNetflixで観られることをおすすめします。


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