eスポーツオンライン大会「鉄拳7 たぬカップオンライン」をレポート!

昨今、テクノロジー分野での話題をさらうeスポーツ業界。大阪に拠点を持つ「CYCLOPS athlete gaming(以下サイクロプス)」とそのスポンサー株式会社オプテージが、eスポーツオンライン大会を開催しています。
全3回行われる当大会の初陣が2020年12月19日に実施。今回はそのレポートをお届けします。

第1回は「鉄拳7 たぬカップオンライン」と称され、メインパーソナリティーはサイクロプス所属のたぬかな選手、実況は同じくサイクロプス所属のどぐら選手が抜擢。大阪府吹田市EXPOCITY内にあるeスポーツ施設「REDEE」が会場、ゲームはたぬかな選手が得意とする「鉄拳7」となりました。

[会場:REDEE]

「鉄拳7」で主流となりつつあるオンライン大会!

「鉄拳7」で主流となりつつあるオンライン大会!

「鉄拳7」は、3D対戦格闘ゲーム「鉄拳」シリーズの最新作。2017年6月の家庭用版登場以来、PS4、Xbox、Steam版が全世界で600万本以上も販売されています。
eスポーツシーンも「TEKKEN World Tour」をはじめ世界的に盛り上がっており、国内でも
「鉄拳7」専業のプロゲーマーが活躍しています。

まずはエキシビションマッチで、たぬかな選手と3名が対戦!

まずはエキシビションマッチで、たぬかな選手と3名が対戦!

記念すべき大会のオープニングを飾るのは、たぬかな選手とのエキシビションマッチ。
大会参加者から抽選で選ばれた3名が対戦しました。

まずはエキシビションマッチで、たぬかな選手と3名が対戦!

選ばれた3名は、いずれもゲーム内クラスが高位の「拳王」まで上がっている猛者で、中にはたぬかな選手が敗戦したことのあるびわこキング選手の名前も連ねられています。

まずはエキシビションマッチで、たぬかな選手と3名が対戦!

3プレイヤーの名前やクラスを見たたぬかな選手は、
「楽な試合をさせてくれよ! これで負けたら、この後の解説できひんやん」とコメント。
これを受けての「これはたぬかなさんが負ける可能性もありますね! 皆さんやっちゃってください!」と嬉しそうなどぐら選手が印象的でした。

まずはエキシビションマッチで、たぬかな選手と3名が対戦!
まずはエキシビションマッチで、たぬかな選手と3名が対戦!

どのプレイヤーもレベルが高く、3本勝負でたぬかな選手が1本とられてしまう場面も!

まずはエキシビションマッチで、たぬかな選手と3名が対戦!

どぐら選手の期待もむなしく(?)、たぬかな選手は見事勝ち越し!

プレイヤーとたぬかな選手たちは試合前後に通話しており、対戦中とは違って和気あいあいとした雰囲気で、ノーサイドの精神はeスポーツにも流れているのだと感じました。リモートでも、ゲームやボイスチャットでお互いを認識できるeスポーツは、一種のコミュニケーションツールになっているのだと思います。

「鉄拳7 たぬカップオンライン」のベスト8には、日本有数のプレイヤーが勢ぞろい!

「鉄拳7 たぬカップオンライン」のベスト8には、日本有数のプレイヤーが勢ぞろい!

さてエキシビションによって、たぬかな選手のテンションも上がったところで、ついに本選がスタート。大会当日の午前中に参加者40名超のプレイヤーによる予選が実施され、ベスト8に名を連ねたのは、以下のプレイヤー。

  • ゆりを選手
  • まあクん選手
  • オレイ選手
  • PINYA選手
  • youjin_boy選手
  • はてな選手
  • はずれメタル選手
  • jack-87mas選手

どぐら選手やたぬかな選手が名を知るプレイヤーがほとんどで、名鉄拳プレイヤーが集まっており、これから始まる対戦に胸が高まるばかりです!

「鉄拳7 たぬカップオンライン」のベスト8には、日本有数のプレイヤーが勢ぞろい!

今大会ルールは、3本先取のシングルトーナメント。
ラウンドは60秒の3ラウンド先取。キャラクターについては、3本先取の途中で負けた側のみ変更可能。キャラのカスタマイズはオフで、対戦するステージはランダム選択です。

注目試合はベスト8 第2試合 オレイ選手×PINYA選手。寝転がるレイが印象的!

