「こんまり」「ミニマリズム」部屋の片付けがしたくなる、Netflix作品3本

新型コロナウイルスの影響で、片付けの時間が増えた人が多いそうです。でも逆に、宅配のダンボール・容器・包装など要らないモノが増えた方もいるのでは。そんな方は気持ちよく片付けが進む動画を観て、気分を上げてみませんか。今回は観終えたら自然と片づけたくなるNetflix作品を3本ご紹介します。

コロナ禍で増えた片付け時間。動機づけにNetflix作品を

コロナ禍で、片付けをする人は増えています。
株式会社ソフトブレーン・フィールドの調査(2020年4月)によれば、外出自粛で最も興味関心が高まった活動として、全体の47.3%が「部屋の片付け」と回答。
株式会社ビープライス(2020年5月)の調査では「ステイホームで増えた行動」として64.3%が「片付け」を挙げています。 

そうはいっても片付けられない。そんなご事情もあるでしょう。ただ散らかった空間ではストレスが増し(※1)、集中力が減退すること(※2)が分かっています。

じゃあ何から始めればいいのか。動画を観ましょう。無理に動く前に、部屋が片付いていく動画を観て、気持ちをスッキリさせてみませんか。
これから紹介するNetflixの作品3本を観終えたら、自然に片付けたくなること請け合いです。

※1 2018年東京大学大学院『居住空間の散らかり度合いとストレスの関係についての研究』
※2 2011年プリストン大学神経科学研究所によるfMRI(機能的磁気共鳴画像)などでの調査

片付けは人を明るくする『THE HOME EDIT 〜暮らしを変える整理術〜』

THE HOME EDIT 〜暮らしを変える整理術〜

『THE HOME EDIT 〜暮らしを変える整理術〜』は、片付けのプロであるクレア・シアラーさんとジョアンナ・テプリンさんが整理術を伝授する番組。ふたりは家庭向け収納サービス会社The Home Editや作家業で成功しています。
リース・ウィザースプーンやクロエ・カーダシアンなどセレブのお宅改造も面白いこの番組ですが、今回はマイクさんとソーニャさんのエピソード7を紹介します。
苦学生対象の放課後教室を運営するお二人。教室の棚は寄贈品などでいっぱいです。生徒は文房具や本を元の位置に戻さず、床にばらまいてしまうよう。

クレアさんはジョアンナさんは助手とともに教室の収納をチェックし、改造していきます。まず棚にある段ボールでは中身が見えず、どこに何があるか分かりにくい。だから片付けるのも面倒になってしまう。そこで段ボールを透明の中が見えるプラスチック容器に変更。容器は変形せず、耐久性があるものを選ぶといいそうです。

このときの片付けのプロセスは以下の通り。

  1. モノを全部収納から出す
  2. モノを分類する
  3. 分類ごとにモノを容器にしまう
表紙の色別に並べる方法

子供たちに本を整理整頓してもらうために、著者名・ジャンル・ABC(50音)順ではなく表紙の色別に並べる方法がこの回では紹介されていました。きれいに整理された教室に、子供たちも大喜び。道具を楽しそうに選んでいました。
片付けされた空間は人を明るくし、活動しやすくもすることが分かります。
クレアさんとジョアンナさんが毎度趣味でレインボー柄をインテリアに入れようとするのが愉快です。

Netflixオリジナルシリーズ『THE HOME EDIT 〜暮らしを変える整理術〜』独占配信中

片付けは自分の時間をつくる『今求められるミニマリズム』

今求められるミニマリズム

Netflix作品『今求められるミニマリズム』の原題『Less is now』は、建築家ミース・ファン・デル・ローエの名言「Less is more(少ないことは豊かである)」が由来。ミニマリズムとは必要最小限での表現方式や、生活様式を指します。

『今求められるミニマリズム』ではミニマリストの人生観が語られます。貧しい幼少期を過ごしたジョシュア・ミルバーンさんは「もらえるものは全部もらっていた。不要なモノばかりだった」と振り返ります。28歳のとき、140年続く会社で最年少の課長になったジョシュアさん。順風満帆に見えましたが、その後母親の死と自身の離婚が重なり、人生を考え直すことになりました。