注目試合はベスト8 第2試合 オレイ選手×PINYA選手。寝転がるレイが印象的!

どの試合も熱い戦いでしたが、見ていて楽しかったのは第2試合。
様々な大会で活躍するオレイ選手と、大きな大会で優勝経験があるPINYA選手の、優勝候補同士のぶつかり合い。
オレイ選手のレイ・ウーロンとPINYA選手のマスターレイブンは、開始直後にレイが地面に寝転び、知らない人が見れば「えっ」と驚きを隠せない対戦に。もちろん、レイを操るオレイ選手は真剣なのだが、見ていて笑ってしまう展開でした。

1本目と3本目をPINYA選手、2本目をオレイ選手が獲得して、4本目まで突入。

注目試合はベスト8 第2試合 オレイ選手×PINYA選手。寝転がるレイが印象的!

最後はレイブンのコンボをしっかりと決めたPINYA選手が勝利する展開になりました。

ベスト8 第3試合 youjin_boy選手×はてな選手は、フルセットの大接戦

ベスト8 第3試合 youjin_boy選手×はてな選手は、フルセットの大接戦

続く第3試合はフルセットまで続いた熱い展開になりました。
youjin_boy(用心BOY)選手が操作するギガースの高火力と、はてな選手が巧みに操る三島一八(1本目のみ)とフェン・ウェイがぶつかり合い、大会序盤から最終戦までもつれる状況に。

ベスト8 第3試合 youjin_boy選手×はてな選手は、フルセットの大接戦

どちらが勝ってもおかしくありませんでしたが、冷静なプレイをしていたはてな選手が勝利をもぎ取り、ベスト4へと駒を進めました。

続くベスト8の第4試合では、日本有数のギガース使いであるはずれメタル選手が勝利し、第1試合勝者のゆりを選手と合わせて、ベスト4が出揃いました。

ベスト4 第1試合 ゆりを選手×PINYA選手。拮抗した内容だったが結果はストレート

ベスト4 第1試合 ゆりを選手×PINYA選手。拮抗した内容だったが結果はストレート

ベスト4の1つ目は、ゆりを選手が操る風間飛鳥PINYA選手マスターレイブンの対戦。
コンボを着実に繋ぐゆりを選手と、確定反撃をしっかりと当てるPINYA選手の一進一退の攻防が続きます。しかしPINYA選手はチャンスをきっちりと決めて、1本目と2本目を獲得。

ベスト4 第1試合 ゆりを選手×PINYA選手。拮抗した内容だったが結果はストレート
ベスト4 第1試合 ゆりを選手×PINYA選手。拮抗した内容だったが結果はストレート

後がなくなったゆりを選手は、前に出て押していきます。珍しいダブルKOも出て、ゆりを選手があと少しで1本奪取となる熱い試合でしたが一歩届かず、PINYA選手が決勝へ。

ベスト4 第1試合 ゆりを選手×PINYA選手。拮抗した内容だったが結果はストレート

ベスト4 第2試合 はてな選手×はずれメタル選手の一戦も熱い展開に

気になるもう1戦は、はてな選手とはずれメタル選手。
試合前のインタビューでは、はずれメタル選手ははてな選手が使用していた「カズヤが苦手」とコメント。対戦前から気になる試合となりました。

ベスト4 第2試合 はてな選手×はずれメタル選手の一戦も熱い展開に

試合では序盤からはずれメタル選手が操るギガースに、はてな選手が苦戦。
たぬかな選手は「内容は拮抗していたと思いますが、ギガースの守り作りがうまい」とはずれメタル選手のプレイヤースキルを賞賛。1本目、2本目と続けてはずれメタル選手が獲得して、決勝まであと1本に迫ります。

ベスト4 第2試合 はてな選手×はずれメタル選手の一戦も熱い展開に
ベスト4 第2試合 はてな選手×はずれメタル選手の一戦も熱い展開に

3本目、はてな選手も意地があるのか2ラウンドを先取したが、両者一歩も譲らずにフルカウントへ。最後ははずれメタル選手が勝利をもぎ取りました。

3位決定戦 ゆりを選手×はてな選手は、維持のぶつかり合い

来たる決勝の前に、ゆりを選手とはてな選手による3位決定戦を実施。

3位決定戦 ゆりを選手×はてな選手は、維持のぶつかり合い

1本目は三島一八を使うはてな選手が獲得しましたが、ゆりを選手も負けじと2本目を死守。

3位決定戦 ゆりを選手×はてな選手は、維持のぶつかり合い

カウントは1対1となり接戦が予想されましたが、3本目からはてな選手がアスカを攻略しはじめて、ゆりを選手が大苦戦。
そのままはてな選手が3本目と4本目を獲得して、3位入賞を果たしました。

決勝カードは、様々な大会で活躍するPINYA選手とはずれメタル選手!

決勝カードは、様々な大会で活躍するPINYA選手とはずれメタル選手!

初めて開催されたこの大会も、残すはPINYA選手とはずれメタル選手の決勝戦のみ。

決勝カードは、様々な大会で活躍するPINYA選手とはずれメタル選手!

1本目のステージは三島道場。狭いステージゆえに壁ハメが容易であり、流れによっては一気に勝敗が付いてしまうため、読みあいが大事。フルカウントの接戦の末、この読みあいに勝ったのはPINYA選手。

決勝カードは、様々な大会で活躍するPINYA選手とはずれメタル選手!

2本目は、積極的にギガースの懐に入って体力を削るPINYA選手。2ラウンド目に体力が少なくなったところからの逆転勝利は見応えがありました。このラウンドからPINYA選手が流れを掴み、2本目も奪取。優勝に王手をかけました。

決勝カードは、様々な大会で活躍するPINYA選手とはずれメタル選手!

緊張の3本目。はずれメタル選手は、慎重になりながらも攻めなければならない危険な状況。対するPINYA選手は強気のプレイでガンガン前に出てあっという間に2ラウンドを獲得。そして迎えるラウンド3……。

決勝カードは、様々な大会で活躍するPINYA選手とはずれメタル選手!

ここまで堅実だったはずれメタル選手のプレイが固くなってしまったのか、PINYA選手に傾いている試合の流れを切ることができず、ついに、決着を迎えました。

優勝はPINYA選手!

優勝はPINYA選手!

そして初代たぬカップ王者は、PINYA選手の手に!
おめでとうございます!

優勝者インタビュー

PINYA選手
はずれメタル選手とは仲が良く、いつも対戦しているんですが、すごい緊張しました。普段の対戦では勝つことが多く、ほかのキャラで来るとも考えていましたが、ギガース1本できたはずれメタル選手に本気の覚悟を痛感。お互いに本気でぶつかり合えてよかったです。
ありがとうございました!

大会を終えて、「鉄拳7」は初心者でも楽しく観戦できるゲームと痛感!

大会を終えて、「鉄拳7」は初心者でも楽しく観戦できるゲームと痛感!

「鉄拳7」は、見ているだけで熱くなれる試合ばかりで、これまで全く触れてこなかったスタッフも大興奮。シンプルに1対1の格闘対戦ゲームなので理解がしやすいのだと思います。

大会を終えて、「鉄拳7」は初心者でも楽しく観戦できるゲームと痛感!

今大会は、たぬかな選手とどぐら選手の解説実況も面白く、配信視聴者からのコメントには「こんなに技名が飛び交う大会は初めて」と楽しむ声も見られました。
アーカイブが残っているので「eスポーツはよく分からないから……」と避けてきた人も、この大会を見ればハマるのではないでしょうか。

また全3回行われるこのシリーズの第2回は、世界中にファンがいるFPSゲーム「Call of Duty: Black Ops Cold War」のチーム戦。2021年1月25 日まで応募をしているので、気になる方は特設サイトをチェック!
第2回を逃した方も、タイトルは未定ですが第3回も予定しているので、要注目です!

最後にメインパーソナリティーと解説実況を務めたお二人のコメントをどうぞ。

大会を終えて、「鉄拳7」は初心者でも楽しく観戦できるゲームと痛感!

たぬかな選手
シングル3本先取は、大会としては長いので納得のいく戦いができると感じて、悪くないと思いました。全試合、すごく楽しませていただき、ありがとうございました!
パーソナリティーが楽しかったので、また「鉄拳7」の大会ができるように事務所へ直訴したいと思います!

大会を終えて、「鉄拳7」は初心者でも楽しく観戦できるゲームと痛感!

どぐら選手
「鉄拳7」はアップデートしたばかりでワクワクしていました。思った通り、前シーズンでは見なかったキャラが台頭してきて、楽しかったですね。レアキャラの技名も覚えていてよかった~と(笑)。面白かったです! 皆さん、お疲れ様でした!


※上記掲載の情報は、取材当時のものです。掲載日以降に内容が変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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