大きな家、ブランド品、高級車……小さな頃にはなかった高価なモノに囲まれている。でも心は満ち足りない。無計画な消費を続けてきた日々をジョシュアさんは反省します。
ならばモノを減らすと生活は好転するのか? そう考えたジョシュアさんは1日に1つ、モノを減らし続けました。不要なモノを探し、価値あるモノだけ残るのが楽しくなっていきました。

人生の壁にぶつかっていたライアン・ニコデマスさんは、親友のジョシュアさんがなぜ幸せそうなのか、不思議に思います。ミニマリズムの話を聞くと、ライアンさんは引っ越しするつもりで家中のモノを荷造りし始めました。箱に品名を書き、本当に必要なものだけ取り出して生活します。すると80%のモノは箱に入ったまま。8割の不要なモノを寄付してからは「消費ではなく地域に目が向いた。取るよりも与える。モノよりも人を見るようになった」とライアンさんは言います。今では二人で全米を周り、ミニマリズムの考えを講演で広めています。

ジョシュアさんやライアンさんたちはモノを最小限にして暮らすことで、健康や人間関係、創造に時間を使えるようになりました。片付けは、自分の時間をつくる行為でもあるのかもしれません。 

Netflix映画『今求められるミニマリズム』独占配信中

片付けで対話が生まれる『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』

KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~

モノを残すべきか、捨てるべきか。それを「ときめく」かどうかで決めよう、と提案し話題になったのが片づけコンサルタントの近藤麻理恵さん。
2010年の著書『人生がときめく片づけの魔法』は世界で1200万部を超えるベストセラーになり、2015年の『TIME』誌「世界でもっとも影響力のある100人」に選出。さらに2019年のNetflixオリジナル番組『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』で知名度が上がり、アメリカでは「kondo」という言葉を「片付ける」の意味で使う向きもあるそう。

『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』では、片付けに悩むご家庭に近藤さんが赴き、アドバイスします。「Spark Joy(ときめきの魔法)」の合言葉から、魔法のように片付くことを家主は期待します。でも近藤さんは「『こんまりメソッド』は魔法ではなく、人生で何が大事かを見極めること。片付けるのはあなたの役目」と、あくまで寄り添う立場を保ちます。

エピソード6

エピソード6に出てくるアーロンさんとセニータさん、お子さん二人のマティソン家は、モノであふれがち。でも3人目の子供を見据え、いまの家にこれからも住み続けたい。そのためにモノを減らし、整理整頓するのがお二人の望み。
近藤さんは「衣類」「本」「おもちゃ」について、毎週宿題を出していきます。手順はこうです。

  1. モノをすべて収納から出す
  2. 一品一品目を通す
  3. ときめくモノは残す。ときめかないモノは処分

セニータさんは寂しさや不安からかモノをなかなか捨てられません。二人は言い合うこともありますが、モノと向き合うプロセスを繰り返すことで対話が増え、お互いの性格の違いをより理解するようになります。
毎回、近藤さんが訪れるたびにゲストの着る服がきれいになり、表情が軟化していくのが面白いです。この作品を観ると、片付けは人間関係の問題なのかもしれないと気付かされます。

Netflixオリジナルシリーズ『KonMari ~人生がときめく片づけの魔法~』独占配信中

まとめ

今回紹介したNetflixの作品を観て、片付けは人生を体現するのではないかと思いました。大げさかもしれませんが、何を手に入れるか・残すか・捨てるかという判断には個人の思想・哲学が反映されるはず。逆にストレスが溜まっていたり、人生の壁にぶつかってしまったりしたら、片付けをするだけで前進することもあるかもしれません。家が片付くと気分が変わり、導線も変わり、コミュニケーションも変わります。
今回ご紹介したNetflixの3つの作品を観れば、片付けのヒントがきっと得られると思います。


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